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ヴィンテージインテリアのつくり方。素材感にこだわりたい!

ヴィンテージインテリアのつくり方。素材感にこだわりたい!
ヴィンテージインテリアのつくり方。素材感にこだわりたい!

人気のヴィンテージテイストのインテリア。北欧ヴィンテージ、アメリカンヴィンテージ、ブリティッシュヴィンテージなど同じヴィンテージでも国によって微妙にテイストが違ってきます。今回はクラフトのデザイン実例をもとに、さまざまなヴィンテージ空間をご紹介していきます。お好きなヴィンテージテイストを見つけてください。

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シックな北欧ヴィンテージ

ヴィンテージインテリアのつくり方。素材感にこだわりたい!

ミッドセンチュリーの北欧家具たちが静かに佇む、大人の空間。

ヴィンテージの雰囲気を出すためにこだわったのは、自然素材。床や壁、天井にただ自然素材を使用するのではなく、自然素材らしい質感が存分に発揮されるように配置。

たとえば、玄関ホールやLDKの壁には漆喰を塗り、その真っ白な壁が、チークのフローリングを引き立てるようにしました。北欧のヴィンテージ家具が、まるでずっと昔からここで使われていたような趣。ぽってりとしたフォルムがキュートなアルヴァ・アアルトの照明もマッチしています。

ひっそりとした洋館ヴィンテージ

ヴィンテージなデスクやトルソー、椅子を使って、古い洋館のような雰囲気をつくりだしています。

フローリングは、ヘリンボーンに張ったオークの無垢材。手仕事で色褪せや擦り切れを刻み、経年の趣を演出しました。クローゼットの扉は、輸入の既製品に塗りムラのあるアンティーク塗装を施し、仙徳色のツマミをとり付けています。

本物のヴィンテージは高価ですし、イメージどおりのアイテムが見つからなかったりしますが、エイジング塗装をしたり、取っ手だけをヴンテージに変えるだけで手軽にノスタルジックな雰囲気を演出することができます。

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モダンでラフなヴィンテージ

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「モダンもヴィンテージも好きなんです」とおっしゃる方は、このようなヴィンテージ空間はいかがでしょうか。

浮造り加工を施したナラの無垢フローリング。壁の一部には、変色や欠けがあるアンティーク煉瓦が貼られています。デザインはすっきりとまとめていますが、素材感で趣を演出しています。既製のキッチンの側面にもマット加工のナラフローリングを貼って、ラフに。

ポイントはほとんどの壁や天井を白でまとめてアンティーク塗装の趣を引き立てたことです。白い壁が個性的なヴィンテージ家具や小物のシルエットを引き立たせつつ、空間全体に清潔感をもたらしています。

古くて新しいネオヴィンテージ

ヴィンテージインテリアのつくり方。素材感にこだわりたい!

古い建物がたくさん残っている欧米では、劣化した壁の煉瓦の上からペンキを塗っちゃうこともあります。”古い物を大切にしながら暮らそう”という姿勢はすばらしいですね。そのままだとちょっと劣化が気になるから、「塗っちゃおう」という大胆な発想もリノベーションの原点です。

こちらは、その空間を表現。

アンティーク煉瓦の上から、白いペンキでラフに塗装しています。一見、さわやかな壁のようですが、ざっくりと塗られたペンキの下からは煉瓦の地の茶色が見えて、NYのロフトアパートメントのような雰囲気をかもし出しています。金髪にしてサングラスをかければ、まさにアンディー・ウォーホール気分。

おわりに

一口にヴィンテージと言っても、国籍や年代によってテイストもさまざまですから、まずは好みのテイストをはっきりしたほうが、イメージどおりのインテリアをつくりやすくなります。

そんな細かいこと気にせずに気ままに集めても、なんとなく馴染んでしまうのがヴィンテージの魅力でもありますが。やはりテイストをそろえた方が、インパクトが強まります。

さらに、リフォームなら、お気に入りのヴィンテージ家具や小物に合わせて、床・壁・天井にヴィンテージ素材を取り入れ、憧れの世界を完璧に表現することもできます。空間づくりと合わせて、家具や小物もスタイリングしてくれるリフォーム会社にお任せすれば、理想のヴィンテージ感をがっつり、つくり込んでくれるに違いありません。

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CRAFT 編集部

<著者>CRAFT 編集部

一級建築士・二級建築士・インテリアコーディネーター・一級建築施工管理技士・二級建築施工管理技士・宅地建物取引士が在籍。さまざまな知識を持つプロフェッショナル集団が、リノベーションや物件購入についてわかりやすく解説します。

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