物件データ
「犬がじゅうたんを掘ったり壁を汚したりで大変だった」とSさんご夫妻は、お子様の独立を機に建替えを決意。 しかし、費用のかさむ地盤改良が必要なため、全面リフォームへと切り替えました。 雑誌やホームページでリフォーム会社を探すなか、施工例に惹かれたのがクラフト。 実際、検討した会社の中でも「デザインに情熱をもってプレゼンしてくれたのがクラフトでした」とご主人。 愛着のある既存の玄関ドアなどは残しつつ、シンプルモダンの美しい空間に仕上げ、必要な補強も加えて優れた耐震性も確保。 床には美しく、犬の体にも配慮したタイル、ダイニングキッチンからガラス越しに見える犬専用の部屋など、人と犬が快適に過ごせる住まいです。
デザイン性を重視、耐震にも配慮しながら、
犬も住みやすい環境をつくりました
シンプルモダンの家づくりにもこだわりながら、人と犬の生活スタイルをどちらも尊重する家づくりも心がけました。 タイルや壁の素材の一つ一つにこだわることで、Sさんや犬たちの暮らしやすさと美しさを両立しています。 水周り部分の地盤が弱くなっていたので補強するとともに、躯体も補強して、現在の新築に求められる性能と同等の耐震性も確保しました。 強度計算も行っています。
リビング・ダイニング
タイルとランダムな格子の織り成す幾何学的な模様はまさに「クラフトデザイン」。 「こういうテイストが好きでクラフトに決めたので、満足です。」スチール階段は、スケルトンにすると犬が怖がるので、 蹴込み板を入れたものを特注で、クラフトにつくってもらった。手すりもSさんのお宅に合わせて造ったオリジナル。
玄関
ガラスブロックが空間のアクセントになっている玄関ホールは、夜ライトをつければガラスのタワーのよう。 クラフトの勧めで取り入れたが「こうして良かった」と奥様。オーダーで取り寄せた愛着ある輸入シャンデリアとも調和している。
リビング・ダイニング
部屋の中と、外のテラス、一続きにタイルを敷き、天気のいい日は外の風を取り入れながら過ごしている。 室内は、フローリングよりすべりにくいが掃除もしやすいタイプ、テラスはすべりにくさを重視したタイプと、同じタイルでも使い分けて、 機能性と美観を両立。3匹のピレネー犬も、フローリングのようにすべることなく歩ける。
キッチン
ガラス越しにドッグルームが見えるダイニングキッチンは、クラフトのアイディア。 「料理をしながら、ついつい犬たちを見てしまいます」と奥様。ドッグルームの出入り口は、既存の扉を利用したもの。 新築の際にオーダーメイドした、面取りガラスをはめこんだ思い入れのある扉で、 「以前は重くて開閉が大変でしたが、吊り戸にしてくれたので、簡単に開閉できます」と奥様。
浴室・バス
「アクア」をテーマにしたバスルーム。白を基調とした、シンプルながらも存在感のある空間にするため、 奥様が前々から使いたかった透明なガラスのモザイクタイルを一面だけに貼ることで、美しいアクセントにしている。
玄関
Rのきいた無垢材の玄関ドアは、新築当時にこだわった愛着のあるもののひとつ。 年月によって深みの増した色や風合い、ぬくもりがモダンの空間で一層引き立ち、オブジェのように空間のアクセントになっている。 他にも、シャンデリアや白く塗装された左のレンガも既存のもの。「いいものは残し、活かす」というクラフトのコンセプトがわかる美しい空間。