物件データ
青山の骨董通りから一本入った裏通り。ギャラリーや低層マンションが建ち並ぶ静かなエリアに、青山モデルルームはあります。築46年のマンションの一室をリフォーム。奇をてらうことなく、シンプルな心地よさにこだわりました。ヨーロピアンオークや漆喰、珪藻土、大理石といった本物の素材は、ぬくもりあるアクセントに。ソファに座っているだけで、心に染み入るような安らぎが訪れます。お気に入りのホテルのように、最高のくつろぎを感じていただけます。
BEFORE写真
CONCEPT MOVIE
そこに佇んでいるだけで
毎日が満たされていく
余計な装飾はいっさいなし。素材のテクスチャーをダイレクトに感じていただくため、上質な自然素材をあちこちに散りばめています。フローリングに落ちる木漏れ日や、壁に映る光の陰影、ほのぼのとした空気感。何をするのでもなく、ただそこに佇む。家族や友人との食事や会話を楽しむ。ただそれだけで、毎日が満たされていくような空間に仕上げています。
視線を奥へといざなう
玄関を開くと、目の前には大きな壁があらわれます。ジョリパットの風合いを、ここで存分にたのしんでください。やや斜めにレイアウトされた壁は、訪れた人の意識を、奥へ奥へといざなうための工夫。「部屋の中はどうなっているの?」と好奇心をそそられ、早く中に入ってみたくなるはずです。
ルーバーとFIXガラスで
連続性と明るさを
玄関ホールの先は、リビングの入り口。ドアで仕切っているものの、欄間部分をオープンとし、ルーバーを連続させました。異なる空間に一体感をもたらしています。ドアのサイドはFIXガラスに。閉めていても、室内の気配がこちら側まで伝わります。さらにリビングの光を玄関まで届けるという効果も期待。
スプーンカットの床で
おだやかにゾーニング
床には無垢のヨーロピアンオークを。幅広でゆったりとしたイメージに仕上げています。リビングの床はスプーンカットを施し、表面に凹凸を持たせてやさしい肌ざわり。玄関~ダイニングは床材を長手方に張り、リビングは横手方向に。「動く」スペースと「座る」スペースで床の張り方を変え、おだやかにゾーニングしています。
「天井が低い」という
デメリットをメリットに
古いマンションは「天井が低い」というデメリットがありますが、できるだけ天井を上げ、梁の部分はルーバーで目隠し。さらにルーバーに間接照明を入れ、奥行きを演出しました。壁は白で統一。面ごとに漆喰・珪藻土・ジョリパットと異素材を使用し、同じ白でも印象の違いを感じていただけるように。
効率的な動線
家事をもっとスムーズに
洗面室へは、キッチンと廊下のどちらからもアクセスができるように計画。回遊性のある間取りは、家事効率をアップさせてくれます。洗面室と浴室の間は、ガラスで間仕切り。視覚的なつながりによって、ホテルのような伸びやかさと高級感が生まれています。