物件データ
ご実家を受け継いだSさんは、ご夫婦で暮らすためにクラフトでデザインリフォームしました。ミサワホームによる独自工法を理解したうええ、慎重に設計・施工しています。一番こだわったのは、以前ご夫婦でショールームを見て気に入った「amstyleのオーダーキッチン」を使うこと。そこでキッチンのスペースを広げ、amstyleのキッチンが引き立つ明るい窓際にレイアウト。ブランズカラーの美しいキッチンが空間を上質に彩り、間違いなくLDKの主役といえる存在感を発揮。キッチンの奥にはランドリースペースをレイアウトし、そこから廊下へと抜けることができる導線もポイントです。美しく、家事がスムーズになる住まいとなっています。
ハイブランドの家具がなじむ
シンプルモダンのインテリア
玄関からLDKのフローリングはオークで統一し、リビングやキッチンの壁には石目柄のタイルを貼りました。シンプルながらも味わいのあるモダンな住まいに一新。そこには、リノベーション後に購入されたTIME&STYLE、Cassina、arflexの家具が心地よくフィットしています。また築年数が経っていたことから、屋根の塗装や駐車場、テラスを整備。また寒さや音の漏れが気になっていたため、インナーサッシを設けました。さらに床暖房を入れたため、冬はエアコンがいらないくらいあたたかく過ごせているそうです。
石目模様が印象的なLDK
LDKの壁に使用したのは、イタリア産のグレーのタイル。ゆったりと上品な石目模様が邸内を上品に彩ります。リビングからキッチンの大面積に連続するように貼り、より印象を深めていることもポイントです。あえて天井高が低い場所にリビングをレイアウトし、ホテルのラウンジのようなくつろぎを。
amstyleのキッチン
テラス側の日当たりのよい場所に、amstyleのキッチンをレイアウト。ダイニングにさりげなく溶け込むように、側面はブロンズカラーをセレクトしました。天板はクオーツストーンで上質感をアップ。シンプルなシルエットながらもディテールの美しさ、テクスチャーのこだわりがはっきりと読みとれる、美しいキッチンとなっています。
ミリ単位のこだわり
背面には約5.5mのカウンターを設けて、ガスコンロを配置。カウンターの窓際は幅が狭く、奥へ行くほど幅を持たせて、キッチンの通路を広くしたこともポイントです。カウンターの高さは奥さまの身長に合わせて数センチ単位で設定し、引き出しの仕切りはお持ちのカトラリーや食器のサイズに合わせるなど、細部まで使いやすさにこだわりました。
家事を効率的にする裏動線
購入予定の冷蔵庫・ワインセラーのサイズに合わせて空間を構成。また収納はお持ちのキッチンアイテムに合わせて計画。廊下〜ランドリースペース〜キッチンの裏動線を設け、家事がしやすいように計画しました。料理中に洗濯や掃除ができるなど、家事がこれまで以上にスムーズで楽になったそうです。
趣味をたのしむティーサロン
2階は奥さまのティーサロンに。一角に設けたミニキッチンでは、茶器を洗うことができます。これまで国内外で集めた茶器は、TIME&STYLEのチェストやガラスのショーケースにレイアウト。ゲストにはarflexのダイニングセットに座って、こだわりのティーセットでおいしいお茶をたのしんでもらえそうです。日当たりのよい窓際にはデスクを置いて、テレワークスペースに。
ホワイトなパウダールーム
洗面室は白を基調にコーディネート。ミラーのサイドには天然石のモザイクタイルを貼り、間接照明で色合いやタイルの模様が引き立つように。さりげなく華やかな印象を与えています。戸建てで洗面室も冷えやすいため、タイルの床には床暖房を導入。冬でも快適に過ごせるようになりました。
外とつながる玄関ホール
玄関ポーチと同じ大判タイルをたたきにも貼り、外から連続する伸びやかな空間に。壁面収納はゴルフバッグや傘などもしまえるボリュームで企画。ホール〜廊下〜LDKにはオークの挽板フローリングを使い、邸内全体のイメージを統一しています。廊下の一角にはニッチを設け、小物をディスプレイできるようにしました。