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犬とストレスフリーに暮らす家、とっておきの間取りアイデア8選

犬とストレスフリーに暮らす家、とっておきの間取りアイデア8選
犬とストレスフリーに暮らす家、とっておきの間取りアイデア8選

「わんちゃんも家族の一員」というご家庭が増えています。それなら「愛犬の個性」を理解したり、「愛犬とどのように暮らしたいか」を考えることで、もっと理想の住まいに近づくはず。今回は愛犬と心地よく生活するための間取りの工夫や、快適に過ごすためのアイデアを実例とともにご紹介します。

愛犬の好きなこと・苦手なことをリストアップしてみよう

愛犬にとって欠かせない日課は、ストレス発散のための運動です。リードを付け替えてボールやフリスビーで軽く遊んだりと、家族みんなで過ごすのが大好きです。

反対に、苦手なことはお留守番とひきこもり。お留守番の様子をペットカメラで確認すると、ずっと玄関を見て帰りを待っている様子が映っていました。また天気や路面状態が悪くて充分な運動時間を確保できない時は、ストレスを溜めていることが伝わってきます。

また大きな音は大の苦手です。掃除機の音はもちろん、窓に打ち付ける雨音や風が吹き荒れる音も怖い様子。窓から離れた薄暗く狭いスペースは、愛犬にとって安心できる場所のひとつのようです。

こうしたわんちゃんの個性を踏まえた住まいづくりが、お互いの心地よさにつながるのだと思います。

犬と暮らす家・間取りの工夫1「リビング」

犬とストレスフリーに暮らす家、間取りのアイデア8選
リフォーム・リノベーションデザイン実例#00404

テレビの横にドッグスペースをレイアウトしたリフォーム事例です。家族が集まる場所の近くにドッグスペースを設けることで、ワンちゃんは寂しい思いをすることなくストレスフリーに過ごすことができます。テレビを見ると自然にドッグスペースが視界に入り、愛犬の様子を眺めながらソファでくつろげるのも大きなメリットです。

ドッグスペースからキッチンに続く長い通路には、滑りにくい素材のタイルを張りました。「ごはんよー!」の合図に応える、愛犬の全力疾走を安心して見守れます。

タイルは床滑り防止に役立つだけでなく、ニオイも汚れも水拭きするだけで簡単にオフできるのも魅力です。フローリングとの異素材コントラストを演出しつつ、人も愛犬も清潔な床で心地よく過ごせるようになりました。

犬と暮らす家・間取りの工夫2「広い土間」

犬とストレスフリーに暮らす家、間取りのアイデア8選

リフォームを機に、土間スペースを大きく拡張したお住まいです。土間~廊下の床に明るい色調のタイルを連続して貼り、伸びやかな空間を演出しています。リビングとの境目にはブラックフレームのガラスドアを採用し、引き締まった印象を与えつつ奥まで視界が抜けるように。

広々とした土間があることで愛犬のお散歩の準備や、帰宅後のお手入れなどの動作がスムーズになりました。レインコートを着せたり、体を拭いたりするときも、壁やドアに体が当たるリスクを軽減できます。家族みんなが心地よく出入りできる、快適な玄関に生まれ変わりました。

犬と暮らす家・間取りの工夫3「ケージ」

犬とストレスフリーに暮らす家、間取りのアイデア8選

人にプライベートスペースが必要なように、ワンちゃんにもゆっくり休めるスペースが必要です。

こちらのリフォームでは、人も愛犬もストレスフリーに暮らせるようにオーダー家具の一角におしゃれなケージを設けました。前面にはフラップ式の格子扉を取り付けて、いつでも様子を確認できるように。

立ち上がっても頭が付かない高さ、横になると手足をのびのびと伸ばせる、愛犬の体の大きさに丁度良いサイズで計画。ほどよい籠り感のある心地よい空間で、リラックスして過ごしているそうです。

犬と暮らす家・間取りの工夫4「階段」

人の歩幅に合わせた階段は体の小さな犬にとって上り下りしづらく、足腰への負担になることも。そこで今回のリフォームでは、1階の玄関から2階のホールへと続く空間に、愛犬のための犬用階段を設置しました。

段差を緩やかに設計して、歩幅の短い小型犬でも安全に上り下りできるように。犬用階段を設置したことで、愛犬たちは家の中と外をスムーズに行き来できるようになりました。

犬用階段は人間用階段と同じ素材を使用し、調和のとれた空間に仕上げています。階段の側面にはリードフックや扉付き収納を備え、お散歩グッズなどをまとめて収納できます。

犬とストレスフリーに暮らす家、間取りのアイデア8選
リフォーム・リノベーションデザイン実例 #18604

犬と暮らす家・間取りの工夫5「庭」

犬とストレスフリーに暮らす家、間取りのアイデア8選
リフォーム・リノベーションデザイン実例 #17132

プライベート感が魅力の広々としたお庭のリフォーム事例です。リビングの掃き出し窓の外にウッドデッキを設け、お庭で遊ぶ愛犬を見守りながら飼い主さまもリラックス。

頭上には強い陽射しを和らげる、折りたたみ式の日よけを設置しました。お庭の周囲を木やフェンスで囲われているため、愛犬やおもちゃが誤って外に出る心配もありません。

ドッグランのようにお庭を自由に走り回ったり、ウッドデッキでひと休みしたり、愛犬と一緒に心地よく過ごせそうです。

犬と暮らす家・間取りの工夫6「トリミングルーム」

犬とストレスフリーに暮らす家、間取りのアイデア8選
リフォーム・リノベーションデザイン実例 #17132

ご自宅に、ドックバスやアームドライヤーなど、充実の設備を備えた愛犬専用のトリミングルームを設けたリフォーム事例です。柔らかなピンクをベースに、ドアや廻り縁の白でコントラストを効かせました。

床は傷つきにくく、掃除しやすいタイルを採用しています。グリッドの交差点にピンクの菱形タイルを貼ってデザインのアクセントに。

腰壁の上には小さなカウンターを設け、シャンプーやタオルを飾るように収納できます。愛犬のお手入れの時間を楽しめる、華やかな空間が完成しました。

犬と暮らす家・間取りの工夫7「床材」

犬とストレスフリーに暮らす家、間取りのアイデア8選
リフォーム・リノベーションデザイン実例 #00375

多くのワンちゃんが室内でも活発に動き回ります。ツルツル滑る素材の床は足腰に負担が掛かり、不意に足を滑らせてケガのリスクを高めることも。大切な愛犬の体を守るためにも、リフォーム時には床材にこだわることが大切です。

特にカーペットはしっかりとしたクッション性があるため、愛犬の足腰にかかる負担を大幅に軽減できます。愛犬の行動スペースにカーペットを敷き詰めておけば、ソファやベッドなどの高いところから不意に飛び降りても安心です。ふんわりとした肌触りが心地よく、響く足音を和らげる効果も期待できます。

またフローリングに滑り止めのコーティングを施したり、滑りにくいコルクタイルを採用したりするのもおすすめです。汚れや水分を弾く床材なら、粗相をしても手軽に清潔を保てます。

犬と暮らす家・間取りの工夫8「自由に行き来できる導線」

犬とストレスフリーに暮らす家、間取りのアイデア8選
リフォーム・リノベーションデザイン実例 #19295

回遊性に優れた間取りなら、ワンちゃんは家の中でも楽しく過ごせます。玄関~キッチン~リビング~バルコニー(庭)というように、いろいろな所へ行ける動線が複数あるとさらに愛犬の行動が自由に。

こちらのリフォーム事例は、リビングの延長にバルコニーがあるなど、家の中と外がシームレスにつながる間取りが特徴。リビングの窓を開放すると、愛犬はバルコニーへ自由に出入りできます。室内と室外の境界が無くなり、外がぐっと身近になりました。

バルコニーの周囲には、高さのある手すりを設けて安全性に配慮しています。一角には、足洗いや飲み水の用意に便利な水栓を設置。外で過ごした後のお手入れも楽な動線としています。

愛犬と心地よく暮らせる住まいづくりはリフォーム実績豊富なCRAFTへ

愛犬の好きなことや苦手なことを把握して、個性を活かせる住まいにリフォームすれば、人も犬もストレスフリーに過ごせます。今回ご紹介したように、愛犬専用のケージやドッグスペースなど自分だけの空間があれば、心地よさがアップするはず。室内から室外へと続く回遊性に優れた間取りなら、行き止まりになることなく楽しく過ごせるでしょう。

また滑りにくい床材を選んだり、段差の狭い階段を採用したりすることも大切です。

CRAFTはデザインリフォームの実績豊富で、愛犬と心地よく暮らせる多彩なプランをご提案いたします。ワンちゃんと心地よく過ごせる住まいへのリフォームを検討中なら、ぜひCRAFTにお任せください。

CRAFT 編集部

<著者>CRAFT 編集部

一級建築士・二級建築士・インテリアコーディネーター・一級建築施工管理技士・二級建築施工管理技士・宅地建物取引士が在籍。さまざまな知識を持つプロフェッショナル集団が、リノベーションや物件購入についてわかりやすく解説します。

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