物件データ
しなやかな生活動線
「本質的な心地よさ」とは、ギミック(仕掛け)に頼らず、住まいのあるべき姿を純粋に追求すること。青山モデルルームは、そうした私たちのメッセージを伝えるためにプラニングしました。邸内に設けたスムーズな裏動線、モダンなくつろぎを感じるデザイン、国産白河石や無垢の栗やオークなど、本物素材の趣を感じていただけます。インテリアスタイリストの黒田美津子さん(Laboratoryy)によるストーリー性のある小物使いも、見どころのひとつです。
CONCEPT MOVIE
さまざまな過ごし方が生まれる
テーブルゾーン、ソファゾーン、暖炉ゾーン、腰掛けて暖炉と同じ目線で炎をたのしむ段差ゾーン。いくつもの居場所を設け、さまざまなスタイルでくつろげるように。家族と過ごしながらも「個」の時間を重視した、現代の暮らしにふさわしいリビングルームです。廊下・LDK の床フローリングは栗挽板を採用。鉄媒染によって引き出した濃淡が、深いぬくもりを湛えています。
家族の気配が伝わる
書斎へ続く段差部分には福島県産の白河石を使用。日本の風土に合う、落ち着きのある雰囲気を醸し出す石材として古くから使われていた石材です。天井のルーバーとともに書斎まで連続させ、ガラスの引き戸でつながりを感じられるようにしました。フルオープンにすればリビングと一体空間に。家族の気配を感じながら過ごせるワークスペースです。
手しごとを感じる珪藻土の壁
リビングの正面は壁に厚みを持たせ、ニッチを設けました。スポットライトを入れて、飾ったものが際立つように。職人の手しごとを感じさせる珪藻土の壁が、やわらかな空気をつくります。
ほのかな光に包まれる
多灯分散により、空間にメリハリを演出しています。ダウンライトや間接照明、窓際にはスタンドライトをレイアウトし、リビング側の明るさを確保しつつ、くつろぎのスペースに。全体の照明は、時間帯やシーンに合わせて調光可能です。
生活感のない暮らし
キッチンはオープンでありながらも生活感が出ないように配慮しました。レンジフードは上部に埋め込み間接照明を入れ、美しいニッチのように。生活感を抑えつつも、ディスプレイしたアイテムによって暮らす人の気配を伝えています。
プライベート空間をひとつに
ベッドヘッドはファブリックの布団貼り、低い天井には木を張り、ラグジュアリーな落ち着きのあるスペースに。隣には専用のバスルームをレイアウト。ベッドヘッドの裏側には大きなWICも備えるなど、プライベートスペースを一箇所にまとめることで日々の暮らしをスムーズにしています。
伸びやかなバスルーム
床と壁はパウダールームと同じタイルで統一。ガラスのドアで奥まで視線を通し、実面積以上の広さを感じるホテルライクなバスルームとしました。ドアの向こうまで続いている壁際のベンチは、伸びやかな印象をもたらします。左官仕上げのベンチや収納、シャワー周りの壁が、豊かな表情をたのしませてくれます。
やわらかな陰影
エントランスから連続する壁にも白河石を採用。こちらは水磨きと割肌を使い、やわらかさの中に陰影が出るように考えました。玄関ホールの正面には、人気の和紙作家・ハタノワタルさんの作品を。また多くのゲストを招くライフスタイルを想定し、玄関ホールを中心に左手をプライベートスペース、右手をLDKのパブリックスペースとゾーニングしています。