物件データ
中古マンションを購入し、デザインリフォームしたMさん。お気に入りの家具に合わせたモダンな空間がご希望でした。そこでリビングサイドの壁には割肌の石を貼り、玄関やキッチンなどの壁は自然素材のジョリパットで左官仕上げに。床や壁には大理石柄の大判タイルやレンガタイル、スクラッチタイルを貼り、キッチンの下がり天井は家具に合わせて木目に。ダウンライトやスポットライト、間接照明を使い分け、さまざまな素材の質感や陰影を際立たせたこともポイントです。また、クランクしていた廊下のレイアウトを変えたことで、玄関からバルコニーまでまっすぐと視線が抜けるようになりました。LDKは和室を取り込み、どこにいてもバルコニーの眺望を楽しめるのびやかな空間に。夫婦でゆったりとくつろげる住まいとなっています。
スマートシステムで
暮らしをもっと快適に
照明やブラインドのスイッチは、スマートスピーカーで音声操作ができるシステムを導入しました。照明は一括でON・OFFでき、あたたかみのある電球色や自然な明るさの昼白色、中間の温白色と照明の色を選べることもポイント。くつろぐときは電球色、読書をするときは昼白色など、シーンに合わせて調光が可能です。
お気に入りの家具に囲まれて
リビングは3シーターソファやカフェテーブル、サイドボードなど、お気に入りの家具を配置。リビングサイドの壁は家具の存在感に負けないよう割肌の石を貼り、ダウンライトで照らしました。上部にはピクチャーレールを設置し、絵画をディスプレイしても映える空間に仕上げています。
照明に癒される
L字型の下がり天井は間接照明を入れ、奥行きを感じられる空間に。カウンター収納上部の壁はジョリパットで仕上げてスポットライトで照らし、素材感を強調しています。デザインリフォームに合わせて購入したダイニングテーブルの上部には、ペンダントライトを設置。場所ごとに効果的な照明を選び、くつろぎの空間を演出しています。
シックなCUCINAのキッチン
キッチンは、ブラックの人造石の天板にローズウッド色の組み合わせでシックな印象に。下がり天井や背面のカウンター収納の天板もダークブラウンの木目で仕上げ、キッチンと調和させました。キッチン奥の壁にはグレーの色ムラがあるタイルを貼り、空間のアクセントにしています。
TVはさりげなく溶け込むように
テレビはバルコニー側の壁に設置。テレビが空間になじむように、背面の壁にはダークグレーのアクセントクロスを貼りました。向きを変えることができる可動式で、リビングでくつろいでいても、ダイニングやキッチンにいても視聴できるように配置しています。
美しく機能的な書斎スペース
ご愛用のローズウッドのデスクは、以前は2台のモニターに占領されていました。そこで壁の下地補強し、壁付けモニターに変更。デスク上をすっきりと保ち、広いスペースで作業ができるようになっています。背面にはレンガのようなタイルを貼り、重厚な雰囲気に。床にはLDKよりも濃いダークグレーのタイルを貼り、床暖房を設置。仕事に集中できる機能的なスペースです。
伸びやかな廊下
廊下はクランクせずLDKに入ることができるレイアウトに変更。床にはLDKと同じ大判タイルを敷き、廊下とLDKをガラス扉で仕切ることで、廊下に立ったときLDKやその先のバルコニーまで見渡せる、のびやかな空間を演出しています。
表情ゆたかなサニタリー
洗面台の天板は天然石の風合いに近く手入れがしやすい人造石を、扉はダークブラウンの木目柄に。三面鏡のフレームも同色でシックに仕上げました。正面の壁にはグレーのスクラッチタイルを貼り、ミラーの上下と洗面台の下部に間接照明を設置。タイルの凹凸や鏡面の天板に光があたり、さまざまな表情をもたらします。
ジョリパットのぬくもり
正面と側面の壁は、ジョリパットの左官仕上げとしました。手洗いカウンター側の壁はやや手前に立ち上げ、サイドに間接照明を入れ、スリット状の光で印象的な空間に。上部からもダウンライトで照らし、手しごとの壁の繊細であたたかな表情を引き立てています。
ギャラリーのような玄関ホール
玄関正面の壁はジョリパットで仕上げ、ピクチャーレールを設置。ダウンライトで照らし、絵画と左官仕上げの壁を引き立て、フォーカルポイントとしました。サイドの壁面には玄関収納を設け、上下に間接照明を入れることで、洗練されたイメージに仕上げてます。
