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〈室内窓〉で明るく広く!知られざる5つのメリットとは?

〈室内窓〉で明るく広く!知られざる5つのメリットとは?
〈室内窓〉で明るく広く!知られざる5つのメリットとは?

このごろ、リノベーションで”室内窓”を取り入れる方が増えてきました。

「室内窓があるとカッコいいから」という声には、もちろん納得。でもそれだけではありません。室内窓は、とても実用性が高いんです。

・光や風を通す
・空間につながりをもたらす
・景色をたのしめる
・家族の気配を伝える

などなど、室内窓のメリットは盛りだくさん。リノベーションで室内窓を設けた事例とともにご紹介します。

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〈光〉をとりこむ室内窓

〈室内窓〉で明るく広く!知られざる5つのメリットとは?
室内窓のあるリフォーム・リノベーションデザイン事例 #16024

よくある田の字プランのマンションでは、”玄関側(共用廊下)とリビング側にしか窓がない”、ということは珍しくありません。昼間でも電気が必要なこともありえるわけです。

そんなときに活躍するのが、室内窓。

こちらのお住まいは、寝室とLDKの間にアイアンの室内窓を取り入れました。リビングの窓から注ぐ自然光を、寝室でも感じられるように。目覚めはやわらかな朝の光をガラス越しに感じ、とても気持ちがよいそうです。

室内窓はアイアンでオーダー製作し、ご希望のインダストリアルな雰囲気に仕上げました。採光とインテリア性を兼ね備えています。

〈風〉を招き入れる室内窓

基本的に住まいは、南北や東西に空気の流れをつくるのがベスト。昔から日本の家屋は、引き戸などで東西南北に風が流れるようにつくられてきました。しかし現代の住まいでは、それはむずかしいですよね。

そんな風の通り道をつくるのにも、室内窓が活躍します。

こちらは玄関横の陶芸スペースを、室内窓でゆるやかに仕切りました。窯を焼く時に熱気がたまりやすいことから、上部は開閉できるように。リビング側と、共用廊下側の窓を開ければ、心地よい風が流れていきます。

〈室内窓〉で明るく広く!知られざる5つのメリットとは?
室内窓のあるリフォーム・リノベーションデザイン事例 #16040

〈広がり〉をもたらす室内窓

〈室内窓〉で明るく広く!知られざる5つのメリットとは?
室内窓のあるリフォーム・リノベーションデザイン事例 #00427

リノベーションでよく聞くリクエストが、「部屋数を減らして、リビングやダイニングを広くしたい」というリクエスト。寝室はコンパクトにし、家族が集まるLDKはゆったりと。

寝室よりも、LDKの広さが重視される傾向にあるようです。

とは言え、寝室があまりにも窮屈だとくつろげません。そこで登場するのが室内窓です。

こちらは寝室をコンパクトにし、LDKを広げたリノベーション事例。寝室とLDKの間には室内窓を入れました。それによって、寝室が実面積以上の広に感じられように。

ガラス越しにコンクリート躯体あらわしの天井を連続させ、つながりを演出していることもポイントです。それぞれ独立した空間なのに、ワンルームのような印象です。

〈インテリア〉をつくる室内窓

〈室内窓〉で明るく広く!知られざる5つのメリットとは?
室内窓のあるリフォーム・リノベーションデザイン事例 #00437

室内窓にはベースメントやNYロフトアパートメントのような、ラフな空気感を演出する方法も。

こちらは築40年のRC造の一戸建て。ちょっと建築的でむずかしいお話になるのですが、プレイルームとして大きな空間をつくりたいけれど、建物の耐久性を考えると躯体壁を残したい。そこで、躯体壁に室内窓をとりつけて、抜け感を出しつつデザインとして活かすことに。

室内窓はスリムなスチールを使用。引き戸とグリッド(格子)の取り方にもこだわり、整然としたイメージに仕上げています。

室内窓が空間を引き締め、遊び心とリラックス感のある空気をもたらします。

〈景色〉を見せる室内窓

〈室内窓〉で明るく広く!知られざる5つのメリットとは?
室内窓のあるリフォーム・リノベーションデザイン事例 #00217

ほとんどのマンションがそうですが、こちらのお住まいも、バスルームには窓がありませんでした。

しかしお施主さまからは「夜景を見ながら入浴したい」というリクエストが。そこでバスルームに室内窓を取り入れることに。

浴室を大きく移動し、眺めのよい部屋との間に室内窓を。

〈室内窓〉で明るく広く!知られざる5つのメリットとは?
室内窓のあるリフォーム・リノベーションデザイン事例 #00217

こんな都会のビル群をながめながら、贅沢なバスタイムを過ごせるようになりました。

暮らす人の悩みを解決したり、希望を願いを叶えるのが室内窓。デザイナーのアイデアや工夫によって、住まいのポテンシャルをぐっと引き出してくれます。

〈気配〉を伝える室内窓

〈室内窓〉で明るく広く!知られざる5つのメリットとは?
室内窓のあるリフォーム・リノベーションデザイン事例 #17004

室内窓には、家族の気配を伝える役割もあります。

たとえばこちらのお住まいは、1LDKにリノベーション。寝室とリビングの間に室内窓を設け、家族が別々の空間で過ごしていても、気配が伝わってくるように。

ペットを飼っているご家庭にも、室内窓はおすすめです。ベッドルームで読書をしていても、リビングの愛犬の様子がよくわかる。なんだか落ち着きがなくなってきたら、「そろそろお腹が減ったかな」なんて気がつきますね。

いつも家族の気配を感じていたいなら、室内窓を取り入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

室内窓のあるリノベーション事例をご紹介しました。

・デザイン性を生み出す
・光や風を通す
・空間につながりをもたらす
・景色をたのしめる
・家族の気配を伝える

といったたくさんの効果があります。アイアンの室内窓でインダストリアルな雰囲気にしたり、木製の室内窓でナチュラルに仕上げたり。お住まいのインテリアに合わせて、取り入れてみてはいかがでしょう。

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CRAFT 編集部

<著者>CRAFT 編集部

一級建築士・二級建築士・インテリアコーディネーター・一級建築施工管理技士・二級建築施工管理技士・宅地建物取引士が在籍。さまざまな知識を持つプロフェッショナル集団が、リノベーションや物件購入についてわかりやすく解説します。

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