デザインリフォーム・リノベーションのクラフト

リフォーム・リノベーションデザイン事例 #00255 東京都

物件データ

所在地:東京都 / 家族構成:夫婦+子ども1人 / 築年数:8年 / リフォーム面積:97㎡ / 工期:2ヶ月 / 費用:-万円
ヴィンテージ家具が調和する

中古マンションを購入し、お持ちのヴィンテージ家具が馴染む空間にリフォーム。リビング・ダイニングは白とダークブラウンでまとめ、キッチンやドアの黒をアクセントにし、シックで洗練された雰囲気に。隣の大きなWICを取り囲むように造作したL字カウンターは、TVボードやPCデスクとしても利用できます。窓のないWICへ光を届けるため、壁の上部にFIXガラスを入れ、同時にリビングから見たときに開放感を感じられるようにしました。PCデスクからはLDKや子ども部屋で過ごす家族の様子をうかがうことができ、安心して作業に集中できるようになりました。リビングに入った瞬間、視界が一気に開けて目の覚めるような開放感をもたらしてくれます。

コントラストの効いたモダンなインテリア。
お持ちの家具もなじむ空間

リビング・ダイニングは、Sさんがお持ちの家具が調和するよう、モダンに仕上げています。真っ白な壁と天井と、ダークブラウンの床のコントラストが印象的で、指し色に黒を加えてシックな雰囲気でまとめました。さらに、一角には大きなL字カウンター収納を造作し、TVボードやPCデスクとして幅広く使えるように工夫。小さなお子さまがいるため、収納扉は子どもの手で空けにくいようにしています。暗かった玄関は全体を白でまとめて明るい印象に。玄関ホールに設けたガラス入りのドアが、リビング・ダイニング側からの自然光を玄関に届けてくれます。

リビング・ダイニング

リビング・ダイニングの梁によって天井の一部が突き出しており、凹凸が気になっていました。そこで廊下側の天井を下げてフラットに。廊下からリビング方向を望むと視界が一気に開け、その先に広がる開放感を想像させます。リビングに入った瞬間の開放感も倍増。天井の切り替え部分には間接照明を入れ、ワイドな広がりと天井高を強調しました。

キッチン

モノトーンでまとめたシンプルなキッチン。床は塩ビタイルをブロックチェックに貼って、スタイリッシュな印象にしつつメンテナンス性にも配慮しています。壁面には光でうっすらと模様が浮かび上がるタイルを貼り、遊び心のある空間に仕上げました。LDKが一体となった空間ながらも、床材を貼り分けることによってそれぞれのエリアの独立性をゆるやかに高めています。

収納

リビングの一角にはWICを囲むようにL字型カウンターを設け、TVボードやPCデスクとして使用できるようにしました。壁にはチャコールグレーの珪藻土を櫛引仕上げに。白い壁面が多い空間をぐっと引き締めると同時に、櫛引模様が空間のアクセントになっています。上部には半透明のFIXガラスを入れて、窓のないWICにリビングの光が届くようにしました。

リビング・ダイニング

リビングのカウンターのすぐ横に子ども部屋をレイアウト。PC作業をしていても、リビング・ダイニングや自室で過ごすお子さまの様子をうかがうことができて安心です。また、建具を木の引き戸に変えて、LDKのデザイン性を損なわないようにしています。

トイレ

LDKのシックな雰囲気と統一するため、トイレも白と黒のモノトーンでまとめました。さらに、洗面台から天井まで届く縦長の鏡を配してクールな雰囲気に。黒をアクセントカラーにしたモザイクタイルは、空間にいっそう趣深さをもたらしました。手洗いボウルや水栓金具も一新し、ゲストにも心地よく使ってもらえるようになっています。

玄関

玄関ホールの暗さを払拭するために、床・壁・天井を白でまとめました。床には光沢のあるタイルを敷いて、光がホールに伸びやかに広がるように演出。LDKへの入り口には、半透明のガラスドアを設け、目隠ししつつリビングの光が玄関ホールへ届くように工夫しています。さらに、下部に照明を入れた印象的なニッチを空間のアクセントにしました。

白とダークブラウンで
まとめた空間に黒

ヴィンテージ家具を中心にお持ちだったことから、家具が調和するように、壁に白、床にダークブラウン、キッチンや家具には黒を配しました。リビング・ダイニングの床に使用したのは濃い紅褐色のアメリカンブラックチェリーで、空間全体をシックでモダンに包み込んでいます。そのほかの居室はやさしい色合いのシルバーチェリーを敷き、パブリックとプライベートに変化を持たせました。

WICはFIXガラスで
リビングから採光

たくさんの衣服をお持ちだったため、既存のWICでは容量が足りませんでした。そこで、和室の一部を取り込んで、寝具まで収納できる大容量のWICを新設。壁の上部にはFIXガラスを入れ、リビング側の自然光を取り込めるようにしました。また、リビング側からガラス越しに衣服が見えて、程よい抜け感をつくっています。

和室を取り込んでゆとりあるリビングとWIC

和室を取り込んでリビングとWICを拡大。LDと廊下の間の扉をなくし、廊下をひと続きにして開放間を高めたこともポイントです。WICをぐるりと囲む格好のL字型カウンターからは、子供部屋やリビングで遊んでいるお子さまの様子をうかがうことができます。家族をしっかりと見守りながらご自身の作業に集中できる、使い勝手のよいスペースです。

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