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中古マンションリフォームの注意点は?リフォームする時のポイントと事例を紹介

中古マンションリフォームの注意点は?リフォームする時のポイントと事例を紹介
中古マンションリフォームの注意点は?リフォームする時のポイントと事例を紹介

自分好みの住まいを目指すのであれば、中古マンションのリフォームがおすすめです。しかし、マンションによってはリフォームができない部分や制限がある場合があるため、物件選びやリフォームの際は注意が必要です。この記事では、中古マンションをリフォームする時の注意点とポイントについて詳しく解説します。

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中古マンションリフォームの注意点

中古マンションリフォームの注意点は?リフォームする時のポイントと事例を紹介

中古マンションはリフォームで自由な間取りとデザインにできることが魅力ですが、勢い任せでマンションを購入してしまうと後々後悔するリスクがあります。

ここでは、中古マンションリフォームの注意点を3つ紹介します。

〈1〉マンションの共用部分は基本的にリフォームができない

マンションは、「共用部分」と「専有部分」でエリア分けされているのが一般的です。

共用部分についてはマンション全体で共用するエリアという扱いになるため、勝手にリフォームしたり手を加えたりすることはできません。

マンションの共用部分に当たる部分は主に以下の通りです。

・玄関ドア
・窓のサッシ
・窓ガラス
・バルコニー
・インターホン
・駐車場
・エレベーター など

基本的にマンションの住人全員が使うエリアは共用部分という扱いになります。玄関ドアや窓、バルコニーなどは専有部分だと思われがちですが、緊急時の避難経路として使用される可能性があることから共用部分に区分されます。

〈2〉間取りの変更・水回りの移動ができない場合がある

マンションの構造には、「ラーメン構造」と「壁式構造」の2種類があり、壁式構造の場合は壁で建物を支えている耐力壁は撤去できず、希望の間取りにできないことがあります。

一方、ラーメン構造は柱と梁で建物を支えているため、リフォーム時の間取り変更がしやすく、カスタマイズの幅が広がります。

キッチンなどの水回りについては、排水管の勾配やダクトルートをとることができれば移動は可能ですが、取れない場合は位置が制限されてしまうことがあります。

〈3〉実際に住み始められるまで時間がかかる

中古マンションをフルリフォームする場合、一般的に工期は数ヶ月〜半年ほどかかります。フルリフォームでは一度骨組みになるまで部屋を解体してからリフォームを開始するケースがほとんどであるため、工事中はマンションに住むことはできません。

リフォームが完了するまで時間がかかるため、工事中は仮住まいや荷物の保管場所を確保しておく必要があります。

仮住まいや保管場所にかかるコストはリフォーム費用とは別になるため、予算は余裕を持って組んでおくことが重要です。

〈4〉予期せぬ追加費用が発生する場合がある

中古マンションのリフォームでは、予期せぬ追加費用が発生することがあります。

壁の内部や天井、配管などは実際に解体してみるまではどのような状態になっているか確認できません。

もし配管や下地に劣化がある場合は補修工事が必要であり、これに伴いリフォームにかかる費用も増加します。

ギリギリで予算を組んでいる場合はこういったイレギュラーでリフォーム費用が予算を超えてしまう可能性があるため、注意が必要です。

中古マンションをリフォームする時のポイント

中古マンションリフォームの注意点は?リフォームする時のポイントと事例を紹介

中古マンションリフォームは、ポイントを押さえて慎重に検討しながら進めることが重要です。ここでは、中古マンションをリフォームする時のポイントを3つ紹介します。

〈1〉リフォーム内容・優先順位は明確にしておく

リフォームを予算内に収めるにも、リフォーム内容や優先順位を明確にしておくことが大切です。予算を基準とするか、自分がやりたいことを基準とするか、あらかじめ決めておくことをおすすめします。

築年数が古いマンションの場合、水回りや配管関係が劣化している可能性が高いため、リフォームの際に交換が必要になるケースが多いです。

また、壁紙や床も経年劣化しやすい部分であると同時に、部屋全体の雰囲気を左右する重要な部分であるため、リフォームでも優先的に手が加えられます。

間取りを変更するかは個人の好みになるため、必ずしも手を加えなければならないわけではありません。

中古マンションのリフォームは自分の好みやライフスタイルに合わせて部屋をカスタマイズできることが最大の魅力であるため、自分のやりたいことや理想を基準に考えるとリフォーム内容が定めやすいです。

〈2〉リフォーム会社とは入念に打ち合わせをする

リフォームはたとえ内容や見積もりが確定した後でも、思った通りの仕上がりにならない可能性があります。工事前はリフォーム会社と入念に打ち合わせをし、認識の相違がないようにすることが重要です。

中古マンションの工事が完了してしまうと、元の状態に戻したり大幅な変更を加えたりすることができません。、中間検査などでは進捗状況や仕上がりの確認をすることをおすすめします。

〈3〉工事を開始する前に近隣住民に挨拶・お知らせしておく

中古マンションのリフォームでは工事に伴う騒音やゴミが発生するため、近隣住民に迷惑をかける可能性があります。

リフォームをする際は、工事を開始する前に上下左右の隣接する部屋や同じ階の住人に挨拶を兼ねてお知らせしておくことが大切です。

リフォーム後に近隣住民と良好な関係を築くためにも、周囲への配慮は徹底して行うようにしましょう。CRAFTでは近隣挨拶や管理組合への申請を徹底しています。

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CRAFTの中古マンションリフォーム事例

最後に、CRAFTの中古マンションリフォームの事例を2つ紹介します。

実際の仕上がりや費用などを見ておくと、リフォーム内容のイメージがつかみやすくなります。

〈リフォーム事例1〉

中古マンションリフォームの注意点は?リフォームする時のポイントと事例を紹介
リフォーム・リノベーションデザイン事例 #21059

ご夫婦とお子さま2人がゆったり暮らせるように、デザインリフォームを行いました。お子さま2人のプライベートスペースを確保しつつ、個々の居室をコンパクトにすることでゆったりとしたLDKを実現しています。

壁があったキッチンはフルフラットのオープンキッチンに変更し、キッチンとサンルームの間にガラス扉を設置することで窮屈感を軽減しました。また、リビングと子ども部屋の間に室内窓を設置し、家のどこにいても家族のつながりが感じられるようにしています。

床にはオークのフローリング、水回りからキッチンにかけての壁には幅1mを超える石目柄の大判タイルを貼ることで上質感のある空間に。

費用:2,500万円
工期:4ヶ月
リフォーム面積:90㎡
築年数:21年

〈リフォーム事例2〉

中古マンションリフォームの注意点は?リフォームする時のポイントと事例を紹介
リフォーム・リノベーションデザイン事例 #00339

150㎡を超える物件の広さを活かすために、デザインリフォームをしました。独立キッチンの壁を取り払い、30畳を超えるLDKにすることでこれまで以上の快適性と使い勝手を実現。

キッチンにはアイランドカウンターと軽食スペースを設置し、その先は和室に通じるようにしています。キッチンから和室とLDK、両方につながる動線を作ることで、より家族のつながりが感じられるようになりました。

また、玄関から直接キッチンに入れるようにしており、生活動線もしっかり確保。150㎡を超える大空間を余すことなく使えるように、さまざまな工夫を施しました。

費用:3,601万円
工期:4ヶ月
リフォーム面積:152㎡
築年数:22年

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〈まとめ〉中古マンションのリフォームは注意点を押さえて慎重に進めよう

中古マンションのリフォームは物件の選択肢が多く、新築マンションより価格が安いなど、さまざまなメリットがあります。

たとえ築年数が古い物件でも、リフォームをすれば新築マンションと同じ、もしくはそれ以上に快適でデザイン性の高い住まいに一新できます。

注意点を押さえて慎重に進めることで、より自分の理想に近い住まいを実現できます。

CRAFTは、ライフスタイルに寄り添った間取りとデザインをゼロから構築するフルリフォームを専門とする会社です。画一的なスタイルではなく、手づくりの「プラン」と「デザイン」によって、世界に一つだけの住まいを実現します。中古マンションのリフォームでわからないこと、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

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CRAFT 編集部

<著者>CRAFT 編集部

一級建築士・二級建築士・インテリアコーディネーター・一級建築施工管理技士・二級建築施工管理技士・宅地建物取引士が在籍。さまざまな知識を持つプロフェッショナル集団が、リノベーションや物件購入についてわかりやすく解説します。

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