物件データ
お子さまの成長をきっかけに、RC住宅を買ってデザインリフォームしたＭさん。「屋根付きガレージ」のご希望を叶えるために、シャッター付きのモダンなガレージを増築しています。さらに屋根やベランダの防水、外壁補修などを行い、住まいの性能をアップ。門扉や外階段、エントランスまわりも一新し、横浜の美しい街なみに溶け込ませています。リビングはR（曲線）のTVボード、ダイニングへ続くRのステップなど、既存のRの壁を活かしたデザインを取り入れることで、伸びやかでモダンな印象に。トップライトから自然光が射し込む明るいリビングは、窓の緑の景色がいっそう際立つようです。一方でアップフロアのダイニングは、木目を基調とした落ち着いたインテリアに。過ごす場所で気分が切り替わるとともに、いつもグリーンの景色が視界に入ります。深呼吸したくなるようなさわやかな空気に包まれて、家族とかけがえのないひとときを過ごせるようになりました。
BEFORE写真
シャッター付きガレージを増築
住法律上の問題をクリアに
ガレージ増築の建築確認申請に必要な検査済証がなかったため、審査機関と協議。法律上の問題をクリアにし、母屋と増築分を合わせて検査済証を発行することができました。また住まい全体の性能を見直したこともポイントです。屋上・ベランダの防水工事、外壁補修、サッシ交換により今後も長く快適に暮らせるように。資産価値の向上にもつなげています。
曲線を活かしてモダンに
既存のR（曲線）の壁に合わせて、リビング・ダイニング間のステップもRの形に。TVボードもRで合わせてオーダー製作し、壁にフィットさせています。それにあわせて、ソファはCassinaのBIRDをセレクト。ソファの緩やかなカーブが美しく溶け込みます。真っ白な空間を、さわやかな緑の景色が彩る心地よいリビングに。
木目がシックなキッチン
シックな木目のキッチンと3.5mを超えるカウンター収納はCUCINAでオーダー。木目と黒天板を組み合わせ、背面収納にも落ち着いた色合いのアクセントクロスを採用し、リビングとは異なる雰囲気でまとめました。水栓やキッチン収納の引き出し内部もブラックカラーを採用するなど、ディテールにもこだわっています。
眺めのよいキッチン
独立していたキッチンは躯体の一部を撤去し、鉄骨のまぐさで補強することで、ダイニング側に移動。オープンキッチンにし、リビング・ダイニングと一体の開放感のあるスペースとしました。キッチンからはリビング・ダイニングだけでなく、庭の景色を眺めることができます。さわやかな心地で料理ができるようになりました。
トップライトからやさしい光
リビングの上部にはトップライト。明るい自然光とすがすがしい緑の景色がリビングいっぱいに広がります。電気シェードを備えているため、日差しが強い時間帯は遮ることができるように。シェード越しに注ぐやさしい光も、リラックスさせてくれます。
1階のサニタリーはシックに
1階の洗面室はグレイッシュで落ち着いた雰囲気に仕上げました。壁にはガラスモザイクを貼り、浮遊感のある洗面カウンターで軽やかに。2ボウルのホテルライクな洗面室を実現しています。
ゆとりある広さのトイレ
玄関ホールに面したトイレはゲストも使うことから、スペースを広げてゆとりある広さに。洗面室と同様にシックな雰囲気でまとめています。壁には横長のミラーを貼り、広がりを強調。壁にはタイルを貼り上質なイメージをもたらしました。
明るくモダンな玄関ホール
白でまとめた玄関ホール。リビングへ続くドアはダークブラウンに塗装し、階段のステップは黒い木目を採用。手すりも黒スチールで、空間をモダンに引き締めています。ホール〜廊下〜リビングはオフホワイトのフローリングで統一。邸内全体に明るさと伸びやかさが広がるように。
住まい全体の性能をアップ
クラックや剥がれのあるタイルは補修し、庇はアルミ製のシンプルなものに交換。縦長のFIX窓は二重にし、断熱性能を高めました。外観から邸内まで住まい全体の性能をアップし、心地よく暮らせるように。ポーチ〜エントランスの床にはイタリア製のタイルを貼り、モダンで上品なイメージに仕上げています。
シャッターガレージを増築
新たにシャッターガレージを設けました。ベージュ系のレンガとダークブラウンの木製シャッターで、閑静な住宅街にとけこむようにデザイン。門扉や外階段も一新し、外観から新築のように新鮮なイメージを与えています。