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中古住宅購入と同時にリフォームしたらおトク?住宅ローン控除や減税、補助金のメリットも

中古住宅購入と同時にリフォームしたらおトク?住宅ローン控除や減税、補助金のメリットも
中古住宅購入と同時にリフォームしたらおトク?住宅ローン控除や減税、補助金のメリットも

中古住宅の購入と同時にリフォームすれば、リフォーム費用も低金利の住宅ローンで借り入れられるといったメリットがあります。また、条件にもよりますが「住宅ローン減税」や「リフォーム補助金」などの優遇も忘れてはいけません。ここでは、中古住宅購入と同時にリフォームするメリットや注意点をご紹介します。

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〈中古住宅購入と同時にリフォーム1〉メリット・デメリット

中古住宅購入と同時にリフォームするメリットは、お金の話だけではありません。もちろん、デメリットもしっかりおさえておきましょう。

まずは 5つのメリット!

中古住宅購入と同時にリフォームするメリットは、全部で5つ。お金以外のメリットにも注目しましょう。

〈メリット1〉リフォーム向きの物件を購入しやすい

中古住宅購入と同時にリフォームしたらおトク?住宅ローン控除や減税、補助金のメリットも

「中古物件探し」と「リフォーム」は、それぞれの窓口が別だとうまく足並みがそろわずに計画が難航する可能性も。せっかくお気に入りの物件が見つかっても、あとになって「思い通りのリフォームができない」なんてことは、絶対に避けたいですよね。

「中古物件探し」と「リフォーム」の窓口は、ひとつにまとめるのがおすすめです。物件探しの段階から、リフォームのプロが物件見学に同行し「どのようにリフォームできるか」「物件を買って大丈夫か」などをアドバイスするので、物件購入の失敗がありません。

〈メリット2〉物件探しやリフォーム、住宅ローンの窓口をひとつにできる

中古物件探し〜リフォーム〜住宅ローン〜節税の相談…。これらをそれぞれ不動産会社、リフォーム会社、銀行、税理士事務所に相談していたら時間も労力もかかってしまい大変です。中古物件購入と同時にリフォームすれば、これらをまとめてひとつの窓口に任せることができます。

ただでさえ、はじめての「物件探し」や「リフォーム」は一人だと不安なものです。これにさらに「住宅ローン」が上乗せされて大きなため息が出る前に、ワンストップで依頼できるプロに任せましょう。

中古物件探しの際にどんなことをするのか気になる方は、ぜひこちらもご覧ください。
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〈メリット3〉低金利の住宅ローンでリフォーム費用を借り入れできる

中古住宅購入と同時にリフォームすると、低金利の住宅ローンでリフォーム費用も借り入れできます。

・「同時に」中古住宅購入とリフォームする場合
→ 住宅購入時の住宅ローンで、リフォーム費用も借りられる(低金利)

・「別々に」中古住宅購入とリフォームする場合
→ 住宅購入時の住宅ローンとは別に、新規で「リフォームローン」を借り入れする(高金利)

後者のように中古住宅購入とリフォームを別々にする場合は、高金利の「リフォームローン」でリフォーム費用を借り入れることになり、少し損をします。低金利の住宅ローンでリフォーム費用を借りたければ、中古住宅購入とリフォームは同時に進めていきましょう。

〈メリット4〉節税対策ができる

一定の要件を満たすことで、所得税などの節税対策ができます。次のようなローンを利用すれば、節税効果につながります。

・住宅ローンを利用
→「住宅ローン減税」が適用:10年にわたり〈年末のローン残高×0.7%〉が控除〉

・リフォームローンを利用
→「ローン型減税」が適用:5年にわたり〈最大62.5万円〉控除

〈メリット5〉補助金を活用できることも

住宅ローン同様、一定の要件を満たすリフォームで、補助金制度を活用できます。

リフォームにおける補助金制度は、国や地方自治体が主体となる制度が数多くあり、対象となるリフォームも多岐にわたります。制度によっては最大300万円の補助金を受け取れるので、かならず最新情報を事前にチェックしましょう。

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デメリットは「手間と時間ががかかること」

中古住宅購入と同時にリフォームするデメリットは、「段取りの大変さ」の一言に尽きます。

これまでお伝えした通り「物件探し」「リフォーム」「ローン手続き」の3つは「二人三脚」ならぬ「三人四脚」で進めることがマスト。節約・節税効果が得られるのはもちろん、それぞれにかかる時間のロスを最小限に抑えられます。

新築住宅とちがい、短期決戦となりがちな中古住宅購入には「段取りのスピード」と「決断力」も求められます。中古住宅購入とリフォームをスピーディーに進めるためには、これらを熟知した「良きパートナー」が必要不可欠です。

〈中古住宅購入と同時にリフォーム2〉住宅ローンで損をしないために

中古住宅購入と同時にリフォームする際、住宅ローンには多くのメリットがあります。その反面で注意することも多いので、損をしないために気を引き締めましょう。

1.スピーディーに進める

中古住宅の購入と同時にリフォームする際のスケジュールは、想像以上にタイトなものになります。

無事に物件探しが終わったら、買付を申し込み、その後あらためて売買契約を締結。じつはこれらに要する期間は、たったの1週間です。ここから物件の引き渡しにいたるまで、短いときはおよそ1ヶ月。過酷なスケジュールに耐えうる覚悟が必要になります。

また売主の都合などもあり、中古住宅の購入における検討期間は、新築のそれに比べて短くなる傾向にあります。住宅ローンを借り入れる金融機関を一人で決めるには、あまりにタイトすぎる期間になります。

2.物件の築年数に注意

中古物件を探す際には、築年数に注目しましょう。物件の築年数は、物件購入で借り入れることになる「住宅ローン」に支障が出るおそれがあります。

〈築年数によって借り入れができないことも〉
中古住宅の購入にあたって、金融機関によっては「築30年以内」など、物件の築年数に制限を設けている場合があります。検討している物件の築年数と、希望する金融機関の借り入れ条件をあらかじめ確認しておくと安心です。

〈住宅ローン減税の対象外になる場合も〉
住宅ローン減税においては、建物の築年数によって対象外となる物件があります。対象外となる物件は、次のとおりです。

・昭和56年以前に建築された住宅

つまり、昭和57年1月1日以降に建築された住宅(新耐震基準適用住宅)であれば、住宅ローン控除の対象になります。

3.希望の条件で借りられないことも

物件の築年数以外にも、希望の条件で借り入れできない場合があります。中古住宅購入における住宅ローンでは、新築に比べて借り入れ額や期間に制限を設けている金融機関も多く見られます。

その理由は、住宅ローンの返済ができなくなった場合における「担保」のちがい。住宅ローンの審査項目では「担保評価」が上位にあり、借り入れ額の決定に大きく影響しています。

なお、住宅ローンでは購入した住宅やその土地が「担保」になります。一般的に、住宅は築年数が経過するほど資産価値が下がるので、中古物件は新築物件に比べて借り入れ可能額が下がる傾向にあるというわけです。

4.諸費用を考慮して借り入れを

住宅の購入には、物件以外にも「諸費用」がかかります。「諸費用」には、具体的に次のようなものが該当します。

・物件の仲介手数料
・ローンの取り扱い手数料
・契約締結時にかかる印紙代
・不動産登記の費用

諸費用の相場は、物件にかかる費用のおおよそ「5~10%」といわれており、諸費用も考慮した借り入れが必須です。

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〈中古住宅購入と同時にリフォーム3〉補助金で損をしないために

中古住宅購入のリフォームには、補助金の活用も忘れてはいけません。補助金の制度によって、申請方法・申請期間・補助金額などが異なるので、時間に余裕を持った事前確認が補助金活用のポイントになります。

対象となるリフォーム

対象となるリフォームには、次のようなものがあります。

・耐震リフォーム(耐震補強など)
・バリアフリーリフォーム(段差解消など)
・省エネリフォーム(節水型トイレへの交換など)
・長期優良住宅化リフォーム(三世代同居に対応へ向けた玄関の増設など)

このほかにも、各地方自治体で独自の補助金制度を設けている場合もあります。

住宅ローン減税と併用可能

リフォームの各種補助金は、住宅ローン減税と併用が可能です。しかし、中古住宅の契約や着工前に補助金申請が必要だったり、先着順の補助金制度も多かったりするため、より厳密なスケジュール管理が求められます。

なお、補助金制度どうしの併用はできないので、注意しましょう。

最新情報をチェックする

補助金制度の最新情報には、つねに目を光らせておきましょう。補助金制度は、年度によって補助金の金額や対象となる要件が変わることもザラにあります。前年度に適用されたからといって、今年度も適用になるとは限りません。

また、地方自治体では地方経済活性化の目的で、地域の業者でリフォームを実施することが補助金制度の条件になる場合もあるので、注意が必要です。

〈中古住宅購入と同時にリフォーム4〉「中古物件購入〜引っ越し」全体像の把握

これまでの通り、中古住宅購入と同時にリフォームするまでの道は前途多難。これらにくわえて、住宅ローンやリフォーム補助金まで一人でやろうとしたら、頭から煙が出ちゃいますよね。

あなたが最低限やるべきことは「中古物件購入〜引っ越し」までの全体像の把握です。それ以外の、物件探しやリフォーム、そしてお金のことは「良きパートナー」にリードしてもらいましょう。頭から煙が出た状態では、理想の住み替えは実現できません。

〈中古購入からリフォームの流れ〉

・不動産コンサルタントに相談(ライフスタイル・住宅へのこだわりなど)
・中古物件を見学(CRAFTでは不動産・設計の各コンサルタントが同行)
・住宅ローンの申込み
・物件購入の手続き・売買契約の締結
・リフォームの設計契約を締結
・リフォームの工事請負契約を締結
・工事着工
・物件の引き渡し
・引っ越し

なかには、引っ越し後も継続してサポートしてくれる会社もあります。各段階における詳しい説明を知りたい方は、こちらも参考にしてください。

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〈まとめ〉物件探し〜アフターサービスまで〈CRAFT〉が全力サポート

今回は、中古住宅購入と同時にリフォームするメリットにくわえ、住宅ローンやリフォーム補助金制度についてご紹介しました。

もはや、中古住宅購入とリフォームは「セット商品」。セット商品がゆえメリットも多くありますが、逆にタイトなスケジュールの中でやるべきタスクも多く、これを全部一人でこなすのは至難の業です。

「中古住宅購入を同時にリフォーム」をする際は、良きパートナーを見つけることが「スタート地点」です。CRAFTなら、物件探しからお引っ越し後のアフターサービスまで、全力であなたをサポートします。中古住宅購入のことなら、まずはCRAFTにお声がけください。

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CRAFT 編集部

<著者>CRAFT 編集部

一級建築士・二級建築士・インテリアコーディネーター・一級建築施工管理技士・二級建築施工管理技士・宅地建物取引士が在籍。さまざまな知識を持つプロフェッショナル集団が、リノベーションや物件購入についてわかりやすく解説します。

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