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軽量鉄骨造の耐用年数は?特徴・メリット&事例を紹介!

軽量鉄骨造の耐用年数は?特徴・メリット&事例を紹介!
軽量鉄骨造の耐用年数は?特徴・メリット&事例を紹介!

大和ハウス、積水ハウス、セキスイハイム、パナホームなど大手ハウスメーカーが建てる住宅は、軽量鉄骨が多く採用されています。

そんな軽量鉄骨造のリフォーム・リノベーションや建て替えを考えた際に「法定耐用年数」が気になる、という方も少なくないようです。この記事では、軽量鉄骨の耐用年数や特徴などについて詳しく解説します。

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軽量鉄骨造とは

「軽量鉄骨造」とは、厚みが6mm以下の鋼材を使った構造のことです。鉄骨造(S造)の1つであり、鋼材の厚みが6mm以上のものになると「重量鉄骨造」として区別されます。

鋼材で木造と鉄筋コンクリートの中間ほどの強度といわれており、耐久性に優れ、多くの住宅で使用されています。

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軽量鉄骨造の耐用年数について

耐用年数には、「法定耐用年数」「物理的耐用年数」「経済的残存耐用年数」の3つがあります。

一般的にいわれる耐用年数とは「法定耐用年数」を指し、固定資産(建物など)の価値がゼロになるまでの年数のことです。建物構造によって法律で年数が定められており、その期間は減価償却費を計上可能です。

以下は、構造別の住宅の法定耐用年数です。

軽量鉄骨造の耐用年数は?特徴・メリット&事例を紹介!

耐用年数=寿命ではない!メンテナンスで変化する

住宅の耐用年数と聞くと、イコール家の寿命であるとイメージする方もいるかもしれません。しかし、法定耐用年数はあくまで法律上の定義であり、寿命ではありません。

わかりやすい例として、木造住宅があります。木造住宅の法定耐用年数は22年ですが、物理的耐用年数(経年劣化・自然損耗などで物理的に建物が壊れて使えなくなる年数のこと)は一般的に40〜50年ほどといわれています。

築100年を超える古民家が存在するように、住宅の寿命はメンテナンス次第で延ばすことが可能です。軽量鉄骨造も、鉄骨部分の錆(さび)対策や補強工事などで寿命を延ばせば、50年、60年と長く快適に住み続けることができます。

軽量鉄骨造住宅の特徴・メリット

軽量鉄骨造の耐用年数は?特徴・メリット&事例を紹介!

軽量鉄骨は多くの住宅に使われていることからもわかるように、いくつもの優れた特徴があります。ここから詳しく見ていきましょう。

品質が安定している

軽量鉄骨造でよく用いられる「プレハブ工法」では、一部もしくはすべてのパーツを工場でつくり、現地で組み立てるため、技術差が出にくいという特徴があります。

工場生産で製造コストを抑えつつ、工期も短くできるため、安く早く安定した品質を保てることが可能です。

木造住宅より地震に強い

軽量鉄骨造住宅に使われる鋼材にはある程度の柔軟性があるため、負荷やねじれによって折れにくく、木造住宅より地震に強いという特徴があります。

個別の住宅によっても変わってきますが、新耐震基準を満たした現在の建物であれば震度7程度の地震には耐えられるでしょう。1981年以前の軽量鉄骨造住宅の場合、リフォーム時に耐震性をチェックし、必要に応じて耐震補強工事を行うことで耐震性を高められます。

しっかりメンテナンスすれば長持ちする

法定耐用年数は建物自体の寿命ではなく、法律上の定義です。そのため軽量鉄骨造住宅は、リフォームやリノベーションによって定期的なメンテナンスをしっかり行えば、寿命を延ばし、長く住み続けることができます。とくに構造躯体の鉄骨の錆(さび)に気をつけましょう。

大手ハウスメーカーの家は長持ちしやすい傾向にある

法定耐用年数は建物の構造の種類で決まるため、大手ハウスメーカーでも工務店でも例外なく鉄骨の厚み3mm以下は19年、3mm以上4mm以下は27年です。

しかし、大手ハウスメーカーの軽量鉄骨造の住宅は品質が安定しているため、とくに長持ちしやすいという特徴があります。

大手ハウスメーカーはアフターフォロー体制も充実しており、定期的な点検やメンテナンス、長期保証が受けられることも建物の寿命が延びる理由の一つでしょう。

CRAFTの軽量鉄骨リフォームの5つの強み

軽量鉄骨造の耐用年数は?特徴・メリット&事例を紹介!

軽量鉄骨造の住宅は「間取りを変えられない」「住宅を建てたハウスメーカーじゃないとリフォームできない」と言われ、諦めてしまうケースも多いようです。

しかし、実際は軽量鉄骨造の住宅もリフォーム・リノベーションによって間取り変更が可能です。

ここからは、CRAFTの軽量鉄骨リフォームの5つの強みについて詳しく解説します。

〈1〉間取りを変更できる

軽量鉄骨造では、強度確保のためにブレース(筋交い)を入れて強化することがあります。これにより構造上、壁や柱を動かせないことも。

しかし、「ブレースを露出させることで開放感を作り、広さを感じる空間にする」など、工夫やアイデア次第で理想の間取りが実現できます。構造上の制限をすべてなくすことはできませんが、これまでの豊富な実績を活かし、ご希望に適うプランをご提案しています。

〈2〉自分好みのデザインにできる

ハウスメーカーによる軽量鉄骨造住宅はシンプルでクセがなく、幅広い人にフィットするデザインになっています。一方、「もっとオリジナリティが欲しい!」と物足りなさを感じてしまうことも。

リフォームを行えば、アンティーク・ヴィンテージ、モダン、クラシカル、北欧、ホテルライクなど、お手持ちの家具やインテリアのテイストに合う自分好みのデザインにすることも可能です。

〈3〉あらゆるハウスメーカーのリフォームに対応

軽量鉄骨のリフォームが難しいといわれるのは、大手ハウスメーカー各社がそれぞれ独自の工法を用いて家を建てているから。

中にはかなり難しい工法もありますが、工法をしっかりと把握すれば、間取り変更などのリフォームも可能です。CRAFTは大和ハウス、積水ハウス、セキスイハイム、パナホーム、ミサワホームなどあらゆるハウスメーカーのリフォームに対応しているため、諦めずに一度ご相談ください。

〈4〉ライフスタイルや好みに合わせられる

「新築の物件を探していたが、気に入る物件に出会えなかった」「両親から相続した家を自分たち家族のライフスタイルに合う場所にしたい」「空き家をおしゃれにリノベーションしたい」など、リフォームやリノベーションを検討する理由は、ご家族によってさまざまです。

家からの眺めが気に入っている、職場に近い、周辺環境が便利などの理由から、愛着ある築年数が古い住宅をリフォームしたいという方も多くいらっしゃいます。

このようなケースでは、住宅を一旦スケルトンの状態にし、構造躯体に補強工事を施すことで耐久性・耐震性を高め、住宅の寿命を延ばすことが可能です。

メンテナンス時には目視で状態をチェックし、必要に応じてサビによる鉄骨の劣化を防ぐ防錆工事も行います。

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〈5〉今のお悩みを解消できる

軽量鉄骨造住宅は、「寒い」「音が気になる」といわれることがあります。しかし、リフォームやリノベーションを行えばこのような軽量鉄造住宅の悩みを解消し、より快適な住まいにすることも可能です。

  • ・耐震性
  • ・耐火性
  • ・防水性
  • ・防音性
  • ・断熱性能 など

例えば、リフォームによって上記のような性能を高められます。間取りやデザインだけでなく、このような点にも注目し、適切な工事を行えば、大切なご家族が暮らす住まいの快適性をさらに高めることが大切です。

軽量鉄骨造住宅のリフォーム・リノベーション事例

ここからは、CRAFTの軽量鉄骨造住宅のリフォーム・リノベーション事例をご紹介します。事例をチェックして、我が家のリフォーム・リノベーションのイメージを膨らませてみてください。

築年数40年の戸建てをリフォームした事例

軽量鉄骨造の耐用年数は?特徴・メリット&事例を紹介! 軽量鉄骨造の耐用年数は?特徴・メリット&事例を紹介!
リフォーム・リノベーションデザイン事例#17303

葉山の高台にある眺めのいい築40年の戸建てを、永住の住まいにリフォームした事例です。

リフォーム前は部屋数が多く、各部屋がやや窮屈な印象でした。そこで、使わない部屋や長い廊下を取り込み、18畳ほどの広々としたリビングにしました。軽量鉄骨造の住宅のため構造上なくすことができないブレースと柱は露出させ、開放感のある空間に。さらに、壁や天井と同じく白く塗装することで、空間に自然に馴染ませています。コーナー部分には窓を連続させ、見晴らしのいい高台からの景色を楽しめるようにしています。

二世帯住宅を一世帯で暮らせるようリフォームした事例

軽量鉄骨造の耐用年数は?特徴・メリット&事例を紹介! 軽量鉄骨造の耐用年数は?特徴・メリット&事例を紹介!
リフォーム・リノベーションデザイン事例#00224

こちらの軽量鉄骨造のお住まいは、 二世帯住宅を一世帯で暮らせるようリフォームしています。

構造上動かせない部分もありましたが、施工したメーカーに構造を問い合わせ、プランを工夫することで理想の間取りを実現しました。好みの異なるご家族のご希望で、テイストを変えた和室では、撤去できない柱を活かす工夫を。柱は茶色に塗装、壁の内側は丸くくり抜くことで、印象的な飾り棚をつくりあげました。

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〈まとめ〉軽量鉄骨住宅はリフォームにより、長く住み継ぐことができる

軽量鉄骨造の住宅の耐用年数は建物の寿命ではないため、しっかりとメンテナンスを行えば長く住み続けることが可能です。

軽量鉄骨造は構造上どうしても動かせない柱や壁があるといった制限もあるものの、工夫とアイデア、そして防水性や断熱性能を高める工事を行えば、こだわりを詰め込んだ素敵な住まいに生まれ変わるポテンシャルがあります。

CRAFTはあらゆる大手ハウスメーカーに対応しており、軽量鉄骨造の住宅のリフォーム・リノベーション実績も豊富です。他社では難しいといわれた場合でも、諦めずに一度お気軽にご相談ください。

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CRAFT 編集部

<著者>CRAFT 編集部

一級建築士・二級建築士・インテリアコーディネーター・一級建築施工管理技士・二級建築施工管理技士・宅地建物取引士が在籍。さまざまな知識を持つプロフェッショナル集団が、リノベーションや物件購入についてわかりやすく解説します。

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