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眺めのよい都心のタワーマンションを購入したRさん。実はこちら、クラフトの〈リノベ向き中古物件〉です。そのため「リノベーションのしやすさも決め手だった」と話します。
リノベーションでは、ミッドセンチュリーの家具や小物がなじむモダンな空間に。眺めのよいルーフバルコニーで飲む1杯のコーヒーから、Rさんのキリッとした1日がスタートします。
買うなら新宿周辺で、ルーフバルコニーのあるマンションがいい
CRAFT(以下C):LDKからは大きな空とビル群が見えて気持ちがいいですね。もともと賃貸にお住まいだったそうですが、こちらのマンションを購入したきっかけは何だったのでしょうか?
Rさん:マンションを見るのが好きで、「いい物件があれば買いたいな」と思っていたんです。買うなら大学卒業後にずっと暮らしていた新宿周辺で、ルーフバルコニーのある物件と決めていました。そんなときに、クラフトさんが販売しているこちらのマンションが売りに出ていて。すぐに見学を申込みました。
見学してみると、間口が広くてリノベーションしやすそうだと思いました。それに何と言ってもこの眺望。新宿でこれだけ眺めのいい物件はなかなかありません。他にも10件ほど見ていたけれど、一番よかったです。
「リノベ向き物件」だったから、総額をイメージしやすかった
C:まさにRさんの理想通りの物件だったのですね。新築マンションも検討されましたか?
Rさん:最近は新築マンションの価格が高騰しているし、好みじゃない間取りのマンションが多かったので、まったく考えていませんでした。
それに僕が見た中で言うと、好立地にある築古物件は『リノベーション済み』が多かったんです。「間取りとデザインは好みじゃないのに、その分のお金が上乗せされているのはイヤだな」と。そんなこともあって、クラフトさんの「リノベ前」のマンションを見つけたときは「これだ!」と思いました。
販売広告に提案していたリノベーションプランの一例
C:おっしゃるとおり、こちらはクラフトの「リノベ向き中古物件」として販売していました。『立地も環境もよく、リノベーションでより暮らしやすくなる物件』として、リノベーションのプランの一例も掲載していましたね。それがRさんのご希望とマッチしたのでしょうか。
Rさん:はい。リノベーションの参考プラン・CG・価格が載っていたので、「これくらいの値段で、こんな風にリノベーションができるのか」と目安になりました。販売広告には「好みに応じたプランでリノベーションできます」と書いてあったので「僕の好きなプランでリノベーションできるんだな」とわかりました。
ミッドセンチュリーの家具が映える、「余白のある」インテリア
C:ご購入後は、リノベーションでイメージを大きく一新されていますね。1LDKだった間取りは、2LDKに変わっています。
Rさん:もともとクラフトさんがリノベーションした物件で、このまま住んでもよさそうなくらいでした。ただ、もう少し自分好みのデザインにしたいし、2部屋+大きなLDKがほしいと思っていました。結局、ほぼスケルトンリノベーションすることに。
C:リノベーションではどちらの部分にこだわりましたか?
Rさん:全体としてはシンプルに仕上げて、家具や照明などは好みで入れられるような余白を残しています。引越し後にほとんどの家具を新調したんですが、プランニング時から「ここにこんな家具を置こう」とイメージしていたんです。
C:グレーのタイルや壁で全体的にクールな空間ですが、ミッドセンチュリーの家具や小物にRさんらしさを感じます。ペンダントライトや、〈USM Haller〉のキャビネットのオレンジがアクセントになっていますね。ワークスペースは、あえてリビングに設けられたのですか?
Rさん:開放的な環境で仕事がしたかったので、居心地がいいリビングにオープンのワークスペースをつくりました。彼女も時々リビングで仕事をするので、会議のときは個室に移動しています。彼女とワークスペースを交換したり、気分に合わせてお互いに使い分けています。
賃貸暮らしの中の「こうだったらいいな」をリノベーションでカタチに
C:キッチンのパントリーや玄関のシューズクロークなど、収納もかなり増やされましたね。
Rさん:寝室のクローゼットは「幅は何メートルほしい」と具体的にお伝えしました。最初の打ち合わせの前から下調べして、自分で間取りのイメージをスケッチしたり。
今まで3物件に賃貸で住んできて、「ここ広いといいな」「これはなくていいな」など思うところがたくさんあったんです。それを今回のリノベーションで実現しています。
C:キッチンは〈kitchenhouse〉のショールームに何度も行って、天板や扉の素材を決められたとか。色合いや木目など、かなりこだわったようですね。他にも洗面室や扉の取っ手など、ひとつひとつ決めていくのは大変だったのでは。
Rさん:まったく大変じゃありませんでした。むしろ毎週末ショールームを巡るのは、すごくたのしかった。僕が「これを使いたい」と決めたら、デザイナーさんが色合いなどのバランスが取れるようにコントロールしてくれました。
たくさん絵を飾れるようにピクチャーレールを取り付けたり、床に埋め込みコンセントを取り付けたりと、細かいところにも対応してくださって、とても感謝しています。
「リノベ向き物件」だから、すべてがスムーズ。経済的なメリットも大きかった
C:クラフトのリノベ向き物件を買ってよかった点を教えてください。
Rさん:リノベーションの視点から物件を見て、「これはできない」「ここはこうしたほうがいい」とかアドバイスをいただけた点です。余計な労力や手間がかからず、金額的にもコストバランスを図りながら進めることができました。
それと物件購入とリノベーションを同時に進めたので、まとめて住宅ローンで借り入れることもできました。これも経済的なメリットが大きかったと思っています。
C:リノベーションで理想の空間をつくるポイントは、どのようなことだと思いますか?
ある程度、自分のニーズを整理して相談することです。そうしたほうが、自分の好みに合った提案をしてもらえるんじゃないかな、と。これまで賃貸だった方も、そこでの不満や希望をメモしておくとよいかもしれません。
バルコニーでゆっくりとコーヒーを飲むのが、一番好きな時間
C:こちらの家のどのようなところが気に入っていますか?
Rさん:リビングのソファに座ると、御影石の下のからバルコニーのグリーンに視線が通るところです。無意識に外を感じて、開放的な気分になります。そう考えてローソファーをセレクトしました。
Rさん:もうひとつは、やっぱりバルコニーですね。東京タワーとスカイツリーが少しだけ見えるので、天気がいい日はガーデンチェアを出して景色を眺めています。新宿でこれは最高です。朝はバルコニーやダイニングでゆっくりとコーヒーを飲むことから1日がはじまります。僕の一番好きな時間です。
インタビュー後記
現在はパートナーとふたり暮らしだというRさん。今後のライフプランの変化によっては、マンションを買い替える可能性もあるそうです。その時に重要なのは「売りやすいか」「貸しやすいか」という資産性。つまり都心でも、住環境がよく、人気のエリアであれば、売却しやすく住み替えがスムーズになります。また、上質なリノベーションによって他の物件と差別化でき、売却しやすくなったケースも。
CRAFTでは、リノベーションしやすく、資産価値をキープしやすい物件を皆さまのためにお探しします。これから中古物件を買ってリノベーションする方は、ぜひご相談ください。
こちらの詳しいプランは、リフォーム・リノベーションデザイン事例 #21123をご覧ください。
<著者>中野 瀬里乃
大学卒業後、出版社・フリーライターを経て、2013年リノベーション会社CRAFTへ入社。自社HPやオウンドメディアにてリノベーション・不動産・建築・インテリア関連の事例紹介やコラムを多数執筆。