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リフォーム会社の選び方【失敗しないための8つのポイント】

リフォーム会社の選び方【失敗しないための8つのポイント】

期待が高まるリフォームですが、一方で「仕上がりに満足できない」「やりたいことができなかった」といった失敗談は、残念ながら多いもの。そこでこの記事では、信頼できるリフォーム会社・業者の選び方をご紹介します。

(作成日2023.4.6 更新日2025.7.16)

リフォーム会社の選び方【8つのチェックポイント】

リフォーム会社を選ぶ時、ぜひ知っておきたいのが「会社選びのポイント」です。

主なポイントとしては、

  1. 1.ユーザーの評判・口コミが良い
  2. 2.相場よりも見積りが安すぎない
  3. 3.要望に合った提案をしてくれる
  4. 4.設計・施工まで一貫して対応できる
  5. 5.リフォーム前に建物の劣化状況を確認してくれる
  6. 6.アフターサービスが充実している
  7. 7.希望しているリフォームの実績が豊富
  8. 8.家の近隣エリアにある

の8つです。その中でも「とくに重視したいもの」を決めることが大切。たとえば「フルリフォームをしたい」なら、フルリフォームの実積が豊富な会社を候補に依頼しなければ、希望通りのリフォームができません。

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下記で詳しくご説明します。

1.ユーザーの評判・口コミが良い

リフォーム会社の選び方【失敗しないための8つのポイント】

リフォーム会社の評判・口コミには、その会社でリフォームした人のリアルな声がわかるため、必ずチェックしておきましょう。とくに「レスポンスが早いか」「誠実に対応してくれるか」「アフターサポートはどうだったか」など、各社の対応の質がはっきりとわかります。

また評判・口コミには、「Googleレビュー」と、各社公式ホームページに掲載されている「お客様の声」があります。Googleレビューの場合、企業との相性もあるため、多少はマイナスなコメントが混じっていてもそれほど気にする必要はないでしょう。ただし、「希望を聞いてくれない」「対応が遅い」「担当者が不誠実」といった口コミがいくつもあれば、その会社は避けた方がよいかもしれません。

一方、各社ホームページの「お客様の声」は自社で作成されているため、マイナスコメントは見当たりません。理由としては「インタビューを受ける=かなり満足している」からです。その会社が「どこまで誠実だったか」「どこまで真剣にプランを考えてくれたか」「暮らしてからの感想」「アフターサポート」などのリアルな声が掲載されているため、こちらも一読しておくのがおすすめです。

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2.相場よりも見積りが安すぎない

リフォーム会社の見積りは、内容をしっかりとチェックすることが大切です。とくに「他社よりも格安」で提示されたら注意が必要です。

・低品質な材料
・技術力の低い職人
・本来必要な工程のカット

もし、価格を下げるために上記のようなことが行われていれば、品質の低下につながります。高品質な材料や設備、技術レベルの高い職人を使えば、正当な費用がかかるのは当然です。多少なら企業努力により、コストカットできるかもしれませんが、極端な値下げがある場合は、品質に関わるレベルで削減されているかもしれません。見積書をしっかり見て、「工事内容」「使用する素材・設備」を確認しましょう。

3.要望に合った提案をしてくれる

いくらセンスがよく、実績が多くても、一方的にセンスを押し付けたり、会社の都合がよいように誘導するリフォーム業社はやめておきましょう。残念ながら最後までその姿勢は改善されず、トラブルにつながる可能性が高くなります。

相談会でしっかりと要望をヒアリングし、それに寄り添ったプランを提案してくれるのが「本当に良いリフォーム会社」です。また「希望通り」の優等生プランだけでなく、「期待を超えて」わくわくするアイデアを提案してくれる会社に出会えたら、間違いなくベストな会社。安心して任せましょう。

4.設計・施工まで一貫して対応できる

リフォーム業者の中には、設計や施工を外部に委託しているところもあります。それ自体に問題はありませんが、仮に外部と連携が取れてない場合、仕上がりの品質に影響してしまいます。「デザインがいまいちだった」「施工が上手じゃなかった」ということもあり得るため、もし不安があるなら設計・施工でリフォームを行っている会社を選ぶとよいでしょう。

CRAFTは設計・施工を自社で行うことで、高いレベルの品質をキープしているため、最後まで安心してお任せいただけます

CRAFTのリフォーム体制を見る

5.リフォーム前に建物の劣化状況を確認してくれる

リフォーム前に建物の劣化状況をチェックすることは、実はとても大切な工程です。とくに戸建ては、表面的にはきれいに見えても、構造躯体が劣化していることは珍しくありません。

そこでおすすめなのが、建物の状態をしっかりと調査してくれるリフォーム会社です。基礎・壁・床・柱・梁といった耐力性に関わる部分や、サッシ・屋根といった雨水の侵入に関わる部分を建築のプロが入念にチェックし、必要があれば、補修工事や耐震補強を提案してくれます。

ただ表面的にきれいにするリフォームではなく、「これからも長く安心して暮らすためのリフォーム」を行っている会社に依頼するのがよいでしょう。

6.アフターサービスが充実している

リフォームは既存の構造躯体(基礎・柱・梁など)を活かすため、新築に比べると不具合リスクが高いのは事実です。だからこそ、「リフォーム後のアフターサービスが充実しているか」も大切な比較ポイントに。契約前に必ず「どのような保証があるか」「自社で行っているか」などを確認してみましょう。

CRAFTでは、工事ごとに最長10年の保証を付与し、アフターサービスも、自社で直接行っています。リフォーム内容を熟知しているからこそ、スマートな対応が可能です。

CRAFTのアフターサービスを見る

7.希望しているリフォームの実績が豊富

リフォーム会社を選ぶ上で、「希望するリフォームの実績があるかどうか」も重視しましょう。もしご自身が「フルリフォーム」を希望しているのに「部分リフォーム中心」の会社に依頼したり、「ホテルライクなインテリア」が好きなのに「カジュアルな雰囲気が得意な会社」に依頼してしまうと、イメージと違う仕上がりになってしまいます。

会社の公式ホームページやInstagramなどをチェックし、あなたの理想に近いリフォーム事例が掲載されていれば、その会社は「あなたの理想を叶える力量がある」と言えます。必ず、あなたが目指す住まいと、会社の方向性にブレがないかを確認しましょう。



●フルリフォーム(マンション・戸建て)


フルリフォームは間取り変更を伴うため、構造の知識と経験が求められます。マンションなら独自の制約、戸建てなら各構造の対応力があるかどうかが大切です。それぞれの施工事例が複数公開されていれば、安心して任せられるでしょう。


●キッチンリフォーム


キッチンは「使いやすさ」と「デザイン性」の両立が大切です。美しく、生活感がないのはもちろんのこと、動線や収納計画が秀逸で、家事効率に配慮されたキッチンリフォーム実績があるかどうかをチェックしましょう。


●トイレ・浴室・水回り


水回りの移動には、配管経路の確保が必要なため、経験がないリフォーム会社は対応できないケースがあります。水回りを大きく移動したリフォーム実績や、最新設備の知識なども確認しておきましょう。

8.家の近隣エリアにある

自宅から遠すぎない距離にあることも、リフォーム会社選びのポイント。「ショールームを見学しやすい」「相談会に参加しやすい」「トラブルがあればすぐに駆け付けてくれる」「アフター対応がスムーズ」といったメリットがあります。

各社のホームページでは対応エリアを確認できますが、念のため本社や支店の所在地も確認してみましょう。もし東京都心や東京近郊エリアでリフォームをお考えなら、CRAFTにご相談ください。

フルリフォームCRAFT
ショールーム・オフィス:東京都港区南青山 / 東京都目黒区自由が丘
施工エリア:東京・神奈川・千葉・埼玉
※別荘エリア、遠方は、上記外も対応しています(設計のみ)。お気軽にお問合せください。

どの業者を選ぶべき?リフォーム専門会社・工務店・ハウスメーカーの違い

リフォーム業者は大きく5つに分かれ、それぞれメリット・デメリットが異なります。まずはこれを知ることで、リフォーム業者を選びやすくなるでしょう。以下に、会社ごとの特徴をまとめました。

リフォーム会社のタイプと特徴

それぞれ、詳しく説明していきます。

独立系リフォーム会社(CRAFT等)

リフォーム会社はどう選ぶ? デザイン性・施工力の見極め方
デザインリフォーム・リノベーションCRAFT #20300

独立系のリフォーム会社は、ハウスメーカー・不動産会社などの親会社がなく、独自に運営しています。

特定の商品に縛られないため、プランの選択肢が多く、オーダーメイドで自由なリフォームができます。中にはCRAFTのように、社内に建築家と工事監督が在籍し、自社設計・施工で対応している会社も。その場合は、社内の情報共有がスピーディーで、設計意図が正確に現場に反映されます。さらに設計と施工を一括で請け負うことで、不要な中間マージンも発生しにくく、コストパフォーマンスの高い提案が可能です。耐震補強・断熱工事の対応や、中古物件仲介など、サービスの幅が広いことも特徴です。

ただし、リフォーム会社ごとにサービス内容が異なるため、比較検討には少し時間がかかるかもしれません。また中小企業が多いため、「対応エリアは都心のみ」と限定されているケースも。必ず公式ホームページで、対応エリアをチェックしておきましょう。

一方で、費用は大手や設計事務所よりも抑えつつ、自由な発想で理想の住まいを叶えることができるのが、独立系リフォーム会社のメリットです。「暮らしやすくて、センスのよい住まいにしたい」という方にはおすすめです。

大手ハウスメーカー系

大手ハウスメーカー系のリフォーム会社は、大手ハウスメーカーのグループ会社、または子会社のこと。たとえば積水ハウスリフォームやミサワリフォームなどが、これにあたります。全国に対応しており、長期保証などのアフター体制も万全。また自社で建築した住宅の構造を把握しているため、対応がスムーズです。

ただし会社によっては自社の標準仕様や使用する建材のルールがあり、プランが制限されてしまう場合があります。また価格が高めになりやすいなど、コスト面での注意点も。

新築時のハウスメーカーに依頼したほうが安心だと感じる方や、標準的な間取りやデザインで満足できる方にはおすすめです。

工務店(地域密着型)

地域に根ざした中小規模の工務店が、自社の職人や地域のネットワークを活かして対応するのが工務店のリフォーム。その土地の建築条件や法規制に精通しているため、規制の多い特殊なエリアでも安心して任せられます。さらに、熟練職人による高品質なリフォームを、手頃な価格で提供。近くに店舗があり、アフターサービスも迅速に対応してもらえるなど、さまざまなメリットがあります。

しかし工務店によっては、デザイン性が、独立系リフォーム会社や設計事務所よりも劣るケースも少なくありません。「提携している設計事務所があるか」などを聞いてみましょう。

フローリングやクロス交換などの小規模なリフォームをしたい方、費用をできるだけ抑えたい方にはおすすめです。

設計事務所

設計事務所は、在籍している建築家がリフォームのプランを考えます。設計事務所ごとにデザイン性やコンセプトが異なり、建築家がオーダーメイドのプランを提案してくれる点が魅力です。また工務店や不動産系のリフォーム会社に比べて、プランの自由度が圧倒的に高い点もメリットだと言えるでしょう。

ただし快適性や使い勝手よりもデザインを優先する事務所もあり「かっこいいけど、暮らしづらい」という例も。また施工を外部に委託するため、工事は別会社(工務店など)に委託されます。他のリフォーム業者に比べると、割高で工期が長くなりやすい傾向です。

時間と予算にある程度の余裕がある方、しっかりと住まいに向き合って「唯一無二」の住まいづくりをしたい方にはおすすめです。

不動産系

不動産会社やそのグループ会社が行うリフォームです。本来なら別々の会社に依頼する「中古物件購入」と「リフォーム」をまとめて任せられるため、効率的です。会社によっては定額プランが用意されており、対応がよりスピーディーなことも。物件購入から住み替えまでのスケジュールの見通しが立てやすい点や、リフォーム費用を物件購入時の住宅ローンにまとめられる点も、大きなメリットです。

ただし「リフォームの対応範囲」は会社ごとにさまざまです。リフォーム自体を外部に委託していて意思疎通しづらかったり、床・壁・天井の仕上げ材や設備交換のみの表層リフォームのみしか対応ない会社も。また、自社が保有するリノベ済み物件を勧められるケースもあるため、「自分に合った住まい」をしっかりと見極める姿勢が大切です。

物件購入〜リノベまでを効率よくワンストップで進めたい、という方にはおすすめです。

リフォーム会社選びでよくある失敗談

「リフォーム会社選びで失敗した」という声は少なくはありません。それらを良いリフォーム会社選びの参考にしましょう。「評判の悪い会社は避ける」「有名・センスの良さだけで判断しない」といった心構えも大切です。

失敗談① 価格の安さだけで選んだらトラブルが続出

悪質なリフォーム会社は、相場よりも大幅に安い価格で惹きつけて後から追加工事を提案する「釣り広告」のような手法をとることも。また見積りがざっくりしていて、どこにどれだけのコストがかかっているのか分かりにくく、後から追加請求されるケースもあります。価格の安さではなく、どこにどれだけの費用がかかるか丁寧に説明してくれる、誠実で良心的なリフォーム会社を選びましょう

失敗談② デザインがイメージと違って後悔

いくら有名なリフォーム会社でも「イメージと違う…」という後悔が生まれることがあります。その原因のほとんどが、完成イメージの「認識違い」によるものです。同じ「シンプルモダン」でも、イメージする空間は人それぞれです。センスが良く、3Dパース・VR・素材サンプルを活用し、しっかりとイメージを共有してくれるリフォーム会社を選びましょう。

失敗談③アフター対応が不親切

「施工ミスを認めない」「工事後すぐの不具合なのに、使い方のせいにする」「返事が遅い」といったリフォーム会社は残念ながらあります。かならず契約前に、保証内容や対応体制を確認しましょう。「自社にアフターサービス専門部署がある」「保証制度が明確」「施工後に第三者機関によるチェックが」あるといったリフォーム会社なら、後悔が少ないでしょう。

〈まとめ〉信頼できるリフォーム会社は、最終的に相談会で見極める

事前にサイトや口コミを調べて数社に絞ったら、リフォーム会社の相談会に参加してみましょう。ショールームを見学したり、具体的なサービス内容を担当者の口から聞くことで、会社の方針や担当者の人柄が見え、より明確に比較しやすくなります。

CRAFTの都内・青山ショールームの見学&相談会では下記を行っています。

・建築のプロが、お住まいのお悩みやご希望を丁寧にヒアリング
・間取り図があれば、その場で可能なプランや費用感をお伝え
・208㎡のショールームを、間取りとデザインのアイデアに
・物件探しのご相談も可能

今のお住まいのお困りごと、これからどんな物件を買えば良いかなど、どのようなことでも、お気軽にご相談ください。

フルリフォーム専用ページはこちら リフォーム・リノベーション相談会

<著者>中野 瀬里乃

CRAFTのインハウスエディター兼ライター。出版社を経て2013年リノベーション会社CRAFTへ入社。自社HPにてリノベーション・不動産・建築・インテリア関連の事例紹介やコラムを多数執筆。

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