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デザインリフォームならクラフトへ

お客さまインタビューvol.2「生活動線にこだわりたくて」

お客さまインタビューvol.2「生活動線にこだわりたくて」
お客さまインタビューvol.2「生活動線にこだわりたくて」

今回のインタビューは、新宿の高層マンションを購入してリノベーションしたご夫婦。

好みのテイストを追求した空間は居心地がよく、お2人のライフスタイルにぴったり。以前のようにカフェにでかけることがなくなったのだとか。

とことんつきあってくれるリノベーション会社に決めた

お客さまインタビューvol.2「生活動線にこだわりたくて」

CRAFT(以下C):梁や天井のR、グリーンやイエローの壁がとっても個性的で素敵ですね。どのようにデザインを決めたんですか。

ご主人さま:理想通りのイメージ写真がなかったので、妻が持っていた『150 Best Apartment Ideas』という本のなかから、直感で“好きだな”と思う写真をピックアップしていきました。そしたらラウンドオフや、ホワイトをベースにアクセントでビビットカラーを入れる色彩構成に惹かれていることを発見したんです。それをクラフトのデザイナーに伝え、プランを考えてもらいました。

実は、クラフト以外にも2社に見積もりとプランを依頼していたんです。でも、間取りとデザインのイメージをきちんと理解してくれていたのはクラフトだけでした。多少値段が高くても、一生住む家だからそれなりにこだわりたい。そのこだわりにつき合ってくれるリノベーション会社にしようと思っていました。実際の価格は、他社よりも安いくらい。『あっ、もうこれはクラフトにお願いするしかない』と。

価格じゃなくて、どこまで上質を目指すか

お客さまインタビューvol.2「生活動線にこだわりたくて」

C:そうでしたか。「クラフトは価格が高そう、敷居も高そう」なんてよく言われます。たしかに、クラフトは他社のように定額制ではありません。でもプランやデザインはまったくのオリジナルですし、素材にもこだわりがあるんです。同じプランや素材で他社がリノベーションしようとすると、同じくらいか、それより高くなってしまうことも。

要は、価格じゃなくて”どこまで上質を目指すか”ということなんですよね。どのような理想にもとことんつき合うクラフトは、こだわりの強いお客さまに支持されています。既製で理想のキッチンがなければ造るし、扉の取っ手や、タイルの目地なんて細かいところも、お施主さまの好みを考えながらじっくり選んでいくんです。

ご主人さま :それは実感しました。デザイナーさんに「ドアの取っ手は丸いのがいいです」とお伝えしたところ、丸い取っ手と言っても色々なタイプがあるのに、イメージ通りのものを選んできてくれましたから。リノベーションの要望書を10枚にまとめてお渡ししたら、それにプラスαのアイデアを提案してくれたことも嬉しかったです。イメージを共有できていたから、打合せもスムーズで、何よりたのしかった。

C:みなさん、初めは「打合わせって何度もやるから大変なのかしら」って心配されますが、いざはじめてみると、たのしそうな方がほとんどです。やっぱり自分の住まいですから、妥協はできませんよね。どんどんのめり込んじゃう方が多いですよ。奥さまは、どんな理想があったんですか?

水まわり・WIC・寝室をつなげる動線を提案してくれたから

お客さまインタビューvol.2「生活動線にこだわりたくて」

奥さま:私はどちらかというとデザインよりもプランにはこだわりがありました。アメリカで暮らしていたことがあったんですが、そのときの間取りは、寝室がWICやバスルームにつながっていて、朝の身支度や就寝がとてもスムーズでした。

今回のリノベーションではその間取りにしたいって思っていたんですが、他社には『湿気がくるから、水まわりとWICや寝室をつなげるのは絶対にやめたほうがいい』と反対されちゃいまして。結局、希望を取り入れてくれたのはクラフトだけでした。

お客さまインタビューvol.2「生活動線にこだわりたくて」

C:確かにそういう考えもありますね。クラフトでも、“それはやめたほうがいい”と思ったら理由をわかりやすくお話しし、それに代わるプランをご提案します。しかし、今回はお2人のライフスタイルに合った住まいのために、この動線を絶対に叶えたいと思いました。

実際、浴室と洗面室は親子換気扇で湿気対策は万全ですし、ドアをきちんと閉めれば湿気がWICや寝室まで流れることはありません。晴れてご希望の寝室~WIC~バスルームがひとつながりになりましたが、暮らし心地はいかがですか?

奥さま:想像通りです! 朝は起きたらすぐに顔を洗い、WICできがえて、朝食。夜はその逆で、お風呂から寝室へ一直線。2人とも共働きなので平日はばたばたしていますから、少しでも無駄な動きをしたくないっていうのがありますしね。そういう意味でも大正解でした。

入れるもののサイズを測って、ぴったりの収納を計画

C:WICが通路を兼ねているのもいいですね。マンションだと広さに限りがありますが、こうして空間を有効に使えば居住空間を広く確保できます。WICも決して広いわけではないですが、きちんと整頓して使われていますね。あらかじめお持ちの服をリスト化し、デザイナーに提出してくださったと聞きました。

奥さま:私のドレスが何枚、主人のシャツが何枚、コートは何着、それぞれ丈はどのくらいで…。とにかく細かくお伝えしましたから、気持ちがいいほどキレイに収まります。どこに何を仕舞うかがあらかじめ決まっていて、整理がしやすいですし、衣替えもいらない。ほかの収納も、靴が何足、DVDは何枚かをお伝えし、それに合わせたサイズでつくってもらいました。

C:それで、表にモノがでていないわけですね。生活感をほとんど感じられません。

ご主人さま:モノが表に出ている状態が好きじゃないんです。だから、収納の下にルンバの充電スペースをつくったり、キッチンの背面は引き戸で覆って、家電や食器を隠したり。洗面室には造り付けのランドリーボックスがあるので生活感がなく、妻は『ホテルにいるみたい』と喜んでいます。細々としたお願いを沢山してしまったので、デザイナーさんも大変だったんじゃないでしょうか。

お客さまインタビューvol.2「生活動線にこだわりたくて」
お客さまインタビューvol.2「生活動線にこだわりたくて」

C:いえ、とっても楽しそうに設計していましたよ。現場監督も「こんなRの梁をつくったんだよ」なんて、うれしそうに教えてくれましたし。クラフトの実例にも◯◯テイストなんてあるけど、1つとして同じテイストはありません。やっぱり、お客さまの暮らし方、好み、持ち物によってぜんぜん変わってくる。

場合によっては『モダンだけど、ちょっとヴィンテージ感をプラスしませんか?』なんて提案することも。ひとつひとつのリノベーションが違うから、デザイナーも工事も飽きないし、どんどん進化していこう! と思えるんです。

インタビュー後記

リノベーションで理想の世界感を叶えたご夫婦にお話をうかがいました。

最近は、住む人の“人となり”が現れるような空間をつくることが増えてきたように感じます。 ラフだったり、ヴィンテージだったり、今回のように世界感にこだわったり。ただし、どのようなテイストでも“居心地のよさ”と“上質感”は絶対に守る。

あくまでも住まいですから、そこは絶対に譲れない部分だと思っています。 ”自分だけの心地よさを追求する”ことが、リノベーションのたのしさではないでしょうか。

※こちらの詳しいプランは、デザインリフォーム・リノベーション事例 #387をご覧ください。

<著者>中野 瀬里乃

大学卒業後、出版社・フリーライターを経て、2013年リノベーション会社CRAFTへ入社。自社HPやオウンドメディアにてリノベーション・不動産・建築・インテリア関連の事例紹介やコラムを多数執筆。

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