ルーフバルコニー付きマンションで優雅な暮らし。資産価値もキープしやすいメリットも！

根強い人気のあるルーフバルコニー付きマンション。戸数が限られているため、新築では高倍率、中古ではかなりの激戦になります。言い換えれば「ちょっとくらい高くても、ルーフバルコニー付きマンションに住みたい！」という方がわりと多いということです。

今回は、ルーフバルコニー付きマンションのメリットやデメリット、どのような過ごし方ができるか…をご紹介します。「ルーフバルコニー、ほんとに活用できるかな？」「買うかどうか迷っている」という方は、ぜひ参考にしてください。

ルーフバルコニーとは、下の階の屋根の上にあるバルコニーのこと。ルーフテラスと言われることもあり、普通のバルコニーの何倍もの広さがあります。必然的に角部屋となるためマンションの中でも限られた数しかなく、「プレミアム住戸」として売り出されるケースがほとんどです。

ルーフバルコニーではアウトドアリビングとしたり、ガーデニングをしたり、ただ空を眺めながらお茶をしたり。まわりの視線を気にせず、都心にいながら開放的に過ごせることが、ルーフバルコニー付きマンションの大きな魅力です。

CRAFTで仲介したルーフバルコニー付きマンションを購入し、リノベーションしたお客さまの例をご紹介します。

CRAFTで物件探しをスタートした当初は、駅近のマンションをご希望だったKさんご夫婦。いくつか内見するうちに「せまくて高い」ことに気が付き、方向転換。駅からちょっと離れても「広さ」を優先しました。

見つけたのは最上階・角部屋・リビングの2方向にルーフバルコニーが広がる物件。まるでペントハウスのような高い勾配天井も気に入りました。この開放感を活かすため、あえて玄関ホールとLDKをひとつながりの空間で設計。キッチンもバルコニー側に大きく移動し、景色を楽しみながら料理ができるようにしています。

「ルーフバルコニーでお茶をしたり、月を眺めたりしていだけで幸せな気分になります。まわりに高い建物がないから、夜はカーテンを開けたまま。都内でこんなに開放的に暮らせるとは思っていませんでした」（奥さま）

家で過ごす時間を、なにより大切にしているKさんご夫婦。ルーフバルコニーが暮らしの中心になっているようです。

お子さまが独立し、戸建てからマンションに住み替えることにしたYさんご夫婦。ご主人さまの趣味が園芸ということもあり、CRAFTの不動産担当には「ルーフバルコニーのあるマンション」をご希望でした。

購入したのは、駅からほどよくにぎやかな商店街を通ってアクセスするマンション。まわりに高い建物がないため、ルーフバルコニーに立つと大きな空が頭上に広がり、遠くまで見渡すことができます。思わず深呼吸したくなるような気持ちよさです。

「出入り口に大きな段差があるから、行き来するのがちょっと大変」と言われることもあるルーフバルコニー。そこでリノベーションでは、玄関から靴のままでアクセスできるようにしました。玄関～ご主人さまの個室～ルーフバルコニーへの出入り窓まで、モルタルの土間を連続。買ってきた植木や土などは、そのままルーフバルコニーへ運ぶことができるようになりました。

一方で、リビングからルーフバルコニーへアクセスするステップは、普段はコーナーベンチとして活用できるよう造作しました。やわらかな自然光を感じながら、読書をしたり、お茶をしたりできるとっておきのスペースです。

ルーフバルコニーがあるのとないのでは、普段の暮らしがまったく違ってきます。ルーフバルコニーでどのように過ごすかは、住まう方のライフスタイル次第。ここではルーフバルコニー付きマンションでできることやメリットをご紹介します。

LDKに面したルーフバルコニーなら、床が外まで続くような印象となり、邸内に実面積以上の広がりを感じることができます。フローリングとウッドデッキの色合いを統一すれば、より連続性が生まれて伸びやかに。同じ広さのLDKでも、ルーフバルコニーのあるなしで開放感がまったく違ってきます。

毎朝のコーヒータイムはルーフバルコニーで。よく晴れた気持ちのよい休日にはランチ。夜景を眺めながらお酒を飲む。ルーフバルコニーは屋根がないため、空をより身近に感じながらリラックスした時間を過ごせます。ただいるだけで、とても心が満たされた気分になります。

お子さまがいるご家庭なら、ルーフバルコニーが大活躍。三輪車や自転車、フラフープ、縄跳び、夏はプール。家事をしながらお子さまを見守ることができ、安心です。

ルーフバルコニーでのガーデニングは、とても気持ちがいいものです。さわやかな朝日を浴びながらグリーンや花に水をやり、気持ちのよい風に吹かれながら植え替えをたのしむ。バルコニーとは違った日当たりのよい環境で、植物を育てることができます。

リビング続きのルーフバルコニーなら、ホームパーティーでも大活躍。セカンドリビングとして、ゲストに心地よい時間を過ごしてもらるはずです。屋外用のバイオエタノール暖炉を置けば、冬も暖かく雰囲気もアップ。工夫次第では、一年中アウトドアリビングとして活躍します。

ルーフバルコニーに出るための掃き出し窓には、通常30～50cmほどの段差があります。つまり、ルーフバルコニーに出るために大きな段差をまたぐことに。これは防水のための立ち上がりなので、なくすことはできません。段差部分にステップを設けるなどして出入りやすいようにリノベーションしましょう。

ルーフバルコニーには屋根がないため、とくに南向きだと日中は強い日差しが注ぎます。気になる場合はパラソルやサンシェードを設けましょう。また、ルーフバルコニーには雨が直接降り込みます。雨にさらされたら困る大切な家具や道具は、屋根のあるバルコニーか屋内にしまいましょう。

一般的な広さのバルコニーですら、掃除は大変。ルーフバルコニーならその何倍も大変です。こまめに掃除するか、ウッドデッキを張るなどして汚れが目立たないようにしましょう。床が汚れたルーフバルコニーは、邸内の印象も損ないます。

まわりに高い建物があると、ルーフバルコニーは丸見えです。「体操しているなぁ」「ご飯食べてるなぁ」と思われるくらいなので、そこまで気にする必要はないと思いますが、もし気になる場合は、手すりに目隠しの対策をするとよいでしょう。

ルーフバルコニーは「共用部」なので、使用ルールがあります。BBQは言語道断、倉庫やサンルームの設置は禁止、レンガなどで花壇を作ってもいけません。マンションの管理規約を事前に確認しし、しっかりとルールを守って使いましょう。

「ルーフバルコニー付き・角部屋・最上階」といった住戸は、当然ながら他の住戸に比べて価格が高くなっています。しかしその分、将来の売却や賃貸にも有利です。

なぜなら「ルーフバルコニー付きのマンションで暮らしたい」という方は、いつの時代も一定数存在するからです。ルーフバルコニーが「刺さる方」は必ずいるので、強気の価格設定ができることも。ルーフバルコニー付きマンションは、10年、20年経っても、それなりの価格で売却したり、賃貸に出すことができるはずです。

「ルーフバルコニー付き」のようにわかりやすい特徴のあるマンションは、「資産価値をキープしやすい」と言えます。

ルーフバルコニー付きマンションは、ルーフバルコニーのない住戸に比べて価格は高くなります。しかしその価値は想像以上に大きなもの。暮らしてみると「ルーフバルコニーがあってよかった」と思うシーンがたくさんはずです。

とくにテレワークで在宅時間が増えた今、ルーフバルコニーは暮らしの中心になります。仕事の合間にコーヒーを飲む、ストレッチをする、ノートPCを持ち出してメールチェックをする。外の空気を少し吸うだけで、思いっきり気分転換ができるとっておきのスペース。ほかにも、ホームパーティーやプールなどたくさんの楽しみをもたらしてくれるので、暮らしてからの満足度はとても高いはずです。

ルーフバルコニー付きのマンションは数が限られているため、物件探しは少しだけハードルが高くなります。エリアを広げたり、駅からの距離を再検討するといった作戦も大切に。ルーフバルコニー付きマンションをお探しなら、ぜひCRAFTにご相談ください。

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