マンションリフォーム事例:シンプルモダンの美しさ #24070
物件データ
お子さまの成長に伴い、個室が必要となったKさん。経年劣化も気になっていたことから、スケルトンリフォームを行うことにしました。目指したのは「シンプルモダン」で、生活感を感じさせないすっきりとした空間。素材の豊かな質感、効率的な動線・収納により、「美しさ」と「暮らしやすさ」を両立しています。また、十分に使える既存設備はそのまま活用することで、コストバランスを図りながらも、ご希望をしっかりと叶えた点もポイントです。
動線の見直しで、過ごしやすく
玄関ホール〜LDKの廊下を短縮することで、個室を増やしながらもLDKを拡大しました。また、お子さまは必ずキッチン前を通って個室にアクセスするため、自然とコミュニケーションも生まれやすい環境に。動線の見直しにより、暮らしやすさ・空間の広がり・家族のつながりと、さまざまなメリットが生まれています。

廊下を取り込みLDKを拡大
廊下の一部を取り込み、キッチンのレイアウトを変更してLDKを拡大。キッチン横にはお子さまの個室を新設し、必要なプライベート空間をしっかりと確保しています。さらに、リビング・ダイニング側は天井高を上げて開放感を演出。家族みんながくつろげる、ゆとりあるにスペースに仕上げました。
すっきりとしたシンプルキッチン
独立型だったキッチンは、オープンなアイランドキッチンに。リビング・ダイニングで過ごす家族や窓の景色が見渡せる、開放感のあるレイアウトが特徴です。kitchenhouseでオーダーしたキッチンは、作業スペースが広く、ご家族で料理ができるほどゆとりのある広さに。カウンター下に収納を設けることで、見た目にも圧迫感のない、シンプルな空間を実現しました。


珪藻土をアートのように
ダイニング側の壁は、珪藻土を採用しました。コテの塗り跡をそのまま残すことで、手しごとの温もりを感じられるように。まるでアートのように、空間を豊かに彩ります。一枚板のダイニングテーブルとも調和する、味わいのあるスペースとなりました。
2方向から出入りできるWIC
寝室は、シックで落ち着いたインテリアで統一。WIC(ウォークインクローゼット)は左右に出入口を設け、ご夫婦が同時に使っても動線が重ならないように。さらに左には奥さま用のドレッサー、右にはご主人さまのワークスペースをレイアウト。内部も左右で収納を分けることで、個々のパーソナルスペースを明確に保ちながら、生活動線をスムーズにしています。


ホテルライクなパウダーコーナー
パウダーコーナーと脱衣所を分け、ご家族それぞれが入浴・洗面を同時に行ってもプライバシーを確保できるように。壁には大判タイルを使用し、より洗練された印象を与えています。オリジナルで制作した洗面カウンターには、取り外し可能なプレートを設置。プレートを外せば大きな1シンクとして、スライドさせれば大小2つのシンクとして、シーンに合わせてフレキシブルに活用できます。
ラグジュアリーなトイレ
壁・床・カウンターはすべて石目調で統一し、高級感のある空間に仕上げました。壁のタイルはカットパターンにこだわり、シンプルな中にもさりげないアクセントを添えています。洗面カウンターは、床から浮かせることで足元に適度な余白をもたらし、圧迫感を低減。同時に、掃除のしやすさにも配慮しています。


上品な玄関ホール
玄関ホールは、木目と石目調の素材を組み合わせ、シックな雰囲気に。異素材を組み合わせてメリハリをつけつつも、シームレスな印象となるよう計画しています。LDK側の壁の一部はFIXガラスとし、料理中も帰宅した子供たちの気配を感じられるようにしました。
ドアの存在を控えめに
トイレのドアは壁と同じ素材で制作し、周囲と同化させることにより、ドアの存在を抑えてモダンなイメージに。左側のコーナーには、アイアンの棚板を設置。棚を支える支柱は、壁面の水平ラインにメリハリを与えるアクセントとなっています。



相談会では、可能なリフォームプランと費用感を個別にご案内いたします。