マンションリフォーム事例:端正な美が宿るモノトーン空間 #00382
物件データ
リノベーションを前提に購入した、築35年のタワーマンションをデザインリフォームしました。水回りの移動と廊下の短縮により、LDKを拡大。マンションの最上階で天井裏にスペースがあったことから、天井高をアップしています。83㎡ながらも、縦長の形状と天井高を活かしたプランによって、伸びやかな印象に。濃淡のあるグレーの壁の重なりや、壁のスリットからこぼれる光によって、奥へと導かれるような空間です。美しい夜景を眺めながら夫婦でお酒を愉しむ、ホテルのラウンジのように端正な空間が誕生しました。
BEFORE写真
さまざまな素材の重なり
LDKの床は、異なる素材を張り分けました。玄関ホール~ダイニング~キッチンにはナラのフローリングを張り、廊下からのつながりを演出。明るいナラの天然木により、モノトーン空間にあたたかさを添えています。ダイニングの床は凹凸や歪みのあるタイル、リビング側の床には火山石を使用。さまざまな素材の重なりが、空間に豊かな表情を添えています。
余白を感じるLDK
最上階で天井裏にゆとりがあったことから、天井高をアップして開放的に。一方で、水まわりが廊下にせり出していたため、空間が細長い印象となっていました。そこで、水まわりを大きく移動して部屋の幅を広げ、廊下を短縮。余白を感じる広々としたLDKに一新しています。
奥行きとリズムを生みだす
リビングのロフト
リビングの天井を一部上げ、間接照明を入れて伸びやかさを演出しました。テレビボードの上部にはロフトを設け、空間にリズムをもたらしています。ロフトによって生まれた奥行きが、実面積以上の広がりを感じさせています。
夜空とつながる窓
サッシと床の間には150mmほどの壁があったため、床を上げてフラットにし、屋外とのつながりを感じられるように。高さ2360mmの大きなサッシからは、パノラミックな景色を楽しめるようになっています。
奥へと導くスリットの光
玄関は、意識を奥へと導くように計画。正面の壁のスリットからこぼれるかすかな光が、見る人のイメージを豊かにかき立てます。「その先には何があるんだろう」という好奇心を喚起するためだけに設けた、たった100mmの意義あるスリットです。タタキには黒皮鉄を採用。陰影の中で、おだやかな光沢が迎えてくれます。
暖炉を囲む、セカンドリビング
バルコニーにはウッドデッキを張り、セカンドリビングに。中央にはバイオエタノール暖炉も設置。炎を囲んで語り合ったり、お酒を飲んだり。都心のマンションで、アウトドア気分を楽しめます。









