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住み替える?自宅をリノベーションする?迷ったときの判断ポイント

住み替える?自宅をリノベーションする?迷ったときの判断ポイント
住み替える?自宅をリノベーションする?迷ったときの判断ポイント

新婚時代や子育て中に買ったマンションや戸建て。お子さまの成長で部屋数が足りなくなったり、空き部屋が出てきたりと、間取りが合わなくなっていませんか?

このとき「買い替える」方法と、「リノベーションしてそのまま住み続ける」方法、どちらも正しい選択肢です。しかし、どちらがご自身に合っているかはケースバイケース。それぞれのメリットとデメリットから判断しましょう。

「住み替え」or「自宅リノベーション」を考えるのは、どんなとき?

住み替える?自宅をリノベーションする?迷ったときの判断ポイント
リフォーム・リノベーションデザイン事例 #17002

はじめてのマイホームを購入は、30代、40代がボリュームゾーンとなっています。(国土交通省住宅局「令和元年度住宅市場動向調査報告書」より)。それから10年、20年経つうちに、どのご家庭も家族構成やライフスタイルが変わり、フィットしなくなる日がくるもの。そんなとき、買い替えやリノベーションを検討する方が増えています。主な理由としては、以下の通りです。

1.間取りが合わなくなった

・LDKが狭く感じる
・生活動線がよくない
・子ども部屋が必要
・テレワークスペースがほしい
・収納が足りずに物が溢れている

2.家族構成が変わった

・子どもの誕生や成長により窮屈になった
・子どもが独立し空き部屋が出た
・二世帯同居したい

3.古さが目立ってきた

・内装や設備、外装の劣化
・耐震性が不安

4.環境が気になる

・騒音に耐えられない
・駅やスーパーが遠くて不便
・近隣トラブル

上記の中でも「リノベーションで解決できること」と「できないこと」があります。たとえば間取りはリノベーションで変えられますが、「駅が遠い」「周りがうるさい」といったお悩みは、住み替えるしか解決法はありません。ご自身のお悩みは「リノベーションで解決できるか」「できないか」を冷静にじっくりと考えてみましょう。

「住み替え」と「自宅リノベーション」のメリット・デメリット

「自宅を売却して新築マンションに買い替えたい」という方もいますが、最近では中古物件の選択肢の多さ、自分らしい住まいへのこだわりから、中古を買ってリノベーションする方が増えています。そのメリット・デメリットは以下の通りです。

住み替えのメリットとデメリット

〈メリット〉
・住環境を一新できる
・広い家に住み替えられる
・収納の充実、生活動線など自分が暮らしやすい間取りに変えられる
・好みのデザインにカスタマイズできる

〈デメリット〉
・新たな物件購入費用がかかる
・不動産の売却〜物件探し〜リノベーションにある程度の期間が必要
・売却購入とリノベーションを別会社に依頼する場合は、より時間と労力がかかる

さらにマンション売却・戸建て売却は「売り先行」か「買い先行」かでスケジュールが変わってきます。ご自宅が売れてから新しい家を買う「売り先行」は資金計画が立てやすい反面、新居のリノベーションが終わる前に引き渡さなければならなくなるリスクも。その場合は仮住まいが必要です。一方、先に新居を買い、引っ越し日が決まってから自宅を売却する「買い先行」なら、仮住まいの必要はなく引っ越しが一度ですみます。

資金に余裕があるなら「買い先行」がおすすめですが、「売り先行」をご希望の場合は、CRAFTではできるだけご負担が少なくなるようにご案内します。また不動産の売却・購入までワンストップでサポートするため、スムーズな買い替え・住み替えが可能です。

自宅リノベーションのメリットとデメリット

ここ数年は外国人投資家によるマンション購入や、低金利で人々の購入意欲が高まっていることなどが影響し、物件価格が高騰しています。当初は買い替えを検討していたものの、予算オーバーなことから最終的に「自宅をリノベーションして住み続ける」方法を選ぶ方も少なくありません。ご自宅のリノベーションには、以下のようなメリットとデメリットがあります。

〈メリット〉
・生活環境が変わらない
・買い替えよりも費用を抑えられる
・間取り変更でデッドスペースをなくせば、居住スペースを広げられる
・好みの間取りとデザインに一新できる
・家族との思い出を残すことができる

〈デメリット〉
・リノベーションでは解決できない問題がある(環境や日当たり)
・仮住まいが必要

ご自宅のリノベーションでは「廊下をLDKに取り込む」「収納を兼ねた廊下にする」といったプランの工夫で、住み替えなくても理想的な広さの居住スペースを確保できることがあります。住み替える前に、一度検討してみる価値はありそうです。

また、ご自宅なら長年暮らしていたからこそ「暮らしにくい部分」がわかりやすいこともメリット。「風通しが悪い」「寝室が寒い」「ここに収納があると便利」など具体的な問題点が明確なため、リノベーションで解決しやすくなるのです。

「思い出の詰まった家を住み継いでいきたい」といった想いがある方にも、リノベーションがおすすめです。愛着のある住まいを暮らしやすくし、寿命を延ばし、いずれはご家族に受け継いでいくための唯一の方法がリノベーションです。

自宅を売却し、中古マンションを買ってリノベーションした事例

住み替える?自宅をリノベーションする?迷ったときの判断ポイント
リフォーム・リノベーションデザイン事例 #00429

お子さまの誕生をきっかけに、新婚時代に購入したマンションからの住み替えを考えはじめたSさんご夫婦。お住まいの売却〜物件探し〜中古マンションリノベーションまで、すべてCRAFTでサポートしました。

マンション売却の相場を意識しつつも、Sさんご夫婦に有利な価格帯で売りに出し、一週間ほどで売却。売却活動と同時に「環境がよく」「今より広い」を条件に、中古マンション探しをスタートしました。いくつか見学したなかで気に入ったのは、高台で日当たりがよく、桜の景色を楽しめる築16年のマンション。内見には不動産と設計の各担当が同行し「リノベーション変えられる部分」「費用感」をお伝えしたため、安心して購入を決断できたそうです。

南東の日当たりのよい空間には広々としたLDKをレイアウト。床はお子さまが素足で歩いても優しいナラの無垢フローリングをセレクトしました。ダクトを隠すために設けた下がり天井には木製パネルを張り、木に包まれたようなくつろぎを。桜と高台ならではの眺めを楽しめるLDKで、家族で過ごす時間を大切にされているようです。

自宅をリノベーションし、そのまま住み続けた事例

住み替える?自宅をリノベーションする?迷ったときの判断ポイント
リフォーム・リノベーションデザイン事例 #20039

リタイアを機に、新築からお住まいのマンションをリノベーションしたKさんご夫婦。「これからの長い老後、自宅で過ごす時間をもっと充実させたい」と考え、間取りやデザイン、収納をすべて一新することにしたそうです。

コンセプトは「好きなことをたのしめる家」。リビングで横になって読書ができるよう、一角に畳スペースをレイアウト。広々としたオープンキッチンでは、夫婦二人で料理もできます。「ふたりとも食べることが大好きなんです。眺めのよいキッチンでお菓子や料理をしているとリフレッシュできます」と奥さま。

寝室サイドには大きなWTC(ウォークスルークローゼット)を設け、収納を一箇所に集約することですっきりと片付けやすいようにしています。WTCはバスルームへの導線を兼ねており、無駄な廊下をなくしたこともポイントです。玄関にはさりげなくバリアフリーを取り入れました。

迷っているなら〈CRAFT〉で無料比較・相談してみよう

「住み替え」と「自宅リノベーション」それぞれのメリットデメリットをご紹介しました。どちらにするかまだ迷っている方も、CRAFTのモデルルーム相談会にお申し込みください。迷っている理由やお悩みごとをお聞きし、以下の内容を具体的にお伝えします。

〈今の住まいを売却して、新たに物件購入する場合〉
・ご希望条件にあった物件があるかどうか
・リノベーションでできる間取り
・物件購入とリノベーション費用の総予算
・全体のスケジュール感

〈今の住まいをリノベーションする場合〉
・リノベーションでできる間取り
・その場合の費用と工期

相談会ではリノベーションでできることや費用感、そもそもご希望エリアに希望の物件があるかどうかなど、ひとりひとりのご状況をふまえてお話しさせていただきます。もし今のお住まいで問題解決できる可能性があるなら、リノベーションをご案内。それと同時に不動産査定と物件探しを進め、最終的にどちらにするかの比較検討が可能です。

「住み替え」と「自宅リノベーション」で迷っている方も、ぜひCRAFTにご相談ください。住み替えか、ご自宅のリノベーションがベストか。コンサルタントと一緒にぴったりな方法を見つけましょう。

中古物件購入+リノベーションの事例一覧はこちら

CRAFT 編集部

<著者>CRAFT 編集部

一級建築士・二級建築士・インテリアコーディネーター・一級建築施工管理技士・二級建築施工管理技士・宅地建物取引士が在籍。さまざまな知識を持つプロフェッショナル集団が、リノベーションや物件購入についてわかりやすく解説します。

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