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【デザイン事例付き】築20年の中古マンションリフォーム費用は?予算内におさえる4つのコツ

【デザイン事例付き】築20年の中古マンションリフォーム費用は?予算内におさえる4つのコツ
築20年のマンションリフォームにかかる費用はいくら?費用を抑える4つのコツとは

ある程度築年数が経過しているということもあって、内装や設備の劣化が目立ち始める築20年のマンション。リフォームする上で気になるのが「いくらかかるのか」についてではないでしょうか。

築20年の中古マンションのリフォームにかかる費用について、事例をまじえながらご紹介していきます。

(作成日 2023.11.7 更新日2024.11.17 )

築20年の中古マンションをリフォームするときの費用の目安

築20年の中古マンションのリフォームにかかる費用の目安として、間取りを大幅に変更し、材料と器具をグレードアップ、設備配管や電気配線もすべて交換する「オーダーメイド」のリフォームなら

35万以上/㎡

ほどを見ておくとよいでしょう。たとえば100㎡のマンションをこだわってフルリフォームすると、3500万円以上はかかります。

ただし、リフォーム費用は「リフォーム内容」「導入する設備や用いる建材のグレード」にも影響されるため、必ずしも上記が該当するとは限りません。

費用の目安を知りたい場合はCRAFTのマンションリフォーム事例を見て、ご自宅と同じくらいの広さ、やりたいリフォームに近しい事例を参考にするのがおすすめです。

明確な費用相場を知りたいのであれば、CRAFTの青山・自由が丘モデルルーム相談会へご参加ください。詳しい費用相場をお伝えさせていただきます。

築20年の中古マンションをリフォームするときの費用の内訳

築20年のマンションをリフォームするときの費用の内訳

マンションのフルリノベーションでは、さまざまな工事が必要になり、費用が発生します。

フルリノベーションで想定される工事の一覧と費用の内訳については以下のとおりです。

解体工事:既存の内装を解体して廃棄するのにかかる費用
仮設工事:共用部や工事の対象とならない箇所を保護するのにかかる費用
木工事:内装の基礎を形作っていくのにかかる費用
建具工事:ドアなどの建具を取り付けるのにかかる費用
左官工事:モルタルなど左官材を用いる工事にかかる費用
塗装工事:壁や天井などを塗装するのにかかる費用
内装工事:クロスやフローリングなど内装材の施工にかかる費用
住宅設備工事:給排水管の交換にかかる費用
住宅設備機器:キッチンのシンクやお風呂の浴槽など住宅設備本体の費用
ガス工事:給湯器の交換などガス関連の工事にかかる費用
電気設備工事:コンセントの増設や照明の設置、配線などの電気関連の工事にかかる費用
電気設備機器:照明器具など電気設備本体の費用
防災工事:火災報知器やインターホンの設置などにかかる費用
雑工事:コーキングやカーテンレールの設置など細かな工事にかかる費用
諸経費:職人の人件費などのその他の費用

リフォームの内容によってはやらない工事も出てくるので必ずこれらの費用が発生するというわけではありませんが、把握しておいて損するようなことはないので押さえておくようにしましょう。

新たに物件を購入してリフォームするときにかかる費用

既存のマンションをリフォームするのではなく、新しく築20年の中古マンションを購入してリフォームするようなケースでは、リフォーム費用だけでなく物件の購入にかかる費用についても把握しておかなくてはいけません。

築20年の中古マンションをリフォームを前提に新たに購入するケースでは、リフォーム費用の他に、

・物件購入費
・印紙税
・仲介手数料
・融資手数料(住宅ローン関連)
・保証料(住宅ローン関連)
・火災保険料
・登録免許税
・不動産所得税
・固定資産税

など、中古マンションを購入することで発生する税金を含め、さまざまな費用がかかることになります。

また、引っ越しにかかる費用や、新居での生活に欠かせない家具や家電の購入費などについても想定しておかなくてはいけません。

築20年の中古マンションリフォームで費用がかさんでしまうケース

築20年のマンションリフォームで費用がかさんでしまうケース

築20年の中古マンションリフォームで費用がかさんでしまうケースとしては、

・間取りの変更などを含む大掛かりなリフォーム
・設備仕様にこだわりすぎる

の、2つがあげられます。

これらのケースに該当する場合、先ほど紹介した相場よりも費用が高くなってしまう可能性があるので注意が必要です。

それぞれのケースについて解説していきます。

間取りの変更などを含む大掛かりなリフォーム

中古マンションのリフォームでできることはさまざまですが、スケルトンリフォームや間取りの変更を含むリフォームなど、大掛かりなリフォームになればなるほどリフォームにかかる費用も高額になっていきます。

スケルトンリフォームや間取りを変更するような大掛かりなリフォームは時間も手間もかかるため、冒頭で紹介したとおり数千万円単位の費用感になることも珍しくありません。

住宅設備の劣化が進んでしまっている

こだわりを持ってリフォームすることは決して悪いことではありませんが、設備仕様へのこだわりが強くなりすぎてしまうと費用も膨れ上がってしまうため注意が必要です。

例えば、床材に無垢フローリングや大理石を取り入れたり、左官仕上げなど上質な素材にこだわりすぎるとリフォーム費用はどんどん高額になっていきます。

ハイスペックなオーダーキッチンやオーダーバスなど、設備にこだわる場合も同様ですので注意しましょう。

事例から学ぶ築20年の中古マンションリフォームの費用感

築20年の中古マンションリフォームの費用感を把握する上で参考になるのが、実際に築20年のマンションをリフォームした方の事例です。

ここでは、クラフトでリフォームさせていただいた参考になりそうな事例を2つピックアップし、リフォームにかかった費用に触れながら紹介していきます。

事例1. 明るい色味の木が印象的な和モダンな空間

事例1. 明るい色味の木が印象的な和モダンな空間
デザインリフォーム・リノベーションCRAFT #19269

中古のマンションを買って、和モダンな空間にデザインリフォームした事例です。

リビング・ダイニングのそばには和室が設けられていましたが、こちらを取り込み、キッチンもオープンにして広々としたLDKに。住宅のデザインは和モダンなテイストで統一されていて、廊下やリビング・ダイニング、テレビボードなどの造作家具には白木を思わせる明るい色味の木材を使用しています。

築年数:23年
リフォーム面積:74㎡
リフォーム費用:2,300万円

事例2. 贅沢な余白を感じられる木の空間

モダンで使いやすいキッチンにしたい! リノベーション事例10選
デザインリフォーム・リノベーションCRAFT #20702

もともとお住まいだったマンションの別住戸を購入し、デザインリフォームした事例です。

既存の間取りではキッチンが独立して配置されていたため、リビング・ダイニングが窮屈な印象を受ける空間になっていました。そこで、キッチンをオープンにし、リビングサイドにあった不要な小上がりを取り込んでLDKを拡大。家族みんなでゆったりくつろげる広々とした空間に生まれ変わりました。

施主のIさまは明るくナチュラルな雰囲気のインテリアが好みということで、ナラのリブパネルを中心にさまざまな質感の木材を用いて、ナチュラルかつ洗練されたデザインに。

こちらの事例のリフォーム費用は「5,500万円」ほどとなっています。

築年数:22年
リフォーム面積:120㎡
リフォーム費用:5,500万円

築20年のマンションリフォームにかかる費用を予算内に抑えるコツ

築20年の中古マンションリフォームにかかる費用を少しでも安く抑えたいと考えているのであれば、費用を抑えるコツについても押さえておくようにしましょう。それぞれ詳しく解説していきます。

1. 既存の間取りをなるべく活かす

費用がかさんでしまうケースの一つとしても紹介したとおり、間取りの変更を含む大掛かりなリフォームはどうしても費用が高額になります。そこで「リビングは隣室を取り込んで拡大し、個室は床材やクロス交換のみ」のように、部分的に既存の間取りを活かすことも大切に。

そうすることで、こだわりを叶えながらも予算内を抑えることができます。

2. 設備や素材のグレードにこだわりすぎない

こちらも費用がかさんでしまうケースの一つとして紹介しましたが、設備や素材のグレードにこだわると費用も高額になっていきます。

こだわりは大切ですが、予算が限られているのであればこだわりすぎないことも大切です。

本当にその設備や素材のグレードじゃないといけないのか、満足できないのかを自問自答し、妥協しても問題ないところは適度なグレードの設備や素材を選ぶようにしましょう。

3. リフォームする箇所と優先順位を決める

築20年の中古マンションリフォームでは、リフォームする箇所やリフォームでやりたいことが多くなればなるほど費用も高額になっていきます。

限られた予算の中でできるだけ満足できるリフォームを実現するには、事前にリフォームしたい箇所と優先順位を決めておくことが大切です。

優先順位を決めておくことで、優先順位の低いリフォームを次回に回すなど、リフォーム費用を予算内に収める判断をしやすくなります。

4. 補助金や助成金を活用する

リフォーム費用を少しでも安く抑えたいのであれば、補助金や助成金を積極的に活用する方法もあります。

すべてのリフォームが対象となるわけではありませんが、省エネにつながるようなリフォームやバリアフリーを実現するためのリフォームだと補助金や助成金を受け取れる可能性が高いので、そういったリフォームを予定しているのであれば、チェックしておくとよいでしょう。

リフォーム済みの築20年マンションはお得?

リノベ済みマンション

(リノベーション済みマンションの一例)

現在売りに出されている築20年のマンションの中にはリフォーム済みのマンションもありますが、リフォームにかかった費用をプラスして売りに出されている物件なので、リフォーム前の物件ほどお得感はありません。

また、無難な間取りとデザインにリフォームされている場合が多く、せっかく「好きな空間にできる」というリフォームの魅力が台無しに。自分で一からプランを考えて理想の住宅を実現したい方には不向きです。

好みのデザインでリフォームされており、価格も予算内であればリノベーション済みのマンションを購入するのもよいでしょう。それ以外のケースでは、リフォーム前の物件を購入したほうが満足度は高いかもしれません。

<まとめ>中古マンションリフォームの正確な費用はリフォーム会社に見積もりを

築20年の中古マンションリフォームにかかる費用は、リフォームの内容や導入する設備のグレードなどさまざまな条件によって異なります。マンションリフォームでは「やりたいことを、いくらくらいの費用でできるか」「どのように優先順位をつけて予算内におさめるか」が大切になってきます。

マンションリフォームの費用を知りたい場合は、CRAFTに一度ご相談ください。現地を拝見し、リフォーム内容とそれにかかる費用感をお伝えさせていただきます。

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上原 宏介

<著者>上原 宏介

住宅関連のコンテンツ作成を得意とするライター。専門的な言葉や用語が多くわかりづらくなってしまいがちな建築・リフォーム関連の情報をわかりやすくお伝えしています。さまざまな媒体で建築・リフォーム・不動産関連のコラムを多数執筆中。

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