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一戸建てのリフォームはマンションよりも自由度が高く、内装はもちろん外観に至るまで理想の住まいに一新できるというメリットがあります。
とくにCRAFTのデザインリフォームなら、新築よりも価値のある住まいを実現することが可能です。CRAFTがこれまで手掛けた一戸建てのビフォーアフター事例をご紹介しながら、デザインリフォームの魅力をお伝えします。
<事例1>ナチュラルモダンなLDKにリフォーム
■LDKのbefore
築31年の一戸建て。対面式のL字型キッチンであったものの、カウンター位置が高く孤立した印象でした。さらに壁紙や天井などの内装が劣化しており、デザインも好みではなかったためフルリフォームすることに。
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■LDKのafter
ダイニングとキッチンの壁にはダークグレータイルを張り、豊かな木目と節が美しい無垢材を使ったオープンタイプの木製棚を造作しました。スチールの丸柱や窓のサッシ、テレビボードの棚を黒でまとめ、ナチュラルな雰囲気をキリリと引き締めています。
天井と床はオークで統一し、木のぬくもりに包まれた贅沢な空間に。木材×タイル×スチールの異素材同士が融合した、おしゃれで味わい深い住まいとなりました。
<事例2>木のぬくもりに包まれた開放的なリビング
■リビングのbefore
築28年の一戸建て。船底天井が美しくこだわりを感じられる空間ですが、間取りも内装も経年が感じられます。リビングと和室を隔てる壁によって光が遮られ、空間を活かしきれていないことも気になりました。
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■リビングのafter
「2階をゆとりのあるLDKにしたい」というオーナーさまのご希望により、和室をリビングに取り込み、さらに階段と壁を移動して広々としたスペースを実現しました。既存の船底天井をダイニングまで延長したことにより、継ぎ目のない開放的な雰囲気を強調しています。天井やフローリング、柱をナチュラルなオークでまとめ、木のぬくもりに包まれた心地よい空間に。
<事例3>木目が映えるダウンフロアのリビング
■リビングのbefore
築11年の一戸建ては古い間取りにありがちな、暗く閉鎖的な間取り。とくに「家族が集うLDKは開放的な空間にしたい」というオーナーさまのご希望により、階段・廊下・和室の壁をなくしてワンフロアにリフォームしました。
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■リビングのafter
リビングは木目の下がり天井とダウンフロアを設け、こもり感のあるくつろぎの空間に。床は直に座ったり寝ころんだりできるよう、肌触りのよいカーペット仕上げです。
階段と廊下の壁は白で統一して明るさと広がりをもたせ、黒いスチールの手すりで空間をほどよく引き締めています。フロア全体の色調やテイストを揃えたことにより、一体感のある心地よいスペースが誕生しました。
<事例4>自然素材のぬくもりあふれるキッチン
■ダイニングキッチンのbefore
リフォーム前のキッチンは壁に囲まれており、食事の支度中は家族とコミュニケーションを取りづらく孤立感がありました。築30年ということもあり、内装の傷みや設備の老朽化も目立ちます。
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■ダイニングキッチンのafter
キッチンとダイニングを隔てていた仕切りを取り払い、ひと続きにレイアウトしました。両側からアクセスできるアイランドキッチンを採用し、料理中も家族の気配がわかるように。キッチンと下がり天井を同じ色合いでコーディネートしたことにより、自然素材のぬくもりを感じる上質な空間に仕上げています。
<事例5>クールな大人の隠れ家のように
■1階部分のbefore
築40年のRC構造の一戸建ては、外気の影響を受けやすく断熱対策が必要でした。細かく区切られた間取りは窮屈な感じがあり、動線も不便です。
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■1階部分のafter
「1階にプレイルームを設けたい」というご希望により、既存の壁を残しつつ室内窓を設け、空間をゆるやかにゾーニング。モルタルやタイル、天然木材といった表情ゆたかな素材で床を張り分け、場所によってさまざまな気分を楽しめるようにしています。
夏の暑さや冬の寒さ対策として建物全体に断熱材を充填し、窓は断熱サッシやペアガラスに交換して気密性をアップ。足元の冷えをシャットアウトする床暖房を設置したことにより、四季を通して温度差が少ない快適な住すまいになりました。
<事例6>家族みんながのびのび暮らせる開放的な二世帯住宅
■リビングのbefore
事務所兼住宅として使用されていた3階建ての物件を、二世帯住宅に一新しました。室内は広々とした空間ではあるものの採光に乏しく、電気を点けないと日中でも薄暗さを感じます。さらに、住宅や工場が密集した地域に位置するため、外部からの視線も気になりました。
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■リビングのafter
2階にLDKを移動し、プライバシーを保ちつつ空気や光を取り込めるよう、ウッドフェンスでほどよく視線を遮ったバルコニーを新設しました。LDKとバルコニーの間には大きな一枚ガラス窓を設け、邸内の隅々まで光がたっぷり行き渡るように。内から外へ視界が広がり、心地よい風が吹き抜ける伸びやかな空間が完成しました。
<事例7>ホテルのロビーのようなラグジュアリーなエントランス
■エントランスのbefore
築30年のRC住宅。既存の玄関はスペースが広く、重厚でこだわりを感じられるものの、デザインの古さや劣化が気になりました
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■エントランスのafter
リフォームでは全体を落ち着いたカラーでまとめ、ホテルライクに。上質なローズウッドでベンチやディスプレイスペースを造作したことにより、デザイン性を高めつつ使い勝手も向上しました。
あえて床に段差をつけることで、空間にリズムをプラスしたこともポイントです。大切なゲストを迎えるのにふさわしい、上品な玄関にランクアップしました。
<事例8>ガラスブロックから透過するやわらかな光に包まれる玄関
■玄関のbefore → after
収納と壁に挟まれた玄関は、日中でも照明が必須でした。
家族の帰宅を明るい雰囲気で迎えられるよう、玄関ホールは白で統一。光を通すガラスブロックを随所に取り入れ、プライバシーを守りつつ明るさを確保しています。収納は鏡張りのシューズクローゼットに取り替えて、さらなる広がりを演出しています。玄関とホールの床は同じタイルで仕上げて一体感を高めたことにより、伸びやかで開放的な空間となりました。
<事例9>スタイリッシュな外観に
■外観のbefore → after
築40年の一戸建て住宅は、外壁やサッシの劣化が目立ち経年を感じさせます。構造躯体も老朽化が進んでいたため、一旦スケルトン状態にして基礎を補強し外観も一新しました。
塀を撤去し、ややセットバック。新たに駐車スペースとバルコニーを設け、空間的にも視覚的にも広がりをもたせています。白と黒のコントラストが効いたスタイリッシュな外壁に、バルコニーへの視界を遮る木目調ルーバーがぬくもりをプラス。凛としつつもあたたかみを感じられる、スタイリッシュな住まいに生まれ変わりました。
<事例10>採光性に優れる白い戸建て
■外観のbefore → after
外壁の傷みや汚れが目立っていた、築18年のお住まいです。1階に配置していたLDKを日当たりのよい2階に変更する大規模リフォームを機に、外観も上品なデザインに一新しました。
新しい外壁は白を基調とし、ラグジュアリーな印象を高めています。それぞれの窓を大きく拡張し、さらに新しく小窓を設けて室内にたっぷりと日差しが降り注ぐように。バルコニーの壁をルーバーに交換したことにより、プライバシーを保ちつつ2階からも外の眺望を楽しめるようになりました。
〈まとめ〉CRAFTのデザインリフォームで、新築よりも価値のある住まいに
デザインリフォームによって、まるで注文住宅のように理想が詰まったこだわりの住まいに生まれ変わります。壁を取り払って光を取り込んだり、最新の設備に一新したり、新しく駐車場やバルコニーを設けたり…。機能性とデザイン性を両立した家は、心豊かな暮らしに導いてくれます。
一戸建てリフォームの実績豊富なCRAFTは、要望や暮らし方を反映したさまざまな設計プランをご提案。大胆な間取りの変更やデザインにより、住まい全体のコーディネートをお手伝いいたします。リフォームを検討中なら、ぜひCRAFTにお任せください。
<著者>CRAFT 編集部
一級建築士・二級建築士・インテリアコーディネーター・一級建築施工管理技士・二級建築施工管理技士・宅地建物取引士が在籍。さまざまな知識を持つプロフェッショナル集団が、リノベーションや物件購入についてわかりやすく解説します。