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「クラフトの評判をもっと知りたい!」「口コミが気になる」という方に読んでいただきたい、お客さまインタビューです。
「はじめから新築マンションは選択肢になかった」と話すAさん。新築マンションの画一的なデザインではなく、自身の暮らしに合わせた住まいをつくりたいと考えていました。
そこでクラフトの〈中古を買ってリノベーション〉で物件探しからスタート。ご希望に叶った物件を見つけ、理想のブルックリンスタイルにリノベーションしています。
クラフトに中古マンションを探してもらうことに
CRAFT(以下C):駅近で、角部屋で、空が近く…とてもステキなマンションですね。物件購入にはどんな条件をお持ちでしたか?
Aさん:いろいろありましたが、大きく絞ると『会社の近く』『75㎡くらいの広さ』『角部屋』の3つです。もちろん予算もありました。最初は自分で物件を探していたんですが、なかなか条件にあった中古マンションが見つからなくて。
それと同時にリノベーション会社を探していたので、全部で4社のリノベーション会社に相談しました。その中で、クラフトの青山モデルルームで営業さんとお話させていただいたときに『何か違うぞ』と。
担当者と話してみると「とにかくプロだ」という気がした
C:具体的にはどのように感じられたんですか。
Aさん:とにかく話がプロなんです。こちらが質問すると、専門的なことを的確に答えてくれるし、できること・できないことを、わかりやすく、納得できるように伝えてくれる。話していて『なるほどな』と感心するばかりでした。『クラフトは職人もいいんですよ』とおっしゃっていたことも心に残っていましたね。
その時に『物件を探している』とお伝えすると、不動産担当の方を紹介してくださいました。実は、物件仲介もしていると知らなかったんです。
後日、担当の方と一緒に候補の物件を内見。まずは部屋からの眺めを確認し、それから担当の方が床を足で踏んだり、壁を叩いたりしていて。『キッチンはこのあたりまで動かせます』『この壁は抜けますよ』とアドバイスしてくれました。『これなら思ったようにリノベーションできるだろう』と確信し、購入を決めたのがこちらのマンションです。
はじめから新築マンションは選択肢になかった
C:ところで「はじめから中古マンションを買ってリノベーションをしようと決めていた」ということですが、新築は選択肢になかったんですか?
Aさん:はい。新築マンションに使われている合板フローリングやクロスがあまり好きじゃなかったんです。また、小さな部屋がいつくもあって…とファミリーを想定した間取りが中心。新築は理想的な間取りを見つけるのは、難しいな…と。
昼は明るい西海岸、夜は落ち着いたブルックリン
また、『昼と夜で部屋のイメージを変えたい』というのがありました。
昼は自然光が注ぐちょっと西海岸のような雰囲気で、夜はブルックリンのバーのような落ち着きがある。そこにちょっと、インダストリアルな雰囲気も欲しかった。倉庫のような無骨な感じですね。デザイナーさんに言葉で伝えるのはむずかしかったので、理想の空間の画像をお見せしました。
間取りの理想も細かくありました。
『廊下をなくしたい』『寝室に室内窓』『ウォークスルークローゼット』『バーカウンター』などなど。とくに採光と通風のために、室内窓はどうしても欲しかった。陽当たりのいい南側にあるといいかな…と考えていました。
室内窓の先に見えるのは、思ってもみなかった景色
C:やりたいことが明確でしたね。室内窓による採光やウォークスルークローゼットの動線など、リノベーションの勉強をわりとなさったのでは?
Aさん:勉強というほどではありませんが、自分でネットで調べたり、リノベーションに詳しい友人に話を聞いていたので、ほぼイメージは固まっていました。ただ、クラフトさんは僕の希望をそのままプランにするという感じではありませんでしたね。
C:それは『言うことをきいてくれなかった』という意味ではなく…?
Aさん:もちろんです(笑)。いい意味で期待を裏切ってくれました。たとえば自分では『室内窓のある寝室は南側』と思っていたけど、提案されたのは北側。ちゃんと理由があってのことです。
北側の窓からは隅田川方面が見えて、夜景がとてもきれいなんです。そこで寝室は北側に設け、リビングから室内窓ごしに夜景を眺むことができるプランを提案されました。こんな間取りは想像してなかったので、プランを見せてもらった瞬間、すごくテンションが上がりましたね。
夜はリビングのソファに座ったまま夜景が見えるし、昼は室内窓を開けると南北に風が通り抜け、両側から自然光が注ぎます。想像していたよりもはるかに居心地がいいです。
古材のバーカウンターと黒スチールのワインハンガー
C:ところで、先ほどからバーカウンターの存在が気になっています。たくさんのボトルやワイングラス…お酒がお好きなんですね。
Aさん:友人を招いて自宅で飲むことが多いので、古材でバーカウンターをつくってもらいました。4人掛けで幅・奥行きにゆとりを持たせ、ダイニングテーブルとしても使えるようになっています。昨日もここでアヒージョをつつきながら、会社の仲間と飲んでいたんですよ。
実は、学生時代にバーでアルバイトをしていたこともありまして、オススメのお酒を出したり、カクテルをつくるのが嫌いじゃないんです。ここでカウンターに立ってみんなと話しながらお酒をつくっていると、気分がいいですね。
壁には古材のチークが無骨であたたかい
C:そうでしょうね。古材のカウンターや壁のタイルは経年したような味わいがあるし、このヴィンテージのスツールも身体にとてもフィットします。なんといってもリビングの古材を貼った壁。かなりインパクトがありますが、やさしい雰囲気に満ちあふれています。やっぱり木だからでしょうか。
Aさん:クラフトのデザイナーさんに勧められました。不ぞろいなチークの古材で、ちょっと荒々しいけれど、木だからぬくもりも感じられる。最初は『壁はアンティーク煉瓦かな』と思っていたけど、この古材を勧められた瞬間に即決しました。
『クラフトさんに任せておけば大丈夫』という安心感があった
C:古材の壁やバーカウンター、室内窓…。また英国製のトグルスイッチや、アメリカから輸入したEXITライトなど、ずいぶんとこだわっていますね。仕様決めがすごく大変だったのではないでしょうか。
Aさん:いえいえ、むしろたのしかったです。不動産・営業・設計・工事のそれぞれの担当者さんが連携をとりながら進めてくれたので、時間のムダがなくスムーズでした。
はじめから『クラフトさんに任せておけば大丈夫』という安心感がありましたから、戸惑いよりも、たのしさのほうが多かったです。
インタビュー後記
お酒と音楽とギター、料理やファッション、インテリア。趣味が多く、こだわりが強いからこそ「はじめからリノベーションしか考えなかった」というAさん。さまざまな素材をミックスし、一つひとつのアイテムを吟味し、妥協のないオリジナルの住まいをつくることができました。
ベッドルームのベッドヘッドは後日、ご自身でDIYで設けたそうです。木材にエイジング塗装を施し、フローリングの端材を棚にするなど、プロ顔負けの腕前。リノベーションの過程はもちろん、リノベーション後もこうして手づくりで、住まいづくりをたのしんでいるご様子でした。
※こちらの詳しいプランはリフォーム・リノベーションデザイン事例#00427をご覧ください。
<著者>中野 瀬里乃
大学卒業後、出版社・フリーライターを経て、2013年リノベーション会社CRAFTへ入社。自社HPやオウンドメディアにてリノベーション・不動産・建築・インテリア関連の事例紹介やコラムを多数執筆。