フルリノベーションは骨組みだけ残し、他の部分を大規模にリノベーションすること。築年数が経過した物件でも、フルリノベーションで大胆に生まれ変わります。しかし、費用相場がわからないと検討の余地がありません。そこで、この記事ではフルリノベーションはいくらかかるのか、新築と比べた費用について解説します。
フルリノベーションでかかる費用相場
まずは、フルリノベーションでかかる費用相場について解説します。結論を先に言うと、フルリノベーションはどのような工事を行うかによって費用相場が大幅に変わるため、具体的に「いくらかかる」と断言するのは難しい傾向に。
たとえば断熱材や防音材を充填したり、サッシ交換、屋根や外壁もやり変えるなど建物全体の性能をアップすると費用がかさむので注意が必要です。リノベーション会社と相談しながら、具体的にいくらかかるのか詳しい見積もりを出してもらうのがおすすめです。
CRAFTでは、数多くのフルリノベーション事例を掲載しています。ご自身のやりたいことや住まいの広さに近い事例をチェックして、費用の参考にしてみてください。
フルリノベーションでかかる費用内訳
ここからは、フルリノベーションでかかる費用内訳について解説します。
費用の内訳としては以下の通りとなります。あくまでも一般的な相場であり、リノベーション会社や工事内容によって費用が変わる点についてはご注意ください。
以上が一般的なフルリノベーションの費用内訳となります。
CRAFTのリノベーション費用は上記が該当しない場合があります。具体的な内訳を知りたい場合は、直接お問い合わせください。
新築より割高になる可能性はある？
「せっかくフルリノベーションするなら間取りを思いっきり変えたい」「無垢の木やタイルなど素材感にこだわりたい」「ハイスペックなキッチンを入れたい」など、設備や内装のグレードアップを考えている場合は、その分、費用が高くなります。
1か所ごとの費用は数十万円〜数百万円ほどでも、それが積み重なると最終的には1,000万円を超えることも。
リノベーションで予算が限られている場合は「やりたいこと」に優先順位をつけるのがおすすめです。
・間取り変更
・素材
・設備（キッチンや浴槽など）
・性能（断熱や防音など）
その中で、「譲れないもの」「妥協できるもの」を考えてみましょう。たとえば「リビングは無垢のフローリングだけど、寝室は合板にする」といった方法で、コストバランスをとることもできます。デザイナーに相談しながら優先順位を決めていきましょう。
フルリノベーションの事例
最後に、CRAFTのフルリノベーションの事例を紹介します。
〈リフォーム事例1〉ナラのリブでくつろぎの空間に
フルリノベーション ではキッチンをオープンにして小上がりを取り込み、LDKを拡大。インテリアは明るくナチュラルなテイストにしつつ、ナラのリブパネルを中心に質感の異なる木を使用。木の「素朴さ」よりも「洗練さ」が際立つよう、シャープなシルエットを意識したこともポイントです。
リフォーム面積：120㎡
費用：5500万円
〈リフォーム事例2〉シンプルかつ洗練された住まいに
2つの個室とゆとりあるLDK、リビングの一角には景色を眺めながら開放的に仕事ができる「オープンのワークスペース」も設置。床のグレーのタイルや壁の石をアクセントにしながらも、ミッドセンチュリーの家具や照明、アートが際立つシンプルなデザインを採用。インテリアも自在に変更できるよう、家具を自由にレイアウトできる「余白」を重視しました。
リフォーム面積：83㎡
費用：2600万円
〈まとめ〉フルリノベーションで理想の住まいに
ご紹介したように、フルリノベーションは工事の内容によって費用が高くも安くもなります。費用感を知る場合は、各社のリノベーション事例を参考にして「どのようなリノベーションで、どのくらい費用がかかっているのか」をチェックしたり、実際にリノベーション会社に見積もりを取るなどしましょう。
フルリノベーションを手掛けるCRAFTでは、予算に合わせて理想のリノベーションを実現できるのが特徴です。VR・CG画像でイメージを共有できるのはもちろん細かな要望にも対応しています。
事前に大まかな費用感をお伝えさせていただくことも可能です。「フルリノベーションの費用を把握してから工事を依頼したい」という方も安心してご依頼いただけます。ぜひお気軽にご相談ください。
