デザインリフォーム・リノベーションのクラフト

リフォーム・リノベーションデザイン事例 #19278 神奈川県 横浜市

物件データ

所在地:神奈川県 横浜市 / 家族構成:夫婦+子ども1人 / 築年数:30年 / リフォーム面積:107㎡ / 工期:4ヶ月 / 費用:-万円

BEFORE
BEFORE
AFTER
壁式構造の住まいを伸びやかに

メゾネットマンションにお住まいを、クラフトでデザインリフォームしたYさん。壁式構造で主要な壁を動かすことができず、リビングとダイニングの間にある段差も、構造上変更できない中、間取りはほとんど変えずに印象を一新。1階の建具を開き戸から引き戸にし、扉を開ければフロア全体を見通せる伸びやかで明るい空間としました。キッチンはこれまで使われていなかった階段側の通路を塞ぎ、壁面を増やすことで、収納や作業スペースを設けました。またリビングには、TVボードとPCカウンターが一体になった家具を造作。その真上にあたる下がり天井にはウォールナットと間接照明を入れ、上品な雰囲気を演出しています。

ブラウンとグレーをベースに
モダンかつシックな空間に一新

友人が多く、多いときには毎週のようにホームパーティを開くYさん。ゲストにくつろいでもらえるもてなしの空間をイメージしてデザインしました。玄関ホールからリビング、ダイニングにかけての床はウォールナットのフローリングを使用。TVボードやPCカウンター、リビングの建具なども色を揃えました。また、リビング・ダイニングの壁の一面はグレーのタイルを貼ったアクセントウォールに。家全体のデザインを統一し、玄関やトイレもダークブラウンとグレーをベースとしています。ゲストにも大好評な、シックでモダンな空間に一新されました

大人のくつろぎ感じるリビング

リビングの一面は、グレーの石目柄のタイルを貼り、アイポイントとしています。またウォールナットのフローリングと配色を合わせ、TVボードとPCカウンターが一体となった家具を造作。下がり天井も色を合わせて、ウォールナットの突き板を張り、間接照明を入れました。ほどよく陰影のある、大人のくつろぎを感じるリビングとなっています。

ダイニングの床や壁面も
リビングの色や素材感と統一

リビングと対面にダイニングをレイアウト。ダイニングの壁面には、リビングと同じグレーのタイルを貼りました。床と同じウォールナットのカウンター収納を造作し、下部には本などをしまえるオープン棚を新設。上部にもタイルのサイズに合わせた飾り棚を設置し、お気に入りの小物を飾っていただけるように。石目柄の壁に棚板の横のラインがアクセントになっています。出窓のカウンターは壁と同色で目立たないようにして、グレーの壁面を引き立てています。

PCカウンターの周辺にも工夫を

PCカウンターの上部に設置した吊り収納は、壁面に貼ったタイルのサイズに合わせて製作。そのかたわらにはトール収納を設けました。タイルの色に合わせて存在感をなくし、すっきりと見せています。吊り収納の下部にはブラケット照明を2灯設置し、手元を照らす実用性と同時にデザイン的なアクセントとしました。

引き戸と床でワンルームのように

リビングのドアは引き戸に変更。開放すれば、奥の寝室から玄関ホール、LDKまでがひと続きとなります。これらの床をすべてウォールナットフローリングで統一し、キッチンの入り口まで連続して張ることで、大きなワンルームのようなイメージに。広々とした、伸びやかな雰囲気を演出します。

広い作業スペースを確保したキッチン

L字型だったキッチンをI型に変更するリフォームを以前に行ったことがありましたが、ご主人さまが奥さまと一緒に料理をすると、手狭に感じるように。そこで今回は、広い作業スペースをリクエスト。ほとんど使われることのなかった階段側の通路を塞いで壁面を増やし、L字型のキッチンにしています。さらに、キッチン家電を収納するスペースも確保しました。

大きなカウンターと洗面ボウル

2人で同時に利用することも多いという洗面台。洗面ボウルはあえて2ボウルにはせず大きなものを片側に寄せて設置。カウンターと鏡を大きくとることで、1人が洗顔や歯磨きをしている横で、もう1人がメイク道具を広げるなど並んで身支度ができるようにしました。洗面ボウルはカウンターと一体型のデザインで、掃除がしやすいよう配慮しています。

コンパクトながらも使いやすく

トイレは玄関の横にレイアウト。玄関側の収納を広くとるため、最小限のスペースとしました。背面の壁はリビングと同色のタイルを貼り、手洗いカウンターは洗面台と同様のボウル一体型を採用。水がはねても拭き取りやすく、カウンター下部の収納にはトイレットペーパーをしまう棚も備えました。

玄関収納はたっぷりと

玄関ホールの収納は、裏手に位置するトイレ側に奥行きをもたせることで収納力をアップ。さらに、入って左手には飾り棚も兼ねた小さな収納を設けました。お気に入りの絵画や季節の小物などを照らす、ダウンライトも設置。下部は傘掛けとなっており、限られた空間を有効に活用しています。

湿気対策で断熱工事

寝室は山の斜面に面しており、湿気が気になっていたそう。そこで壁に断熱材を充填しました。その壁一面にクロゼットを設け、収納不足も解消。ベッドのかたわらに設けたデスクはドレッサーとしても使えるよう、照明やミラーも備えています。

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