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リビングデスクで暮らしが変わる? リフォーム事例

リビングデスクで暮らしが変わる? リフォーム事例
リビングデスクがあると暮らしやすくなる、5つの理由

「リビングデスクがあると便利かも…」と思って悩んでいませんか? 今回はリビングデスクのメリットや事例をご紹介します。

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リビングデスクは家族みんなで使うことを想定して計画しよう

よく聞くのが「子どもの宿題スペースに使う」というもの。「東大生の半数がリビングで勉強をしていた」という話が一時期話題になりました。リビングデスクなら、親が子どもの勉強態度を見守ることができます。

しかし、リビングデスクを子どもだけのスペースにしてしまうのはもったいない。奥さまがアイロンをかけたり、家計簿をつけたり。また、ご主人さまが仕事をしたり、PCを使ったり。家族みんなにとって使い勝手がよいのがリビングデスク。ただし、避けたいのはリビングデスクだけがLDKから浮いてしまう状態。

リビングデスクを設けるときのポイントは

・軽やかで場所をとらないこと
・リビングに調和させること

これから、リフォームでリビングデスクを設けた実例をご紹介します。

〈リフォームでリビングデスクを設けた事例1〉家事をスピーディーに

リビングデスクがあると暮らしやすくなる、5つの理由
家事向きのリビングデスクをつくるリフォーム・リノベーションデザイン事例 #00405

キッチンと子どもスペースの間に、デスクカウンターを設けました。

こちらのリビングデスクでは、奥さまがアイロンをかけたり、幼稚園や学校の連絡帳に記入したり。キッチンのすぐそばにあるため、家事の合間に雑用をさっとこなせます。忙しい主婦には便利な家事スペースですね。

すっきりと上品なブルックリンスタイルでまとめたLDKに合わせ、デスクカウンターには古材を使いました。吊り戸棚は古材と黒皮鉄を使用。古材のラフさと黒皮鉄の無骨さが、空間のアクセントになっています。

小上がりは、お子さまが段差に座ったときにデスクとして使える高さに。家族で使えるフレキシブルなリビングデスクが誕生しました。

〈リフォームでリビングデスクを設けた2〉子どもの宿題を見守る

リビングデスクがあると暮らしやすくなる、5つの理由
お子さまのリビングデスクをつくるリフォーム・リノベーションデザイン事例 #00393

リビングから子ども部屋に向かう途中の、広い廊下スペース。こちらにお子さまのリビングデスクを設けました。

「子どもが小さなうちはいつも見守っていたい」というご夫婦のご希望から、子ども部屋とは別にLDKにデスクを設けることに。見通しのよいスキップフロアの空間。その段差を活かしたことがポイントです。

階段に天板を掛け、L字型のスタイリッシュなデスクを設けました。正面は既存の窓をぐるりと囲むように棚を造作し、自然光で手元を明るく照らせるように。棚には絵本や人形を並べたり、自分で描いた絵を飾ったり。勉強中にふと顔をあげると、キッチンの奥さまの姿が。わからなくなったら、奥さまに「教えてー」と一言。

「お子さまと過ごす時間を大切にしたい」という方にはおすすめのリビングデスクです。

〈リフォームでリビングデスクを設けた3〉いつでもPCを開ける環境

「今週末は水族館に行ってみようか」なんて家族で話していて、行き方やそのエリアのレストランを調べることはありませんか? もちろんスマホも便利ですが、みんなでPCを見ながら調べたいときもありますよね。

そんなときにあると助かるのが、リビング・ダイニングのPCデスク。行き先を調べたり、また思い出の写真データを見たりと、家族でたのしい使い方ができそうです。こちらのお住まいは、ちょっとしたPC作業ができるようにLDKの一角にデスクを造作しました。

リビング側のAVボードから真っ直ぐに伸びたシンプルな天板。リビングの横の広がりを強調します。さらにホワイトオークのこってりとした茶色が、白いコンクリートの壁をぐっと引き締め、クールなコンクリートにあたたかみを添える役割も。

十分な容量の引き出しを設けたことで、すっきりとした卓上をキープできるようになりました。

リビングデスクがあると暮らしやすくなる、5つの理由

〈リフォームでリビングデスクを設けた4〉書斎のように集中できる

リビングデスクがあると暮らしやすくなる、5つの理由
書斎としてのリビングデスクをつくるリフォーム・リノベーションデザイン事例 #00394

ご主人さまのご希望により、書斎としてのリビングデスクを設けました。

場所は、リビングの吹き抜けに面した中2階の下。階段室の壁や天井によりちょうど凹んだスペースで、こもったような落ち着きを感じることができます。側面にはすっきりとした木目のチークを張り、窓側には木の縦格子を。木で囲んでゾーニングしたことで、リビングにありながらも書斎のような独立性が生まれました。

デスクの天板は木の縦格子に掛かるように造作し、棚はスリムなシルエットに。棚の上下には間接照明を入れ、モダンなイメージに仕上げています。こんなスペースで仕事をするお父さん、子どもたちから見てもカッコいいでしょうね。

〈リフォームでリビングデスクを設けた5〉趣味をたのしむ

趣味のハンドメイドをするときも、リビングデスクがあると便利です。できればのんびりリラックスしながら、趣味をたのしみたいものですね。

マンションの梁は動かすことができません。こちらはタワーマンションの逆梁を利用して、リビングデスクを設けました。それに合わせて小上がりのスペースを新設。畳のかわりに使用したのは、サイザル麻という自然素材です。さらりとした質感で素足に気持ちがよいもの。自然光が注ぐ明るいスペースで、奥さまはお好きなバッグづくりに集中できるようになったそうです。

さらに小上がりに腰掛けると、リビングのソファに座った人とちょうど目線が合います。疲れた手を休めて脚を伸ばし、家族やゲストとおしゃべりするのもよいかしれませんね。

ゆったりとしたひとときを過ごせそうなリビングデスクです。

リビングデスクがあると暮らしやすくなる、5つの理由
趣味をたのしむリビングデスクをつくるリフォーム・リノベーションデザイン事例 #00386

リビングデスクの収納はどうするの?

リビングデスクがあると暮らしやすくなる、5つの理由

リビングデスクを設けるときに、みなさんが悩むのが収納ではないでしょうか。

「棚はたくさんあるほうが散らからない?」
「扉をつけたほうがいい?」
「引き出しは多いほうがいいよね?」

どれも間違いではないけれど、やりすぎるとごちゃごちゃしてしまいます。

リビングデスクの収納は、〈最低限に〉〈すっきりと〉がポイントです。引き出しなら、あまり欲張りすぎないように。棚を設けるなら、できるだけコンパクトに。そしてモノをぎゅうぎゅうに詰め込まないように。余白を残し、写真や小物を飾る程度にしておきましょう。

収納はリビングのテイストに合わせてデザインし、空間に溶け込ませることが大切です。

〈まとめ〉リビングデスクがあれば家族みんなで使える

リビングデスクの活用法をご紹介しましたが、いかがでしょうか。

・子どもの学習スペースに
・奥さまの家事スペースに
・家族共有のPCスペースに
・ご主人さまの書斎に
・趣味のスペースに

1つのデスクカウンターが、これだけのマルチプレーヤーに。もちろん今回ご紹介した以外にも、「軽食をとる」「本を読む」など使い方は人それぞれ。無限にあります。こうして見ていると、リビングデスクは子どもではなく、大人にこそ必要なのかもしれません。お子さまが小さなうちは学習デスクにし、将来は奥さまの趣味のスペースにする、というのもアリですね。

リフォームでリビングデスクの設置をご希望なら、ぜひCRAFTへご相談ください。ご希望の使い方に合ったプランをご提案します。

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CRAFT 編集部

<著者>CRAFT 編集部

一級建築士・二級建築士・インテリアコーディネーター・一級建築施工管理技士・二級建築施工管理技士・宅地建物取引士が在籍。さまざまな知識を持つプロフェッショナル集団が、リノベーションや物件購入についてわかりやすく解説します。

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