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中古マンションのリフォーム費用は? 利用できる補助金や注意点を知りたい!

中古マンションのリフォーム費用は? 利用できる補助金や注意点を知りたい!
中古マンションをリフォームする時の費用は?利用できる補助金や注意点を紹介

自分好みの住まいが実現できるとして、中古マンションのリフォームが注目されています。中古マンションは新築マンションに比べて安価であることや市場に出回っている数が多いことも理由の一つ。ただし、リフォーム費用によっては新築マンションよりも割高になってしまうため、注意が必要です。

この記事では、中古マンションリフォームの魅力や費用、事例や注意点などについて詳しく解説します。

中古マンションリフォームの3つの魅力!費用・自由度・選択肢

中古マンションをリフォームする時の費用は?利用できる補助金や注意点を紹介

中古マンションのリフォームには、新築マンションにない魅力があります。

中古マンションリフォームの魅力は、主に以下の3つです。

・物件の購入費用が抑えられる
・自分好みの住まいにできる
・物件の選択肢が広げられる

ここからは、それぞれの魅力について詳しく解説していきます。

〈1〉物件の購入費用が抑えられる

中古マンションを購入してリフォームする場合は、新築マンションを購入するより費用が抑えられる可能性があります。

新築マンションでは値引きや割引などの価格交渉はできませんが、中古マンションであれば売主さんの状況により交渉に応じてもらえるケースもあるため、比較的費用が抑えやすいです。また、マンションは築年数が古くなるにつれて価格も同時に下がっていく傾向にあり、築10年以上経過したマンションは新築に比べて約1,000万円の差が出ることも珍しくありません。

物件の購入費用で抑えた分はリフォーム費用に充てられるため、物件のカスタマイズの幅が広げられます。

〈2〉自分好みの住まいにできる

新築マンションは最初から間取りや設備、機能などが決まっているため自分の好みに合わない場合があります。しかし、中古マンションのリフォームであれば自分の好みやライフスタイルに合わせて自由にカスタマイズ可能です。

例えば、高齢者が住みやすいようにバリアフリー設計にしたり子どもが騒いでも迷惑にならないように防音設備を導入したりなど、さまざまな選択肢があります。リフォームは個人の要望に沿った柔軟な住まいづくりができるため、より理想に近い空間を実現できます。

〈3〉物件の選択肢が広げられる

現在市場に出回っているマンションの多くは中古マンションです。

都市部や駅周辺などの人気エリアでは以前からマンションが建っているケースが多く、新築マンションの数は比較的少ない傾向にあります。地方でも同様であり、立地条件がよい場所では既にマンションが存在している場合がほとんどです。

中古マンションであれば幅広いエリアから選択できるため、住環境にこだわりがある方におすすめできます。

中古マンションリフォームの事例と費用相場

中古マンションリフォーム費用相場は、トイレやキッチンなど部分リフォームは数万円〜数百万ほど。物件全体に手を加えるフルリフォームは数百万円〜数千万ほどといわれることが多いようです。

しかし、中古マンションのリフォームにかかる費用は物件の広さや状態、やりたいことによって大きく異なるため一概に言うことはできません。費用感は、実際の事例を参考にするのがおすすめです。

ここでは、中古マンションをフルリフォームするケースに焦点を当てて、CRAFTのマンションリフォーム事例と費用をご紹介します。広さやご希望内容によって費用は異なるため、具体的に知りたい場合は直接お問合せください。

中古マンションの資産価値を高めるリノベーション

〈リフォーム事例1〉

中古マンションをリフォームする時の費用は?利用できる補助金や注意点を紹介
リフォーム・リノベーションデザイン事例 #21123

CRAFTの仲介で購入したタワーマンション。伸びやかな2LDKにスケルトンリフォームしました。個室はコンパクトにまとめ、LDK部分を広くすることで解放感のある空間を実現しています。

ダイナミックな景色を最大限堪能できる間取りになっています。収納も充実させており、玄関や寝室のクローゼットはアイテム量に合わせた設計にすることですっきりかつ美しく収納が可能になりました。

最上階のマンション特有の寒さ・暑さ対策として天井にグラスウールを施工し、断熱性能もアップしています。

費用:2,600万円
工期:5ヶ月
リフォーム面積:83㎡
築年数:36年

〈リフォーム事例2〉

中古マンションをリフォームする時の費用は?利用できる補助金や注意点を紹介
リフォーム・リノベーションデザイン事例 #17249

マンションの最上階にある角部屋を購入。ご夫婦とお子さん2人がストレスなく過ごせるように生活導線にこだわってリフォームしました。

1つ目はリビング・ダイニング→ユーティリティ→脱衣室→廊下の導線。もう1つはリビング・ダイニング→キッチン→パントリー→WIC→寝室の導線。2つの導線を確保することで、伸びやかに過ごせると同時に生活時間が異なる家族の暮らしをより心地よいものにしています。

白と黒の漆喰やモールテックスの壁、グレイッシュなタイルやフローリングなど、無機質なカラーと表情のある素材を組み合わせることでクールで上質な住まいを実現しました。

費用:3,200万円
工期:4ヶ月
リフォーム面積:97㎡
築年数:34年

〈リフォーム事例3〉

中古マンションをリフォームする時の費用は?利用できる補助金や注意点を紹介
リフォーム・リノベーションデザイン事例 #20300

タワーマンションの1室を夫婦とペットがゆったりと過ごせるように、3LDKから2LDKに間取りを変更しました。

もともと独立していたキッチンはオープンタイプに変更し、窓が多い特性を生かして自然光が注ぐ明るいLDKに。部屋数を減らすことで収納スペースを確保し、玄関ホールや書斎、寝室にそれぞれクローゼットを設置しました。

必要な場所に必要量の収納を設置することで片付けがしやすくなり、すっきりとした空間を維持できます。

費用:6,400万円
工期:4ヶ月
リフォーム面積:150㎡
築年数:13年

中古マンションのリフォームで利用できる補助金

中古マンションをリフォームする時の費用は?利用できる補助金や注意点を紹介

中古マンションをリフォームする際、要件を満たせば国や自治体の補助金制度が利用できる場合があります。

補助金を活用すればリフォームにかかるトータルコストを抑えられるため、事前に確認しておくとよいでしょう。ここでは、中古マンションのリフォームで利用できる補助金の一例をご紹介します。

〈1〉先進的窓リノベ事業

『先進的窓リノベ事業』とは、リフォーム工事で断熱性能が高い窓を設置する際に利用できる支援制度です。

窓ガラスはもちろん、窓枠まで支援の対象となっているため、リフォームにかかるトータルコストを抑えられます。ただし、マンションの窓は共有部分として扱われる場合があり、変更できない可能性があるため事前にマンション管理規約の確認が必要です。

既存の窓に手が加えられない場合は、窓の内側に新たな内窓を設置する際に支援制度が利用できます。

〈2〉自治体の支援事業

自治体のなかには、リフォームに利用できる独自の補助金制度を設けている場合があります。

補助金制度の有無は、自治体のホームページもしくは電話で問合せることで確認可能です。なお、市民税や町民税などを滞納している場合は補助金制度が利用できない可能性があるため、注意が必要です。

自治体の補助金制度にはさまざまな要件が設定されている場合があるため、リフォームを実施する前に確認しておきましょう。

中古マンションリフォームの注意点

中古マンションをリフォームする時の費用は?利用できる補助金や注意点を紹介

ここでは、中古マンションリフォームの注意点を5つ紹介します。

〈1〉実際に住み始められるまで時間がかかる

基本的にマンションのリフォームは完了するまで数ヵ月はかかり、工事中は住むことができません。

購入したマンション以外に住居を所有している場合や既に賃貸住宅に住んでいる場合は問題ありません。しかし、購入した中古マンション以外に住む場所がない場合は、仮住まいを探す必要があります。

仮住まいを利用する場合は敷金や礼金、家賃などの費用が発生するため、リフォーム費用と併せて予算オーバーしないかの確認をするようにしましょう。

〈2〉リフォームできない部分がある

マンションには共有部分と専有部分があり、共有部分に該当する場所はリフォームすることができません。

マンションには管理規約というものがあり、共有部分と専有部分について明記されています。共有部分とは窓や玄関扉、バルコニーなどが該当し、マンション全体で共有するものです。勝手に手を加えた場合は管理会社とのトラブルや多額の賠償金請求に発展する可能性があります。

リフォームする際は管理規約をしっかり確認し、専有部分にのみ手を加えるように注意しましょう。

〈3〉間取りの変更・水回りの移動ができない場合がある

購入したマンションのリフォームはある程度自由に行えますが、場合によっては間取りの変更や水回りの移動ができないことがあります。

間取りが変更できないというのは、「建物の耐震性能が確保できない」「配管が通っている」など、安全性の観点や建物の構造上、手を加えることができないケースのことをいいます。

またトイレやキッチン、お風呂などの水回りの移動は「排水の勾配」を確保する必要があり、移動距離が制限されるケースがあります。CRAFTでは「水回りをどこまで動かせるか」を確認した上で、実現可能な間取りをご提案しています。

〈4〉電気・ガスの容量は事前に確認しておく

マンションのリフォームでは、電気・ガス設備の交換もしくは増設するケースがあります。

新たに設置する場合は電気・ガスの容量をオーバーしないか確認しておかなければなりません。特に電気が容量オーバーした場合は、ブレーカーが頻繁に落ちるといったトラブルになりかねません。

新たな電気設備を設置する際は、必要に応じて契約アンペアの見直しを行いましょう。

〈5〉リフォームする優先順位は決めておく

マンションのリフォームをする時は、誰しも理想を追い求めます。しかし、希望を整理せずにプランニングを進めててしまうと予算オーバーに。

マンションのリフォームでは一般的に以下が優先されていますが、必ずしもこの優先順位でリフォームしなければならないわけではありません。

・設備の修繕・入れ替え
・住み心地の向上
・見た目

事前に自分が重要と考える要素に優先順位をつけ、考えを整理しておくとコストバランスを図りやすくなります。「理想の暮らしを叶えるために優先すべきもの」は、CRAFTのデザイナーと一緒に決めていきましょう。

〈まとめ〉中古マンションのリフォーム費用は何をするかで大きく変わる

中古マンションのリフォームは、理想の住まいの実現に有効な手段です。間取りや壁の色、収納の数など、あらゆる要素を自分の好み・ライフスタイルに合わせてカスタマイズできます。

リフォームにかかる費用は建物の広さや状態、やりたいことによって大きく変わります。ご自身の住まいをリフォームした場合の費用感が知りたい場合は、CRAFTのリフォーム事例を参考にするのがおすすめです。マンションの広さややりたいことに近い事例を見つけて参考にすることで、イメージしやすくなります。

ただし、リフォーム費用は仕様のグレードによって変動するため、まずは実際に見積もりをとるのが確実です。

CRAFTは、間取りとデザインをゼロから構築するフルリフォームを専門とする会社です。ライフスタイルに寄り添った、世界にひとつだけの住まいを実現するためにオーダーメイドで丁寧な住まいづくりを行っています。

中古マンションのリフォームでわからないこと、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

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CRAFT 編集部

<著者>CRAFT 編集部

一級建築士・二級建築士・インテリアコーディネーター・一級建築施工管理技士・二級建築施工管理技士・宅地建物取引士が在籍。さまざまな知識を持つプロフェッショナル集団が、リノベーションや物件購入についてわかりやすく解説します。

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