マンションリフォーム事例:大理石が彩るホワイトモダンな空間 #22352
物件データ
同じマンションのより広い住戸に住み替えることにしたIさん。購入した部屋の前オーナーがクラフトでリフォームをしていたご縁で、今回のデザインリフォームもご依頼いただきました。お持ちの別荘は木を多用していることから、ご自宅のデザインは白をベースとしたシンプルな雰囲気に。リビング・ダイニングの窓際にある逆梁による段差は、大理石模様の大判タイルを貼ってカウンターのように仕上げています。キッチン前に立ち上げた壁や天井の梁も同じタイルを貼り、天井は天然塗料のルナしっくい仕上げに。構造上の制約を考慮しつつ、上質感のある空間としています。
BEFORE写真


断熱性アップで、夏も快適に
同じマンションで暮らしてきた経験から、夏の日差し対策が必要だと感じていたIさん。そこで、LDKなどの窓ガラスは真空ガラスに入れ替え、個室はインナーサッシを設置するなどし、断熱性能を高めました。また、ピアノを弾くための防音室は、前居から移設してコストを抑えつつ、エアコンを設置しています。

大理石模様の壁がアイポイント
キッチンサイドに壁を立ち上げ、ディスプレイ棚を設けました。リビング・ダイニングとキッチンをゆるやかに仕切り、PS(パイプスペース)やコンロの油はね対策の役割も果たしています。大理石模様の大判タイルを貼ることで、あえて壁のボリューム感を強調。LDKのアイポイントとしています。
フレキシブルに暮らす
リビング奥のスタディルームはあえて独立させず、LDKとひと続きのオープンな空間に。将来は個室としても使えるよう、サイドに引き戸を設置しました。リビングと壁で仕切っても出入りができるように計画しています。


キッチンも大理石模様に
kitchenhouseにオーダーしたキッチンは、厚みを持たせた大理石模様のセラミックストーンを全面に使用。キッチン前に立ち上げた壁や、バルコニーに続くステップと連続するように設計しました。一方、背面収納は冷蔵庫やワインセラーをビルトインできるように計画。生活感を隠してすっきりと見せつつ、キッチンや壁を引き立てています。
家族が集うスタディルーム
家族が同じ空間で過ごしやすいよう、LDKとひと続きにしたスタディルーム。リビング向かいの壁側には集成材のデスクカウンターを、上部には吊り戸棚を製作しました。デスクカウンターの下部には引き出しを、正面の壁はマグネットを貼ることができる内装材を採用するなど、使い勝手に配慮しています。


景色をフレーミング
床から梁を立ち上げる「逆梁工法」のために窓際に生じた段差には、大理石模様の大判タイルを貼り、ルーフバルコニーに出るためのステップとして活用しました。上部の梁にも同じタイルを貼り、大きな窓をコの字型に囲むデザインとすることで、都心の景色をフレーミングしています。
シンプルを極めたサニタリー
洗面台は、継ぎ目がないアンダーシンクタイプとすることで、一体感があるデザインに。洗面台下部の収納扉は取っ手のない白のメラミンドアとしました。正面の壁にはリビング・ダイニングと同じ大理石模様の大判タイルを貼り、白で統一されたシンプルな空間に表情を持たせつつ、上質な空間に仕上げています。


回遊性のある間取り
玄関からリビング・ダイニングに出る動線と、買い物した荷物をキッチンへ直接運べる動線の2WAY仕様に。回遊性をもたせ、動線上にサニタリーや収納スペースを設けることで、スムーズな生活動線を叶えました。また、防音室を囲むように回遊動線を設けることで、周囲への音漏れにも配慮しています。


ショールーム見学&相談会では、可能なリノベプランと費用感についてご案内させていただきます。