タワーマンションリフォーム事例:クール&モダンなワンルーム #24123
物件データ


中古のタワーマンションを購入し、クラフトでデザインリフォームをしたAさん。限られた空間を有効に活用するため、廊下をなくし、玄関ホールから最短の動線でLDKへアクセスできるように間取り変更しました。リビング入り口をガラスの框扉とすることで、バルコニーまで視線が抜け、広がりを感じられるように。リビング・ダイニングに隣接する寝室は、4枚引き込み戸を開ければひと続きの空間に。普段は大きなワンルームとしてゆったりと使えるように計画しました。デザインは、黒やグレーをベースとしつつ、床やキッチンの折り上げ天井、キッチンの腰壁などに木を取り入れ、クールな落ち着きを感じさせています。
暮らしに合わせた間取り
ハンドドリップコーヒーを淹れることが多いというAさん。キッチン背面のカップボードはコーヒーミルやケトルなどを揃え、コーヒーを淹れるためのスペースとしました。寝室にギターを飾るため壁に下地を入れたり、小物をディスプレイするためニッチを設けたり、「見せる収納」を充実させた一方、寝室の奥には大きなWTC(ウォークスルークローゼット)や、寝室~WTC~洗面室の身支度動線を設けるなど、暮らしに合わせた間取りとしています。

木のぬくもりに包まれて
床にはブラックウォールナットの挽板フローリング、壁は一面をグレーのアクセントクロス貼りに。テレビの背面には白の壁を立ち上げました。リビングの折り上げ天井にはウォールナットのパネルを貼り、落ち着いた空間に仕上げています。
さまざまな素材感が調和するキッチン
キッチンはフルフラットタイプに変更し、LDKを一体に。料理をしながらバルコニーの眺望も楽しめます。キッチンカウンターの天板や側面、換気扇はモノトーンカラーで統一しつつ、キッチンカウンター下部の腰壁にはウォールナットのパネル、キッチン背面の壁はメタリックなモザイクタイル貼りに。シンプルかつ趣のある空間としました。


仕事も趣味も休息も
リビング・ダイニング奥にはデスクとクイーンサイズのベッドを置き、寝室兼リモートワークスペースに。サイドの壁には下地を入れて、ギターのディスプレイスペースとしています。また、ベッドで休んでいるときにもリビングのテレビを鑑賞できるように、家具の配置を事前に想定しながら計画しました。
ワンルームのような伸びやかさ
寝室は、4枚引き込み戸で仕切れば個々のスペースとして、開ければひと続きの明るく伸びやかな空間として利用できます。どこにいても視線に入りやすい窓際の壁にはニッチを設け、ディスプレイを楽しめるようにしました。


朝の身支度をスムーズに
寝室の奥にはWTC(ウォークスルークローゼット)を設け、さらに奥には洗面室と浴室を配置。寝室からWTCを通り抜けてサニタリーへ直行できるレイアウトとしました。朝の身支度などがスムーズになるよう、生活動線を計画。寝室とクローゼットを仕切る引き戸は両面鏡貼りとし、姿見として使用できるようにしました。
モノトーンのサニタリー
洗面カウンターの天板はダークグレーの人工大理石とし、正面の壁は石目柄のタイルを貼り、シックな雰囲気に。大きなLEDミラーを設置することで空間を実面積以上に広く、奥行きを感じさせています。サイドにはニッチを設けて小物類を収納できるようにすることで、すっきりとしたサニタリーを保てるようにしました。


トイレもモノトーンに
トイレは床も壁もグレイッシュトーンで統一し、落ち着いた印象に。手洗いカウンターもダークグレーのメラミンボードで製作しました。上部にはLEDミラーを設置し、よりモダンでリラックスできる空間を演出しています。
玄関ホールはミニマムに
限られたスペースを有効に活用するため、廊下をなくし、玄関ホールから最短の動線でLDKにアクセスできるように。リビングの入り口はガラスの框扉とし、玄関からリビング・ダイニングまで視線を通して開放を高めました。床や壁のつながりをガラス越しに見せることで、空間をより広く伸びやかに見せています。
