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以前、クラフトでご自宅をリフォームされたFさん。今回は、湘南エリアで眺めのよい不動産を購入して、別荘を新築しました。「100点満点の作品になった」と話すFさんに、別荘づくりの成功ポイントをうかがいました。
目の前に広がる海と富士山。即決で物件を購入
CRAFT：今回、クラフトで別荘を新築されたきっかけを教えていただけますか。
Fさん：クラフトさんでリフォームした自宅にとても満足していたので、「次は別荘が欲しい」と思い、ずっと物件を探していました。熱海も検討しましたが、自宅から通いづらいのが気になって…。もっと気軽に滞在できる別荘にしたかったんです。
そんな中で出会ったのが、こちらの不動産です。目の前に広がるのは、プライベートビーチと富士山。家族での過ごし方がイメージできたし、なかなか売りに出ない貴重な立地。迷うことなくその場で即決しました。
CRAFT：こちらには戸建てが建っていて、当初はリフォームをご検討だったそうですね。
Fさん：そうなんです。築年数も古くはなかったので、はじめは最低限のリフォームを考えていました。でもクラフトさんと話すうちに、理想がどんどん膨らんで「この景色を最大限に活かすならリフォームではなく、新築で設計する方がいいな」と思ったんです。
大手ハウスメーカーとも比較した結果、クラフトに決めた
CRAFT：新築するにあたり、クラフト以外の会社も検討されたそうですね。
Fさん：はい。クラフトさんの他に、大手のハウスメーカーさんにもお声がけしました。クラフトさんは過去の経験から、間違いなくよいプランを出していることがわかっていたのですが、新築するのは初めてだったので、他社さんの提案も受けてみたかったんです。
CRAFT：比較されていかがでしたか？
Fさん：ハウスメーカーさんは安全性や納期の面ではよかったのですが、打ち合わせを重ねるうちに「これはできない」と言われることが増えて…。なんとなく型にはめられてしまう感覚がありました。
一方、クラフトさんはこちらの希望に対して「どうすれば実現できるか」を一緒に考えてくれる。そんな柔軟性がありました。
前回のリフォームもそうでしたが、こちらのこだわりにとことん寄り添ってくれるんですよね。今回も絶対に妥協したくなかったので「もう一度、クラフトさんとやろう」と決めました。
無駄なスペースをできるだけ無くし、開放感を重視するプラン
CRAFT：別荘の新築プランでは、どのようなところにこだわりましたか？
Fさん：家族と休暇を過ごしたり、ゲストを招いたりしたかったので、「ホテルライク」をテーマにしました。それに、この立地の魅力はなんと言っても眺望です。デザイナーさんに「3階はガラス張りにして眺望を活かしたい」「ルーフバルコニーにはジャグジーがほしい」など色々と希望を伝えたところ、最初の提案プランがまさにイメージ通りでした。
CRAFT：30坪というコンパクトな土地のため、設計の工夫もあったそうですね。
Fさん：そうなんです。できるだけ広く空間を使いたかったので、たとえばPS（パイプスペース）は釣り道具の収納として活用するなど、無駄なスペースをできるだけ無くしました。
また、ハウスメーカーさんの提案は鉄筋コンクリートのラーメン構造で、柱や梁による凹凸が多くて窮屈な印象でしたが、クラフトさんからの提案は柱や梁が出ない壁式構造。おかげですっきりとした空間になりました。
CRAFT：壁式構造を採用されたことで、空間のフラットな美しさがより際立ちましたね。
Fさん：ただし、こちらは砂地で地震や津波のリスクがあったため、杭を30本ほど打ち込んで耐震性を高めています。安全性をしっかりと確保した上で、開放感のある建物を実現する。こういうフレキシブルな対応ができるのは、技術と経験が豊富なクラフトさんならではだと思いました。
景色はもちろん、インテリアの美しさにも癒しを感じる
CRAFT：インテリアにはどのようなこだわりをお持ちでしたか？
Fさん：すべてにこだわりましたが、そのひとつがLDKです。海側一面が大きな窓になっており、さらに天井をベネチアンスタッコにしたので、海のゆらぎが天井に美しく反映されています。
キッチンスペースのデザインもとても気に入っています。海の景色はもちろんですが、こうしたインテリアの美しさも、この別荘の大好きなところです。壁のタイルは、岐阜県の関ヶ原石材に行って選んできました。水墨画のように趣のある模様がとても気に入っています。
CRAFT：素材のひとつひとつを丁寧にセレクトされていったんですね。
Fさん：プランをよりよくしようと、私自身も素材や構造について勉強していましたが、クラフトさんのこだわりも格別なものでした。たとえば間接照明を窓のカーテンボックスの外側に入れて、シェード越しに奥行きを感じられるようにしたり、キッチン上の間接照明のラインが綺麗に出るように調整したり。その甲斐があって、とても洗練された空間になりました。
CRAFT：外から見た印象も、素敵ですね。
Fさん：そうなんです。夜になると、照明の光で建物のシルエットが浮かび上がるようで、浜辺から見たときにとても綺麗なんです。
室内で過ごしている私たちだけでなく、通りを歩くご近所の方々にも「なんだかいいな」と思っていただけたらうれしいですね。
別荘づくりは、経験と対応力がある会社に依頼するのがおすすめ
CRAFT：別荘ではどのように過ごされていますか？
Fさん：週に1度は家族で来ていますし、リモートワークもこちらですることが増えました。自宅から1時間弱のアクセスなので、ストレスなく通えるのがいいですね。
また、相模湾は子供の頃に母と遊びに来たことがあり、富士山は祖父と登った思い出があります。たくさんのよい思い出を一望できる場所なので、何もせずにただ佇んでいるだけで、とてもリラックスできます。
CRAFT：素敵なお話ですね。大切な思い出が重なることで、より特別な別荘になっているんですね。
CRAFT：これから別荘のリフォームや新築をお考えの方に、アドバイスをお願いいたします。
Fさん：別荘は、非日常的な空間ということもあり、やっているうちにこちら側のアイデアもどんどん膨らみます。でも会社側に経験が少ないと対応できず、施主側が諦めることになる。だからこそ、経験と対応力があり、しっかりと希望に向き合ってくれる会社に依頼することが大切だと思うんです。
もちろん、それでもすべての要望が叶うわけではありません。とはいえデザイナーさんにテクニックがあれば、「こういう方法ならできますよ」と別のアイデアを出してくれます。実際、今回もクラフトさんのそうしたところに救われました。
たくさんの制約があるなかで100点満点の別荘が完成したことは、みんなに自慢したいくらい、うれしく思っています。
※プランの詳細は、デザインリフォーム・リノベーション事例 ＃21196をご覧ください。
