物件データ
築33年の戸建てを購入したIさん。1階は和室をなくし、20畳を超えるワンルームのようなLDKにデザインリフォームしました。気軽に外へ出られるよう、リビングサイドにウッドデッキを設置。お子さまが外で遊ぶ姿を見守ることができ、外とのつながりを感じさせ伸びやかな印象に。北側にあったキッチンは玄関の近くへ大きく移動することで、玄関〜SIC兼パントリー〜キッチンに入ることができる効率的な動線に。デザインは、Iさんがお好きな鮮やかなブルーを建具やタイルに取り入れました。北欧モダンの心地よい空間に仕上げています。
家のあちこちがワークスペース
リモートワークが中心のため、PC作業やオンライン会議などができるデスクスペースを各所に設けました。リビングサイドには個室のコンパクトなワークスペースを設置し、仕事はもちろん、お子さまの書類作成などに活用できるように。将来的にはお子さまの学習机としても使用する予定です。玄関の隣に設けたパントリーのなかにもデスクカウンターを設置しました。その日の気分や用途に合わせて、ワークスペース を選ぶことができます。
LDとひと続きのウッドデッキ
気軽に外と行き来ができるように、リビング・ダイニングに隣接してウッドデッキを設置。減築してウッドデッキを敷くための十分なスペースを確保し、お子さまの遊び場や、テーブルを出して家族でくつろぐこともできるように。窓側にはパネリングの下がり天井を設け、内と外をゆるやかにつないでいます。
好きな色やデザインに囲まれて
北側にあったキッチンは玄関の近くへ大きく移動。動線を短縮するとともに、リビング・ダイニングとひと続きに。ネイビーのキッチンや壁面のブルーのタイル、ターコイズブルーの建具など、さまざまなトーンのブルーを取り入れました。ARIAFINAのマウント型のレンジフードをはじめ、設備はデザインと機能にこだわってセレクトしています。
ターコイズブルーがアクセント
床にはブラックチェリーのフローリングを張り、キッチンに設けた集成材のカウンターや柱も似た色で塗装。木のあたたかみを感じる空間のなかでひときわ目を引くのが、ターコイズブルーに塗装したドアです。玄関ホールや洗面室の扉に加え、キッチン奥の引き戸も同じ色で塗装することで、コントラストの効いた明るい空間に仕上げています。
多目的なワークスペース
リビングサイドに、ワークスペースを設けました。1畳程度のミニマムな空間ですが、扉を閉めれば個室となり仕事に集中できます。日頃は保育園の書類作成など、家事スペースとして活用。将来はお子さまの勉強スペースとして使用する計画もあり、フレキシブルに活用できます。
家事も仕事もはかどるパントリー
玄関の先にはSICを兼ねたパントリーを設けました。玄関から入ってすぐに買い物した荷物をしまい、そのままキッチンに入れるように。最短で移動できる家事動線は、青山モデルルームの間取りを参考にしています。また、窓側にはデスクカウンターを設置。家事の合間にPC作業をするなど、ちょっとした仕事もはかどります。
グレイッシュなサニタリー
洗濯機置き場を2階に移動し、洗面室に十分な広さを確保。洗面カウンターには着替えやメイク用品などを置けるように、洗面ボウルを片側に寄せました。収納扉やカウンター正面に貼ったタイルと目地、床材をグレー系で統一することで、落ち着いた印象を与えています。
玄関はゆったりと
玄関から向かって右側にSICを設け、靴などをまとめて収納できるように。窓の下に設置されていた靴箱は撤去し、すっきりとした玄関にするとともに、たたきを広くして、ゆったりとしたスペースを確保しました。階段は既存を活かしていますが、シンプルな手すりにすることで空間と調和するデザインに。階段下は収納スペースとしています。