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至極のマスターピースvol.3「LIEBHERRのワインキャビネット付冷凍冷蔵庫」 

至極のマスターピースvol.3「LIEBHERRのワインキャビネット付冷凍冷蔵庫」 
至極のマスターピースvol.3「LIEBHERRのワインキャビネット付冷凍冷蔵庫」 

”無骨”とさえ言えるほどタフ。同時に”洗練”という言葉が頭に浮かぶ。

〈LIEBHERR/リープヘル〉の冷蔵庫は、まさにドイツらしい”引き算”のデザインが施されています。「強く美しい冷蔵庫は、上質なキッチンをつくる」という信念のもと。

今回は〈LIEBHERR〉のマスターピース、ワインキャビネット付冷蔵庫をご紹介します。

建設機械の冷却技術からはじまった、家電製品事業

至極のマスターピースvol.3「LIEBHERRのワインキャビネット付冷凍冷蔵庫」 

〈LIEBHERR〉を語るうえで絶対に外せないのが「機能性」。その理由は同社の生い立ちにあります。

1949年、Hans Liebherr (ハンス・リープヘル) が建設機械メーカーとして創業。建設機械を中核に、航空機のエアロパーツ産業、輸送システム、ホテル事業など事業領域を広げてきました。今ではグループ総売上高1兆円超を誇る、建設機械産業の世界的リーディングカンパニーに成長しています。

一方で1954年、ドイツの冷蔵庫普及率が1割ほどだった時代に、建設機械をクールダウンさせる技術からヒント得て生みだしたのが「冷凍冷蔵庫」です。そのため同社は、家電製品事業を冷蔵・冷凍製品だけに特化するという潔さ。ここが他の家電メーカーと大きく違うところで、冷却技術に対する骨太な自信がうかがえますね。

「Cooling/Freezing」製品分野における、ヨーロッパ最大級の家電メーカーです。

マスターピースは〈ワインキャビネット付冷凍冷蔵庫〉

至極のマスターピースvol.3「LIEBHERRのワインキャビネット付冷凍冷蔵庫」 

「LIEBHERRなら間違いない」

〈LIEBHERR〉の生い立ちからもわかるように、同社の「技術力」に対する人々の信頼は他に類を見ないもの。ドイツ本国だけでなく、ヨーロッパにおいてトップシェアを誇っています。

そんな〈LIEBHERR〉のフラッグシップモデルが、今回のマスターピースとなる「ワインキャビネット付冷凍冷蔵庫」です。

幅1210mmとボリュームがあるものの、邪魔になるどころか上質な佇まいでキッチンを”格上げ”してくれる。リノベーション時、オープンキッチンのハイライトとして導入する方も少なくありません。

今年の6月には待望のフルモデルチェンジ。フロントはこれまでの曲線をなくし、エッジの効いた直線ラインに。よりシャープで洗練された印象に変わります。

使う人の目にいつも触れる内部は、上質なガラスやステンレスを

至極のマスターピースvol.3「LIEBHERRのワインキャビネット付冷凍冷蔵庫」 

特筆すべきは「食材の鮮度を保つための技術」が惜しみなく発揮されていること。

庫内は1℃単位で温度管理し、野菜や肉を長期間フレッシュに保ち、食材に合わせて湿度調整も可能な既存の「Bio Flesh室」。それに加え、新モデルでは魚介類の保存に最適な-2℃の状態で新鮮に保つ「Bio Flesh Plus室」が搭載されています。

ドアポケットにはステンレス、仕切り棚はガラスを採用。使う人が日常的に触れたり、目にする内部のディテールにも妥協がありません。

至極のマスターピースvol.3「LIEBHERRのワインキャビネット付冷凍冷蔵庫」 

ワインセラーは2ゾーンの温度管理ができ、ワインの個性に合わせてベストコンディションが保てるように。

そんなスペックからは想像できないほど省エネな点も〈LIEBHERR〉の強みです。容量740ℓながらも年間消費電力量は320kWh/年。同レベルの容量を持つ国産冷蔵庫と比較しても、さほど変わりがないと言うから驚きです。

置き型とビルトインの2タイプ。モダンかつ美しい空間にフィット

至極のマスターピースvol.3「LIEBHERRのワインキャビネット付冷凍冷蔵庫」 
リフォーム・リノベーションデザイン事例#16004

〈LIEBHERR〉の冷凍冷蔵庫は、フリースタンディング(置き型)と、表面の仕上げ材をキッチンパネルと統一するビルトインの2タイプ。ビルトインはもちろんですが、フリースタンディングタイプでも、最小の放熱スペースを確保することでフラットに収めることができます。

キッチンの美しさを考えたとき、多くの面積を占める冷蔵庫がもたらす印象は大きなものです。それをいかに調和させ、できればキッチンのクオリティを上げてくれるような冷蔵庫を選ぶことがマスト。そういう意味で〈LIEBHERR〉は、申し分ない冷凍冷蔵庫だと言えるでしょう。

クールで無駄のないシルエットに加えて、表面に使われているマットステンレスにも美しさの理由が。表面に細かな傷をつけるヘアライン仕上げにより、メタリックな質感を強調。装飾を徹底的に消すことによって、ミニマルな美しさを生み出しています。

まとめ

ドイツの家電や設備について思うのは、私たちの想像をはるかに超えたスペックと美しさを持っていること。

もちろん〈LIEBHERR〉はそれを象徴する存在で、高性能で使いやすく、そして美しい。暮らしをワンランク上に押し上げてくれます。

リノベーション前に設備を決めておくと、途中でプラン変更などのリスクがなくなるというメリットも。冷蔵庫から理想のキッチンイメージをつくりあげていくのもよいかもしれません。まずは、ショールームを訪れてみてはいかがでしょうか。

インタックSPS株式会社

ドイツ LIEBHERR社 Household Appliances 日本輸入総代理店。銀座ショールームでは、国内の全取り扱いモデルに触れることができる。(予約制)

<著者>中野 瀬里乃

大学卒業後、出版社・フリーライターを経て、2013年リノベーション会社CRAFTへ入社。自社HPやオウンドメディアにてリノベーション・不動産・建築・インテリア関連の事例紹介やコラムを多数執筆。

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