デザインリフォーム・リノベーションのクラフト

リフォーム・リノベーションデザイン事例 #00420 神奈川県 横浜市

物件データ

所在地:横浜市 / 家族構成:夫婦+子ども3人 / 築年数:23年 / リフォーム面積:182㎡ / 工期:4ヶ月 / 費用:-万円

BEFORE
BEFORE
AFTER
2×4住宅を子育てしやすい家に

3人のお子さまを育てるYさん。これまでのマンションが手狭になり、横浜の閑静な住宅街にツーバイフォー(2×4)の戸建てを購入。お子さまがたのしく遊ぶことができ、かつ大人もくつろげるようにデザインリフォームしました。ツーバイフォー(2×4)住宅は間取り変更がむずかしいとされているなか、壁を大きく開口して広々としたLDKを実現。またお子さまに配慮してプランニングしたこともポイントです。たとえば泥だらけで帰宅するお子さまがすぐにシャワーを浴びることができるよう、玄関~バスルーム~トイレ~キッチン~ダイニングの動線に。またお子さまが自身で片付けられるよう、玄関とダイニングには大きな収納スペースを設けました。LDとひと続きのウッドデッキや玄関のブランコで遊ぶお子さまたちの声が、邸内に心地よく響きます。

高台のマンションのように
自然光と風が注ぎ込む

既存の状態はよく、「当初はクロス交換しか考えていなかった」というYさん。しかしいざリフォームを考えると「LDKは広い方がいい」「収納は大きく」「子供の遊ぶスペースが欲しい」など理想がどんどんふくらみ、フルリフォーム(スケルトンリフォーム)することに。3社へ相見積りを取ったなか、一番希望を叶えたうえで+αの提案をしたクラフトに決めたそうです。暮らしてみて何よりご満足いただいているのは、家事や子育てをスムーズにする動線と収納。小さなお子さまがいても整頓された状態をキープしやすく、奥さまの家事の負担が大きく減ったそうです。窓も大きく開口し、さわやかな風が吹き込む明るい環境で過ごせるように。奥さま「以前暮らしていた高台のマンションのように心地がいいです」と、満面の笑みを見せてくれました。

リラクシングなリビング

ツーバイフォー(2×4)住宅ながらも、構造計算のうえで壁を開口を拡大。庭に面した窓も大きくし、広くて明るいLDKとしました。リビングは既存の暖炉を活かしつつも、リラクシングな雰囲気に。床は白く塗装し、拭き取ることでヴィンテージな風合いを感じさせるヨーロピアンオークを採用。壁は白い塗装でテクスチャーを出し、一部はベージュでアクセントとしました。マントルピースのサイドに設けたオープン棚には、お気に入りの家具をディスプレイ。家族や友人と暖炉の炎をながめながら、静かに語らうたのしみが増えました。

片付けやすさ抜群

ダイニングには大きな壁面収納を設け、食器はもちろん、お子さまのおもちゃ、学校道具をしまうことができるように棚や引き出しを工夫しています。大きく開く3枚引き戸は、お子さま3人で一緒に使うことが可能。それぞれ自分で片付けらるようになったそうです。引き戸を閉めると中が見えないように、扉には半透明の鏡板を採用黒い木製格子により、リズミカルな印象をプラスしています。お子さま自身ですぐに片付けられる収納のおかげで、「いつもダイニングテーブルの半分は、子どものモノに占領されていた」という奥さまのお悩みが解消されました。

子供に目を配りやすいキッチン

「まるで司令塔みたい」(奥さま)と笑うほど、お子さまの様子がよく見えるキッチン。料理をしながら、バスルームのお子さまに「ちゃんとふいてね」「ズボンを履いてね」と声をかけやすくなりました。また3人のお子さまにさっと朝食を提供できるよう、キッチンカウンターを設けています。カウンターの素材と色は、ご愛用の無垢のダイニングテーブルに合わせてセレクト。L字型にすることで木のバランスを調整し、全体のデザインイメージを完成させました。サイドには小さなパントリーを設け、必要な食品をストックしておけるように。

子供が集まるキッズスペース

2階の1部屋は間口を大きく広げ、キッズスペースとしています。ハンモックやソファを置いて、子供のための小さなリビングのようなイメージです。近所の友達が集まったり、家族みんなで寝ることもあるそう。引き戸を閉めることで、完全に独立した個室に。末っ子のお子さまが大きくなったら、子供部屋として使用することを想定して計画しました。玄関に立つと、こちらの部屋が視界に入り、明るくたのしい気分を誘います。

子ども専用の玄関スペース

拡大した土間スペースの奥には「子ども専用の玄関スペース」を設けています。子供の靴で散らかりにくくしています。玄関収納はたっぷり確保。出し入れしやすいオープン棚には靴やリュックを自分でしまい、バスルームに直行できるようになっています。既存の壁は、大人の玄関スペースとおだやかに仕切るために活用。子供の玄関スペースが少しくらい散らかっていても気になりません。

たのしいセカンドリビング

庭に面してウッドデッキを設け、セカンドリビングに。床の高さを変えながら段差を設け、自由に座ることができるようにしました。レッドシダーを白&グレーで塗装したラフなウッドデッキ。西海岸のような爽やかさを感じさせています。ご近所の視線が気にならないように設けたフェンスは、風圧に考慮して高さを検討。隣家の高さを基準にしつつも、段階的に変え、さら下部に風を通すスリットを入れました。家事の手をちょっと休め、とびきりの笑顔で遊ぶお子さまたちを眺めたくなります。

玄関にブランコ&隠れ家

「子どもが思いっきり遊べる家」というのがコンセプトのひとつ。玄関前には化粧梁を設け、ブランコを吊るしました。高さはお子さまの成長に合わせて調整できます。また階段下のスペースを活用し、お子さまの隠れ家を。入り口はR(曲線)にして、わくわくするような雰囲気に。暖かい光が灯る隠れ家では、子どもたちが集まってひそひそ話をしたり、本を読んだり。入り口は大人も入ることができるサイズのため、もし何かあっても安心。将来は収納スペースとしても活用可能です。

やわらかな光が広がる洗面室

洗面室は既存の窓を活かし、明るいスペースに。通常ならミラーを設置するため窓を塞ぎがちなところ、ミラーキャビネットを窓の上から吊るすように設置しています。キャビネットの背面からはたっぷりと自然光が溢れ、洗面室いっぱいに拡散。上部には室内物干しをアイアンでクールに製作し、生活感が出ないように配慮しました。洗面カウンターの引き出しはキッチンと同じく框組み、取っ手も同じプロダクトに。お子さまたちがいつも通るキッチンと洗面室の引き戸を開けたままにできるよう、キッチンとデザインを統一しました。

心はずむシャワールーム

寝室のある2階にはシャワースペースを設置。多忙なご主人さまが、さっと汗を流せるようにしています。壁に貼ったのは、朝のやさしい光にふさわしいブルーのタイル。腰高まで内側と外側でラインをそろえ、すっきりとした印象に仕上げています。洗面室にもこちらの空気感を取り込むために、間仕切りは強化ガラスに。洗面カウンターは明るい木、洗面ボウルは丸い置き型を採用。プライベートな空間だからこそ、使うたびに心がはずむデザインとしました。

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