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リフォームの際には、暮らしやすさや機能性だけでなく「デザイン」にもこだわりたいものです。デザインリフォーム・リノベーションは通常のリフォームよりも、住む人の暮らし方や好みの空間を叶えやすいことが特徴。
ご自宅やご実家、別荘のリフォームを検討している方に、デザインリフォーム・リノベーションで住まいを一新した事例をご紹介します。
(作成日2023.4.12 更新日2024.3.8)
デザインリフォーム・リノベーションとは?一般的なリフォームとの違い
一般的なリフォームは劣化した住宅をもとの状態に戻すことを目的としています。それに対してCRAFTのデザインリフォーム・リノベーションは、「暮らしやすさ」はもちろんのこと、「デザイン」を重視して設計しています。
単に間取りや設備の変更にとどまらず、「美しいな」「心地よいな」と感じながら過ごせるようなデザイン性がポイントです。
ただし「ホテルライクが好き」「カフェのような空間が好き」など、好みのデザインはひとそれぞれですね。ただセンスがいい空間ではなく、住まう人の好みに合わせてオーダーメイドでデザインすることが、デザインリフォームの大きな特徴です。
デザインリフォームの魅力とメリット
一般的なリフォームにはないデザインリフォーム・リノベーションならではの魅力やメリットとしては、
・理想の住宅で理想のライフスタイルを実現できる
・物件の選択肢が広がる
の、2点があげられます。
それぞれ詳しく解説していきます。
理想の住宅で理想のライフスタイルを実現できる
先ほど解説したとおり、デザインリフォーム・リノベーションは住まう人の好みに合わせてオーダーメイドでデザインするタイプのリフォームです。間取りや住宅設備はもちろん、内装や照明など住宅のデザインにとことんこだわってリフォームできるため、より理想の住宅を実現しやすくなっています。
一般的なリフォームでは「暮らしやすさ」を追求していきますが、デザインリフォーム・リノベーションでは「暮らし安さ」に加え、「美しさ」や「心地よさ」にもこだわるので、日々の生活についてもより理想に近いライフスタイルを実現可能です。
物件の選択肢が広がる
リフォームを検討されている方の中には、これから物件を購入する予定の方もいるかと思いますが、デザインリフォーム・リノベーションが前提になると物件の選択肢がグッと広がります。
デザインリフォームが前提となっていると、リフォームで理想の間取りやデザインを実現できるので、既存の間取りやデザインを気にする必要がありません。これにより、人気のエリアや立地の良い物件も選択肢に入るようになってくるので、物件を購入してリフォームしたいと考えている方にとっては非常に大きなメリットになります。
こだわりのデザインリフォーム・リノベーション事例
デザインリフォーム・リノベーションで生まれ変わった、こだわりの住まいをご紹介します。間取りを大幅に変更したり、水回りのデザインを一新したりすることで、暮らしやすく心が満たされる空間となりました。
デザインリフォーム事例1:開放的でラグジュアリーなLDK
ナチュラルモダンをコンセプトに、ラグジュアリーな家具が映える空間にデザインリフォーム。3LDKから2LDKに間取りを大幅に変更し、独立していたキッチンをオープン仕様にしたことで、視界の開けた明るい大空間を実現しました。
邸内は上品なグレージュで統一し、ハイグレードホテルのような印象に。ヨーロピアンオークのヘリンボーンフローリングやアンティーク調のモールディング、キッチンには大理石模様のタイルをアクセントに取り入れ、華やかさと高級感を演出しています。
デザインリフォーム事例2:機能美に満ちたキッチン
白・黒・ライトブラウンを基調とした、木のぬくもりのなかにスタイリッシュさを感じるキッチンです。ご家族と会話しながら料理を楽しめるよう、独立したスペースにあったキッチンの壁を取り払い開放的なオープンスタイルに変更しました。
キッチンとダイニングテーブルを横並びにレイアウトしたことで、家事動線がコンパクトになり配膳から後片付けまでスムーズにおこなえます。キッチンの床には水や汚れを拭き取りやすいタイルを採用し、お掃除のしやすさにも配慮しました。無垢フローリングとの異素材コントラストも美しく、キッチンが空間の見せ場となっています。
デザインリフォーム事例3:高級感あふれるバスルーム
「洗面室・浴室・トイレはホテルのような雰囲気にしたい」というご希望から、ワンルームスタイルのラグジュアリーな水回りを提案しました。それぞれの空間をFIXガラスでゆるやかに仕切り、床と壁をグレーのタイルで統一したことでスケール感を演出しています。
洗面室には4カ所に収納を設け、高級感を保ちながらタオルやストック品をスッキリと収納できるように。ガラス越しに視界が広がり、開放的で心地よいバスタイムを楽しめる空間となりました。
デザインリフォーム事例4:美しく機能的な玄関
やわらかなグレーの空間に木のぬくもりが溶け込んだ、シンプルモダンな玄関です。年齢を重ねても安全に靴を脱いだり履いたりできるよう、玄関の一画に手すりとベンチを設けました。
手すりは黒スチールに麻のロープを巻き、ベンチは玄関の床と同じタイルをコーディネートして空間に溶け込むように。下部にセットした間接照明は足元をほどよく照らす実用性と、心地よい雰囲気を演出するデザイン性の両方を担います。
玄関とLDKを隔てるドアは、少ない力で楽に開閉できる引き戸を採用しました。木とガラスの異素材コントラストが美しく、黒のドアハンドルが空間を引き締めるアクセントになっています。緩やかに空間を分かちながらもリビング方向に視界が開け、ガラスを通じて自然光がやわらかく玄関を照らします。
デザインリフォーム事例5:贅を極めたくつろぎの別荘
築30年のRC造の戸建てを、別荘にデザインリフォームしました。邸内はエリアごとに素材を使い分け、ほどよい独立性を保ちながらインパクトを演出しています。
キッチンからリビングに続く壁には大判で厚みのある大谷石を貼り、天然石ならではの重厚感や風合いが空間に彩りを添えました。キッチンとダイニングをリビングと対角線上に配置したことにより、さりげないエリア分けに成功。同じ空間にいながら、それぞれが好きな場所で思い思いの時間を楽しめます。
CRAFTでのデザインリフォームがおすすめな理由は?4つの強みを解説
CRAFTでのデザインリフォーム・リノベーションがおすすめな理由としては、以下の4点があげられます。
・豊富なデザインリフォームの実績
・熟練の職人達による高い工事力
・VRとCGを含めた提案で仕上がりをイメージしやすい
・住宅選びからリノベーションまでフルでサポート
それぞれの強みについて、詳しく解説していきます。
1. 豊富なデザインリフォームの実績
CRAFTは、1982年の創業以来、一戸建てやマンション、ビルなどさまざまな住宅のリフォームを手掛けてきました。その中で培ってきたノウハウを元に「暮らしやすさ」と「デザイン」にこだわったプランを提案させていただいております。
デザインリフォームの実績も豊富で、いずれもお客様から高く評価していただいております。CRAFTの豊富なデザインリフォームの実績については、以下のページをご確認ください。
2. 熟練の職人たちによる高い工事力
工事力の高さもCRAFTの強みの一つです。CRAFTの図面は細かく、納まりが複雑という特徴がありますが、そんな難易度の高いプランを可能にしているのが熟練の職人たちです。
CRAFTの現場を支える、
・解体屋
・大工
・タイル屋
・左官屋
・電気屋
などの職人は、いずれも高い技術力を備えた熟練の職人たちなので、暮らしさやすさとデザインにこだわった複雑かつ難易度の高いプランも正確に施工し、お客さまに満足していただける住まいを実現してくれます。
3. VRとCGを含めた提案で仕上がりをイメージしやすい
デザインリフォームで重要になってくるのがお客さまとのイメージの共有ですが、CRAFTではVRとCGを活用してお客さまとイメージをしっかり共有した上でプランニングしていきます。VRとCGによって家具などを配置したリフォーム後の住宅の様子を確認してもらえるので、より仕上がりをイメージしやすくなっています。
4. 住宅選びからリフォームまでフルでサポート
CRAFTでは、これから住宅を購入してリフォームをされる方向けに、住宅選びからリフォームまでフルでサポートするワンストップリノベーションのサービスも提供しています。
住宅の購入とリフォームを別の業者に依頼すると「住宅の構造による制限でやりたいリフォームができない」などの問題が発生してしまいがちですが、CRAFTでは、リフォームの内容をふまえた上で住宅を提案させていただくため、このような問題が発生することはありません。
不動産の購入に関するさまざまな悩みや疑問についても相談しながらリフォームを進めることができます。
デザインリフォームでよくあるQ&A
Q 設計料はいくらぐらい?
リフォーム会社にデザインリフォーム・リノベーションの設計を依頼した場合の費用は、総工事費の5~15%程度が一般的です。リフォーム会社は設計から施工までトータルで請け負うことにより、作業工程の削減や業務の効率化を図っています。分業しない分、設計料を安く抑えられるのは大きなメリットといえるでしょう。
設計事務所にデザインリフォーム・リノベーションの設計を依頼した場合の費用は、総工事費の10~20%程度が目安です。基本的に設計事務所はプラン作成のみを担い、リフォーム工事は別の業者が請け負います。その設計事務所のデザイン性がかなり好みの場合は、設計事務所を検討してもよさそうです。
いずれの場合も設計を変更する際に追加費用が発生したり、最終的に契約・発注をしなくても設計費用を請求されたりする可能性があります。設計を依頼する前に「どこまで無料で対応してもらえるのか」「設計費用はどの程度かかるのか」などを確認しておくことが大切です。また「設計料無料」とされていても、プランがパターン化されていたり、施工費や諸費用にその分が上乗せされるケースもあるため注意しましょう。
Q 家具やキッチンもオリジナルでつくることができる?
造作家具や、キッチンや浴室などの設備のオーダーに対応しているリフォーム会社があります。CRAFTもそのひとつ。CUCINAやkitchenhouseなどのオーダーキッチンはもちろん、家具もオリジナルで制作できます。空間の無駄をなくしたり、インテリアにフィットするオリジナルのデザインで仕上げることが可能です。
「デッドスペースを活かしたぴったりサイズの収納を設けたい」「憧れのオーダーメイドキッチンで料理したい」といった希望があるなら、担当者に気軽に相談してみましょう。
Q リフォーム会社・工務店・設計事務所の違いは?
<リフォーム会社>
リフォーム会社の特徴は大手ハウスメーカー系をはじめ、独立系や不動産系など会社の選択肢が多いことです。建物を全体的に改修する大規模リフォームから、壁紙の張替えや水回りの交換などの小規模リフォームまで、対応範囲が広く希望するリフォーム内容に合わせて会社を選択できます。営業から設計、施工まで一貫して自社でおこなう会社も多く、リフォームに関する知識も豊富。手間を大幅に削減できるのも大きなメリットです。
<工務店>
工務店の特徴は地域密着型の事業所が多く、リフォームの要望に柔軟に対応してもらえることです。社長や現場監督が元技術者であったり、現場の職人さんに直接相談したりできるケースもあり、希望通りの工事をスムーズに進められます。
ただし、工務店はデザイン性の高い空間づくりが苦手な傾向にあります。住まい作りにとことんこだわりたい場合や、ハイグレードなデザイン性を求める場合は、デザイナーが在籍するリフォーム会社や設計事務所に依頼する方が理想をカタチにしやすいでしょう。
<設計事務所>
設計事務所の特徴はプラン作りに特化することにより、高いデザイン力を期待できることです。間取りの変更や空間デザインの引き出しが多く、デザイナーの意見を聞きながら細かいこだわりを反映した住まいを追求できます。
しかし、設計事務所は基本的にリフォーム工事をおこなわないため、施工業者を別に見つけなければなりません。設計と施工が別になるぶん、時間も費用も余裕を持っておく必要があります。時間と予算をかけてでもオリジナリティの高い家を実現したい場合や、指名したいデザイナーがいる場合は、設計事務所を検討するとよいでしょう。
〈まとめ〉こだわりのデザインリフォーム・リノベーションなら、実績豊富なCRAFTへ
デザインリフォーム・リノベーションの特徴と事例をご紹介しました。間取りの変更や設備の入れ替えはもちろん、ライフステージにマッチしたプランニングによって心地よい暮らしを叶えられるのはデザインリフォーム・リノベーションならではの魅力です。
デザインリフォーム・リノベーションを成功させるためには、設計・施工を任せられる会社選びも大切です。CRAFTはデザインリフォームの豊富な実績のもと、お客さまの要望や暮らしに合わせてベストなプランをご提案いたします。デザイン性が高く、機能性の高い住まいづくりを検討中なら、ぜひCRAFTにご相談ください。
<著者>CRAFT 編集部
一級建築士・二級建築士・インテリアコーディネーター・一級建築施工管理技士・二級建築施工管理技士・宅地建物取引士が在籍。さまざまな知識を持つプロフェッショナル集団が、リノベーションや物件購入についてわかりやすく解説します。