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お客さまインタビューvol.1「木のぬくもりある家」 | デザインリフォームのクラフト

お客さまインタビューvol.1「木のぬくもりある家」
お客さまインタビューvol.1「木のぬくもりある家」

「ネットでクラフトの口コミや評判を見つけられない」という声をいただきます。そこで今回は、クラフトでリノベーションしたお客さまの声をご紹介。これからリノベーションをお考えの方は、参考にしてみてください。

今回インタビューをしたのは、ご自宅で商売を行うSさん。これまでは仕事場と住居の境界線が曖昧でしたが、今回のリノベーションで陽当たりのよい2階にLDKを移動。仕事場と住居をきちんと切り離したことで、オンとオフを切り替えやすくなったのだとか。自然素材の質感が映える明るいリビングで、ご夫婦が笑顔で迎えてくれました。

オークやジョリパットが映える、やさしい空間

お客さまインタビューvol.1「木のぬくもりある家」

CRAFT(以下C):シンプルなデザインなのに、こうしてダイニングに座っていると、ヨーロピアンオークやジョリパットのあたたかさがじわじわと伝わってきますね。もともと自然素材にこだわりがあったのですか?

ご主人さま:商売柄、毎日自然素材に触れていますから。夏にはひんやりと心地よく、冬はしっとりとあたたかい自然素材の魅力は知っていました。実は数年前に雑誌でクラフトを見たときから、「いつかリノベーションするなら絶対にクラフトに」と決めていたんです。でもHPを見たら「ちょっと敷居が高そうだな」と。実際にみなさんにお会いしてみたら、気さくでとても話しやすかったので、かなりほっとしました。

C:そうなんです。HPに載せているデザイン実例は、ホテルライクやモダンテイストが目立つので、「近づきがたいイメージ」なんて言われることもあるんですよ。実際は気取らない営業やデザイナーばかりなんですけどね。

そう言えば、プランニングの前に青山モデルルームをご見学し、大変気に入ってくださったそうですね。ヨーロピアンオークのフローリングのどっしりとした重厚感や、漆喰、ジョリパットの壁の深い表情….。写真ではなかなか伝わりにくいんですが、実際にその場に立つと、自然素材のみずみみずしさが押し寄せてくるというか。

ご主人さま:そうそう、まさにそんな雰囲気をこのLDKに出したかったんです。シンプルだけどテクスチャーを感じさせる、あの空間が理想でした。その中にアクセントを持たせるため、正面の壁はボーダーラインのように凹凸模様が浮き出るジョリパットの校倉塗りにお願いしました。白なのでそこまで押しつけがましくないのですが、上部に入れた間接照明のおかげで陰影が深まり、とても幻想的です。仕事が終わったらリビングのソファに座ってぼうっとしているだけで、気持ちがオフタイムに切り替わります。

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C:一番こだわった場所が、一番落ち着くスペースになったんですね。一方で、奥さまは洗濯室と台所にこだわりがあったそうですね。やはり3人のお子さまがいらっしゃるから、洗濯も料理も量が多いのでしょうね。

奥さま:そうなんです。子供たちが毎日服を汚して帰ってくるので、洗濯機はいつも回しっぱなし…。デザイナーの方に「雨の日だからって洗濯をお休みするわけにはいかない」とお話したら、プランに洗濯室を入れてくれました。これは、すごくよかったです。窓が大きいので陽当たりがよく、すぐに乾くし。なによりも居心地もいいから、洗濯が楽しくなりました。

キッチンは、主人と2人で何度もショールームに通って選びました。側面の木目と、フラットな天板が家具みたい。リビングになじんでいるところを見ると、「大変だったけど納得するまで悩んだかいがあったな~」と思います。

玄関を分け、オンとオフの切替えをスムーズに

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C:代々自営業でいらっしゃるので、ご自宅に工場がありますね。今回のリノベーションで仕事場と住居をきちんと分けましたが、暮らし心地はいかがですか。

ご主人さま:これまでは仕事場と家の入り口が同じだったんです。子供たちが学校から帰ってくると「おかえり。今日はどうだった?」なんて声を掛けることができてよかったんですが、危ないし、あまり集中できなかった。今回のリノベーションで家族専用の玄関を設けたことで、作業に集中できるようになりました。仕事が終わるまで家族と会えず、ちょっと寂しいときもありますが…。玄関と仕事場の間に設けたガラスブロック越しに、「帰ってきたな」とか分かるので十分。

仕事場に設けた事務スペースも正解でした。これまではダイニングで見積もりや請求書の作成していたんですが、今はすべての仕事をここで完結させてLDKへ行くようになりました。仕事を家庭に持ち込まないのって、気持ちがいいですね。

家具もオーダーメイドで、暮らしにフィットする住まい

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C:クラフトのお客さまの中にも、Sさんのようにご自宅で事業やレッスン教室をなさっている方がいます。その場合、”住居と仕事場の距離感の取り方”が重要です。たとえば、お客さまとご家族が全く接点がないように動線を設けたり、逆に気配を伝えてお互いに配慮ができるようにしたり。

お施主さまが〈どのように働き、どのように暮らしたいか〉を突き詰めて間取りを決めていきます。プランニングに時間がかかることもありますが、みなさん住んでみるとびっくりされるようです。「こんなに過ごしやすくなるんですね」と。

お客さまインタビューvol.1「木のぬくもりある家」

奥さま:おっしゃる通りで、住んでみて、自営業の私たちにぴったりの間取りだと感じています。最初はオーダーメイドのリノベーションってどこまでオーダーできるの? なんて思っていましたが、“どこまでも”なんですね。

たとえば、我が家の形状はちょっと特殊で、ダイニング側の壁が斜めになっていたんです。既製のダイニングテーブルを置くと隙間ができてカッコわるいな、と思っていたら、それに合わせたカタチのダイニングテーブルをご提案してくださいました。空間にぴたりとハマって、デッドスペースがなくなり、気持ちがいいです。

これまでは、私たちが住まいに合わせた暮らし方をしていたのに、今回は住まいが私たちの暮らしに合わせてくれているような感じです。

インタビュー後記

クラフトでリノベーションしたご夫婦にお話をうかがうことができました。

1人1人のライフスタイルにあったプランとデザインで、暮らしに寄り添う住まいをつくること。それがクラフトのリノベーションのコンセプト。今回実現できたのは、お2人が積極的に希望を伝えてくれたから。

リノベーション会社まかせではなく、一緒に住まいづくりに参加する。これか、リノベーションの成功のポイントだと感じました。

中野 瀬里乃

<著者>中野 瀬里乃

大学卒業後、出版社・フリーライターを経て、2013年リノベーション会社CRAFTへ入社。自社HPやオウンドメディアにてリノベーション・不動産・建築・インテリア関連の事例紹介やコラムを多数執筆。

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