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マンションの水回りをリフォームしたい!メリットや注意するべきことは?

マンションの水回りをリフォームしたい!メリットや注意するべきことは?
マンションの水回りをリフォームしたい!メリットや注意するべきことは?

水回りとは?

水回りとは、建物の中で水を使う場所のことです。主にトイレ、浴室、キッチン、洗面室のことを言います。

マンションの水回りリフォームのタイミングは?

水回りは劣化しやすい場所でもある

水回りは、見た目に反して内部での劣化が比較的速い場所です。気付かずにそのまま使用して、ある日突然使えなくなってしまった…というケースも少なくありません。

異変を感じたらリフォーム会社に早めに相談したほうが良い

使用していて異変を感じたら思い切って、すぐにリフォーム会社に相談したほうが良いです。不具合を未然に防ぎ、内部劣化による事故を防ぐことができます。また、キッチンなどで生活環境の変化や加齢による使い勝手の悪さを感じた際にも、リフォームはぴったりです。

毎日の生活に切り離すことができない水回りだからこそ、早めのリフォームで安全面や居心地の良さを向上させて、ノンストレスな生活を送りたいですね。

マンションの水回りのリフォームで注意する2つのこと

①マンションの管理規約を確認する

キッチンや浴室といった水回りを大きく移動するリフォームでは、排水経路の確保が必要です。そのため、間取り変更によって排水管が長くなる場合には、水をスムーズに流す傾きを確保するために、床のかさ上げが必要になります。

そのためには工事が必要なわけですが、工事をするにあたってマンションの規約を確認しなければなりません。そのマンションによって水回りのリフォームについての規約が違うため、その確認と管理組合などへの許可が必要となります。

②配管の位置を確認する

マンションでは給排水をするための配管を各階に通すように配置し、そこからさらに横へと配管が設置されています。そのため配管の位置やリフォーム内容によって、工事の仕方も変わってきます。

また騒音トラブルを防ぐために、上下階との位置関係にも注意する必要があるため、配管の位置の確認はしっかりとしておきましょう。

水回り1 トイレのリフォームの4つのポイント

①トイレ排水の種類を確認する

トイレの排水は「床排水」と「壁排水」の2種類があります。マンションの大部分は床排水ですが、トイレのリフォーム時には今使っている便器と同じ排水方式のタイプを選ぶ必要があるため、確認が必要です。

②床材の種類を確認する

フローリングは、水に弱いためトイレの床には向いていません。床材には、水分やアンモニア成分に強く掃除のしやすいビニールクロスが適していますが、それぞれの環境やタイプに合った床材を選びましょう。

③トイレの広さとのバランスに注意する

トイレの広さと便器の位置のバランスを考えてリフォームをしなければ、逆に使い勝手が悪くなってしまいます。また、電源コンセントの位置やタオル掛けの位置にも注意が必要です。最新のトイレには当然電源コンセントが必要で、またタオル掛けの位置を変えすぎてしまうと違和感の原因にもなるため注意しましょう。

④収納の位置に注意する

収納の扉の位置にも注意が必要です。トイレ内が狭いと、収納を付けても扉が便器に引っかかって開きづらい、ということも考えられます。収納の場所と便器の設置場所を確認しておきましょう。

水回り2 キッチンのリフォームの3つのポイント

①ダクトの吹出口の位置、造りを確認する

マンションは、キッチンの構造によっては位置を動かすことが出来ない場合があります。規約や図面などで確認しましょう。

②ガス・電気の容量に注意する

IHヒーターや食洗器を取り入れたくても、電気やガスの容量によっては不可能な場合があります。特に古いマンションは建物全体への供給量に制限があり、難しい場合が多いです。これらについても実際に管理組合もしくは管理会社に相談する必要があります。

③リビングとのバランスに注意する

キッチンをリフォームする際、使い勝手やこだわりに考慮するあまりキッチンの面積を広くしすぎてリビングが狭くなってしまった、というケースは起こりうることです。そのため部屋全体の間取りに対するキッチンのバランスに注意しましょう。

水回り3 浴室のリフォームの2つのポイント

① 「在来工法」と「ユニットバス」とは?

「在来工法」とは、ほかの部屋と同じようなつくりで浴室をつくる工法のことです。特徴としては使用する材料の自由度が高く、デザインも好きなものにできる一方で、断熱性が低く、費用が高くなる、というものがあります。戸建てに多く見られます。

「ユニットバス」とはビジネスホテル・ワンルームマンションでよくみられる浴室タイプです。あらかじめ工場で作られたパーツを工場で組み立てるため、施工性に優れています。断熱性や、防水性、機能性にも優れており、浴室の手入れもしやすいメリットがあります。

マンションでは、ほとんどの場合ユニットバスが採用されています。また、在来工法からユニットバスへの変更だと工事前より狭くなるケースもあるため、現在の浴室のタイプ、床の面積などを確認しておく必要があります。

② 設備素材の選び方

浴室リフォームにおいて浴槽や壁、床を選ぶとき、機能性とデザイン性のバランスに注意しましょう。壁や天井はどのような素材を使うのか、どのようなタイプのバスタブにするか、雰囲気や造りは「和式」「洋式」などのどのようなものにするのかを考えておきましょう。

水回り4 洗面室リフォームの2つのポイント

①洗面室の種類を選ぶ

洗面室には、大きく分けて「専用タイプ」と「多目的(兼用)タイプ」があります。「専用タイプ」とは洗面台と収納だけで構成された洗面室です。一方「多目的(兼用)タイプ」は、洗面室の一部をパウダールーム・脱衣所・家事室など数種類の使い方をするための洗面室です。

「専門タイプ」として、洗面室を主にパウダールームのみで使用する場合は、小物を収納する収納場所の確保に注意しましょう。また収納場所は少し広めにとっておくことで、使いやすさはアップします。

「多目的タイプ」として洗面室を脱衣所や家事室としても使用する場合は、湿度を考慮し、耐水性能が高い素材やカビ防止の塗料を使用するようにしましょう。また、洗濯機を設置する場合は、スペースの確保にも注意する必要があります。

②洗面台を選ぶ

洗面台には、「システムタイプ」と「ユニットタイプ」の2種類があります。

「システムタイプ」とは、カウンター台や洗面ボウル、収納キャビネットなどの素材や色、デザインを好みに選んで組み合わせることができる洗面台です。

「ユニットタイプ」とは、あらかじめ決まったサイズで作られている洗面台で、タイプとしては様々なものがあります。

それらの洗面台タイプや、洗面台の高さなどは、使う人の背の高さやデザインへのこだわりなどによって変えましょう。

マンションの水回りリフォーム事例

リフォームの専門会社であるクラフトで、これまでにあったマンション水回りのリフォーム事例をご紹介します。

世田谷区のマンションリフォーム

お子さまの成長にともない、住まいが手狭になったことで、中古のマンションを購入しました。眺めもよくて広さも十分にあるのですが、間取りとデザインが好みではなく、リフォーム前提の購入だったようです。

ご希望はホームパーティーができるような空間へのリフォーム。全体としてブルックリンスタイルでまとめたいと思っていたそうです。

●キッチン

キッチンは、北側から眺めの良い南側に移動し、アンティーク煉瓦で存在感を演出。間接照明などを施して趣のあるバーさながらの高級感に仕上げています。ホームパーティーでも大活躍間違いなしのインパクトです。

●洗面室

海外のホテルで見た洗面室が理想というご主人の希望に応えて、シンプルながらクラシカルな雰囲気の洗面室に仕上げました。とくに洗面台の扉は深く溝を掘り込み、壁に貼ったタイルは、表面に歪みのあるハンドメイド調に仕上げることで、クラシカルなイメージを強調しています。

住まいの中心に設けられていた防火区画の壁のせいで、解体するまではキッチンを動かせるかどうかの判断ができませんでした。そこで、キッチンを移動できる・できない場合のいくつかのプランを作成し、先行して解体を進めることで、最終的にご希望の間取りをベースに仕上げることができました。

中央区のマンションリフォーム

現在のマンションに引っ越しした時はお子さまが小さく、リフォームをする時間がなかたそうです。しかし、お子さまの小学校入学を機に、暮らしやすい空間にしたいと考えてリフォームを決意。そこで、家族が集まるリビングスペースを広くとりつつ、思い思いにくつろげるプランをご提案しました。

●キッチン

奥まった位置に設けたパントリーはリビング・ダイニングからは見えないため、扉をなくしてキッチンとひと続きに。キッチン全体とリビングとのつながりを意識することで、家族全員がつながりを感じられる仕上がりとなっています。

●トイレ

マンション購入時は1ヶ所だったトイレ。竣工時は2ヶ所だったことを確認のうえで2ヶ所に増設しました。

1つは独立した空間に、もう1つは洗面室と一体のサニタリーに仕上げました。壁のタイルを浴室の入り口まで連続させることで、広々とした空間を演出しています。

マンションの水回りのリフォームは、暮らしを変える

いかがでしたでしょうか。マンションの水回りのリフォームは安全性を高めるだけでなく、生活全体を大きく変えることができるのも特徴です。マンションによって規約などが違うため、それらに合わせたリフォームを考えてみてはいかがでしょうか。

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