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図書室のような階段のある家

リフォーム・リノベーションデザイン事例 #00388 東京都 町田市
ツーバイフォー(2×4)リフォーム・ツーバイフォー(2×4)リノベーションデザイン事例 #00388
ツーバイフォー(2×4)リフォーム・ツーバイフォー(2×4)リノベーションデザイン事例 #00388
ツーバイフォー(2×4)リフォーム・ツーバイフォー(2×4)リノベーションデザイン事例 #00388
ツーバイフォー(2×4)リフォーム・ツーバイフォー(2×4)リノベーションデザイン事例 #00388
ツーバイフォー(2×4)リフォーム・ツーバイフォー(2×4)リノベーションデザイン事例 #00388
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ツーバイフォー(2×4)リフォーム・ツーバイフォー(2×4)リノベーションデザイン事例 #00388
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ツーバイフォー(2×4)リフォーム・ツーバイフォー(2×4)リノベーションデザイン事例 #00388

物件データ

所在地:東京都 町田市 / 家族構成:母+夫婦+子ども2人+猫1匹 / 築年数:23年 / リフォーム面積:146㎡ / 工期:4ヶ月 / 費用:2768万円
BEFORE
BEFORE
AFTER
AFTER
図書室のような階段のある家

お母さまとの同居をきっかけに、リフォームすることにしました。「収納がほしい」「本棚がほしい」「書斎がほしい」などさまざまなご希望をお持ちのなか、優先順位をつけて理想の空間を叶えています。ハウスメーカーのツーバイフォー(2×4)工法は間取り変更に制限がありますが、今回は梁で補強して耐震性を確保しつつ、壁を開口しています。こうして使わない和室をつなげて設けた開放的なLDKは、いつも家族が集まる場所になりました。また、図書室を兼ねた階段も今回のリフォームポイントのひとつ。たくさんの本をお持ちだったことから、1階から2階の壁一面に天井まで届く大きな本棚を造作しています。アカデミックな雰囲気のなかに遊び心を散りばめた、オリジナリティあふれるお住まいの誕生です。

BEFORE写真

BEFORE
BEFORE

ツーバイフォー(2×4)工法の規定を
きちんと理解し、梁で補強しつつ壁を開口

ツーバイフォー(2×4)工法は間取り変更が難しい、と言われていますが、各ハウスメーカーのツーバイフォー(2×4)工法のルールをきちんと理解し、梁で補強することによって壁を開口しています。使わない和室にキッチンを移動し、家族5人と猫1匹がゆったりとくつろげる大きなLDKを新設。L・D・Kそれぞれに壁面収納、リビングの横には納戸を設け、いつもすっきりとした状態を保つことができるようになりました。また、吹き抜けの一部をふさいで増床し、居室の広さを確保しながらご希望の書斎を設けています。

ツーバイフォー(2×4)リフォーム・ツーバイフォー(2×4)リノベーションデザイン事例 #00388

LDK

暮らしの中心となる2階を中心としたリフォーム。南側の使わない和室をなくし、そちらにキッチンを大きく移動しています。キッチンがあった場所にはソファを置いてリビングに。LとDの間にせり出した壁は、リビングにこもったような落ち着きをつくり、ダイニングからのほどよい目隠しとなっています。LDK〜廊下〜階段のフローリングはヨーロピアンオークで統一。猫もうっとりとした表情でお昼寝するほどの気持ちよさです。

ダイニング

トップライトから明るい光が注ぐダイニング。壁一面には収納を設け、オープンの棚と、白い扉の棚を交互に並べました。白い壁をくり抜いたようなデザインが空間にリズムをつくり出しています。オープンの棚のおかげで、本や小物や、グリーンといった季節ごとのディスプレイをたのしむことができるようになりました。窓際には家族3人一緒に利用できるデスクカウンター。長手方向を強調して奥行きをつくる役割もあります。

ツーバイフォー(2×4)リフォーム・ツーバイフォー(2×4)リノベーションデザイン事例 #00388
ツーバイフォー(2×4)リフォーム・ツーバイフォー(2×4)リノベーションデザイン事例 #00388

キッチン

「長時間過ごすキッチンは居心地よくしたい」という奥さまのご希望から、キッチンを陽当たりのよい南側に大移動。ご希望のオーダーキッチンを使いやすく配置するため、既存の窓をふさぎつつ、新たに窓を設けて通風・採光を確保しました。また、なくせなかった下がり壁によって、空間が区切られたイメージになるのを避けるため、木製の収納の側面を下がり天井に組み込み、一体感を強調するなど、細かな部分にもこだわっています。

本棚

たくさんの本をお持ちのお施主さま。スペースに余裕のあった階段は、壁に本棚を設けてちょっとした図書スペースにしました。天窓からはたくさんの光が注ぎ、段板に座って本を読みふけってしまいそうな心地よさです。本棚の壁は棚板と側板の色合いを微妙に変え、立体的に仕上げつつグレーのアクセントクロスで空間に馴染ませました。本棚の存在が、上下階につながりをもたらしています。

ツーバイフォー(2×4)リフォーム・ツーバイフォー(2×4)リノベーションデザイン事例 #00388
ツーバイフォー(2×4)リフォーム・ツーバイフォー(2×4)リノベーションデザイン事例 #00388

階段

階段は6段目以降、木製からスチールに切り替わります。2階の窓から注ぐ自然光が1階まで届くよう、軽快なストリップ階段を採用しました。手すりの支柱はフラットバーでクールに、手すりは丸棒で手のひらにフィットさせています。さらに、支柱と床のジョイント部を見せずにうつくしく仕上げるため、支柱を段板の側面に取り付けたこともポイント。スペースを拡大する意図も含まれています。

玄関

玄関の上部にあった吹き抜けは、増床のためにふさいでいますが、これまでと変わらないほどの明るさを確保しています。階段からは2階の明るい光が注ぎ、白い壁や天井がそれを拡散。また、本棚や階段を切り取る白い壁が印象的です。ゲストの視線を誘い込み、その先に広がる空間を想像させます。フローリングはLDKと同じヨーロピアンオークを使用し、シンプルな空間にぬくもりとやわらかさをもたらしました。

ツーバイフォー(2×4)リフォーム・ツーバイフォー(2×4)リノベーションデザイン事例 #00388
ツーバイフォー(2×4)リフォーム・ツーバイフォー(2×4)リノベーションデザイン事例 #00388

ツーバイフォー(2×4)工法でも
ルールに従い壁を開口

耐力壁で家の重さを支えているため、「間取り変更がむずかしい」と言われているツーバイフォー(2×4)工法。しかし、工法の基本的なルールを知っていれば、間取りを変えることができる場合があります。今回は梁を補強して耐震性を確保しながら、いくつかの壁を開口しました。構造上なくせなかった壁は、空間の目隠しや居心地を高める要素として活用しています。

窓を新設し、
南北に風の通りみち

北側にしか窓がなかったリビングと寝室。空気の抜け道がなく、室内に空気が留まり、湿気とカビの原因になっていました。そこで、リビングと寝室それぞれの南側に窓を新設。最も効率のよい南北通風ができ、短時間での換気が可能になりました。新しいお住まいになってからは、これまでのように湿気に悩まされることもなくなったそうです。

ツーバイフォー(2×4)リフォーム・ツーバイフォー(2×4)リノベーションデザイン事例 #00388
ツーバイフォー(2×4)リフォーム・ツーバイフォー(2×4)リノベーションデザイン事例 #00388

使いやすさとデザインにこだわって設計

ご主人さまが本をたくさんお持ちだと知り、図書館のような階段をイメージしたというデザイナー。階段と本棚をどのように構成したら最もスタイリッシュで、最も使いやすいか。何度もイメージ図を描き直し、物理的に可能かどうかを検討しながら図面を作成。シャープなストリップ階段は、2階の窓から注ぐ光を1階まで届けます。

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