高級賃貸リフォーム・リノベーション

賃貸物件はただ「古い」というだけで、借り手の候補から外されがちです。ただし築年数は変えられなくても、印象を変えることならできます。そこで間取りやインテリア、設備を含めてフルリフォームで一新し、新築と同じレベルに引き上げることが重要となってきます。リノベーション物件が増加している今、これからの高級賃貸リフォームは「どれだけクオリティの高いリノベーションで競合物件と差別化するか」が課題となってくるでしょう。高級賃貸物件ニーズが高まっている中、「コストをかけずにそれなりにキレイにしたい」というよりも「グレードを高めて、ステイタスのある方々に貸し出したい」というオーナー様が増えているのが、最近の賃貸リフォームの傾向です。

高級賃貸リフォームの費用は、工事内容や導入する設備のレベルによって異なります。間取りは既存のまま、ローコストの素材や機器を採用し、設備配管や電気配線も既存利用するなら「10～20万円/㎡」。間取りを変えて、素材と器具は標準レベル、設備配管や電気配線も概ね交換するなら「20～30万円/㎡」。間取りを大きく変えて、高品質な素材とハイエンドな設備を採用し、設備配管や電気配線を全交換するオーダーメイドのフルリフォームは「30万以上/㎡」というのが一つの目安です。これらは一例で、既存の状態やご希望によって変わってきます。青山・自由が丘モデルルームの相談会にご参加いただければ、詳しい費用感をお伝えさせていただきます。

賃貸マンションのリフォームに使えるローンは、住宅金融支援機構の「賃貸住宅リフォーム融資（住宅セーフティネット）」、民間金融機関の「アパートローン」、日本政策金融公庫の「一般貸付」の3つがあります。金利や借入限度額・条件などはそれぞれ異なり、物件の収益性を含めて審査されることが特徴です。不動産投資ローンは借入金額が大きいため、慎重に選びましょう。CRAFTでは借入先のご紹介も行っていますので、お気軽にご相談ください。またリフォーム内容によっては「長期優良住宅化リフォーム推進事業」などの補助金制度が適用になるケースもあります。詳しくは、国土交通省のHPをご確認ください。

住宅金融支援機構　賃貸住宅リフォーム融資
国土交通省 令和５年度 長期優良住宅化リフォーム推進事業
日本政策金融公庫

賃貸マンションの一室をフルリフォームする場合、プランニングに2ヶ月、工事に3ヶ月ほどはかかります。ただしタワーマンションやヴィンテージマンションといった高級マンションは、一般的なマンションに比べて管理組合が厳しく、工事が制限されてしまうことがあります。1日の作業可能時間が短かったり、マンション敷地内に工事車両を止められなかったり、重機の使用が禁止されていたりと、制約が多いほどリフォームの工期は長くなりがちです。さらに海外設備の納期の遅れや、複雑な装飾も工期が遅れる要因に。完成のご希望日があるオーナー様は、できるだけお早めにご相談ください。

高級賃貸リフォームでは、「企画力」「設計力」「工事力」の3つを備えた会社に依頼しましょう。「企画力」があれば、建物の特徴をとらえてターゲットにアピールできる魅力的なコンセプトを打ち出せます。それをオーダーメイドでプランに落とし込む「設計力」も必要です。高級賃貸リフォームでは差別化のために、複雑なデザインや特殊な施工を採用することもあるため、それを確実に形にできる「工事力」も重要なポイントとなってきます。CRAFTのように企画・設計・施工のすべてを自社で行う会社であれば、オーナー様も入居者様も価値を感じる空間を実現できます。またCRAFTは1982年の創業以来、個人住宅の高級リフォームを手掛けてきたため、高級エリアの入居者ニーズを熟知していることも特徴です。「他にはないような高級物件にしたい」「自分でも暮らしたくなるような空間にしたい」という賃貸マンションオーナー様から選ばれています。