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マンションのフルリフォーム(全面リフォーム)の費用はいくら?3つの事例から解説

マンションのフルリフォーム(全面リフォーム)の費用はいくら?3つの事例から解説
マンションをフルリフォームするときの費用はいくら?3つの事例で解説!

どんなに古いマンションでも、新築のように生まれ変わるフルリフォーム(全面リフォーム)。工事が大規模になるため、その費用も気になるところです。今回は、3つのフルリフォーム事例から費用感をお伝えしていきます。

マンションのフルリフォーム(全面リフォーム)の費用に影響する3つの要素

マンションのフルリフォーム(全面リフォーム)の費用に影響する3つの要素

マンションのフルリフォームにかかる費用はさまざまな条件によって変動しますが、中でも特に影響が大きいのが、

・リフォームの対象となる物件の広さ
・リフォームの内容
・導入する設備や用いる建材のグレード

の、3点です。物件が広くなればなるほど施工する箇所が多くなり、対応する時間も増えるので費用も高くなります。

また、リフォームする箇所が増えれば増えるほどコストは増しますし、間取りの変更など大規模なものになればなるほど高額になります。

導入する設備や用いる建材のグレードも、フルリフォームの費用に影響する大きな要素の一つです。グレードの高いものは金額も高くなるので、グレードの高い建材や設備を選ぶと費用もかさんでいきます。

また、フルリフォームは住宅を全体的に修繕・改修するため、「部分的なリフォームのように住み続けながらリフォームするのが難しい」というデメリットがあります。

マンションの全面リフォームは完了するまでに2〜4ヶ月ほどかかるため、その間の仮住まいを用意する必要がありますし、数ヶ月分の仮住まいの家賃についても頭に入れておく必要があることを覚えておくようにしましょう。

事例で見るマンションのフルリフォーム(全面リフォーム)の費用相場

マンションのフルリフォームにかかる費用を知る上で参考になるのが、実際にマンションの大規模リフォームをした方の事例です。物件の広さやリフォームの内容が似ている事例を参考にすることで、おおよその費用感が見えてきます。

ここでは、CRAFTが手掛けたマンションの全面リフォームの事例を3つ紹介していきます。

事例1. 明るい木に包まれた和モダンな空間

事例1. 明るい色味の木材が印象的な和モダンな空間
デザインリフォーム・リノベーションCRAFT #19269

都心に購入したマンションは、理想の間取りとデザインにリフォームしました。

既存はキッチンが独立し、和室のせいでリビングが少し狭い印象。そこで和室を取り込み、オープンキッチンにして広々としたLDKに。お好みの和モダンな雰囲気としています。

床や天井、窓枠や建具だけでなく、TVボードやデスクカウンターなどの造作家具にカバザクラなどの明るい色味の木材を使用したことで、リラックスできる空間に生まれ変わりました。

築年数:23年
リフォーム面積:74㎡
リフォーム費用:2,300万円

事例2. どこにいても家族の気配を感じる家

事例2. どこにいても家族の気配が感じられる家
デザインリフォーム・リノベーションCRAFT #20355

お子さまの進学に合わせて購入した中古マンション。家族との時間を大切にできる住宅をイメージし、約30畳の広々としたリビングが中心の空間にリフォームしました。

ブルーブラックのカラーリングが美しいCUCINAのキッチンは、一つの大きな家具のように見えるよう、ダイニングテーブルと連続して配置しています。

リビングから続くスタディルームはTVが設置されている壁でゆるやかに仕切っているため、リビングにいながらスタディルームで勉強する子どもたちの気配が感じられるようになっています。

築年数:12年
リフォーム面積:121㎡
リフォーム費用:3,500万円

事例3. 太陽の光がたっぷり差し込むナチュラルモダンな住まい

事例3. 太陽の光がたっぷり差し込むナチュラルモダンな住まい
デザインリフォーム・リノベーションCRAFT #20300

こちらは、都内にあるタワーマンションの一室を全面リフォームしました。

もともと3LDKでしたが、よりゆったり過ごせるよう、部屋数を1つ減らして2LDKに。リビングが広くなったのはもちろん、リビングに面する窓の数が増えたことでより多くの自然光を取り込めるようになりました。

またオープンキッチンにしたことで、キッチンまでしっかりと太陽の光が差し込むようになっています。

部屋のインテリアは「ナチュラルモダン」をコンセプトに、ご愛用のCassinaのソファやBaccaratのシャンデリアがさりげなく溶け込む上品な空間に。

寝室〜WTC~洗面室~LDKと邸内を大きく回遊させることで無駄のないスムーズな生活動線を生み出すなど、暮らしやすさ・生活のしやすさにもこだわっています。

築年数:13年
リフォーム面積:150㎡
リフォーム費用:6,400万円

マンションのフルリフォーム(全面リフォーム)の費用を抑える4つのコツ

マンションのフルリフォーム(全面リフォーム)の費用を抑える4つのコツ

マンションのフルリフォームにかかる費用を少しでも抑えたいと考えるのであれば、費用を抑える方法やコツを知っておくのも得策です。

マンションの全面リフォームにかかる費用を少しでも抑えるコツとしては、

・既存の設備や間取りを活かす
・やりたいことの優先順位を決める
・グレードにこだわりすぎない
・補助金や減税を活用する

の、4点があげられます。

それぞれ詳しく解説していきます。

既存の設備や間取りを活かす

マンションの大規模リフォームでは、間取りの変更から既存の住宅設備の変更までいろいろなことができます。

ただ、間取りを変更したり設備を新しいものに入れ替えたりするとコストもかさんでいくので、費用をなるべく抑えたいと考えるのであれば、「既存の設備や間取りを活かす」という意識も大切です。

もちろんやりたいことを我慢する必要はありませんが、「既存で活かせるものは活かす」という考えも持っておくとよいでしょう。

やりたいことの優先順位を決める

マンションの大規模リフォームでは、間取りの変更を含めさまざまなことができるため、ついいろいろやりたくなってしまいがちです。

ただ、やりたいことが増えれば増えるほど費用も高額に。事前にやりたいことの優先順位を決めておくことが重要になります。

事前にやりたいことの優先順位を決めておくと、「間取りの変更は絶対にやりたいけど、予算をオーバーするなら寝室はそのままでいいか」など、ご予算に合わせて柔軟に対応できるようになります。

グレードにこだわりすぎない

マンションのリフォームに用いる建材や住宅設備にはさまざまなグレードのものがあります。その分価格も高く、建材や設備のグレードにこだわりすぎるとコストがかさんでしまいかねません。

こだわるところはしっかりとこだわった方がリフォームに対する満足度は高くなりますが、費用を少しでも抑えたいのであれば、グレードにこだわりすぎないという考え方も重要です。

建材や住宅設備のグレードについても優先順位を決め、「こだわりたいところ・妥協してもいいところ」を決めておくようにしましょう。

補助金や減税を活用する

マンションをフルリフォームする際、リフォームの内容によっては補助金や助成金を利用できたり、減税精度を活用できることがあります。

どちらも対象となるリフォームの内容が限られているためすべてのリフォームに適用されるわけではありませんが、断熱リフォームに対して10〜15万円程度、バリアフリーに関連するリフォームに対して20万円程度の補助金、といった補助があります。

また、物件をこれから購入し、住宅ローンを組んでリフォームする際は、住宅ローン減税も利用可能。省エネリフォームやバリアフリーリフォームなど特定のリフォームに対する減税制度もあります。

どちらも自動的に適用されるようなものではなく、国や各自治体への申し込みが必要になるので、事前にしっかりとリサーチしておきましょう。

満足度の高いマンションのフルリフォーム(全面リフォーム)を実現するためのポイント

一生に1度か2度のリフォーム。全面リフォームで予算内に抑えることも大切ですが、満足のいくリフォームにできるかどうかも重要になります。

そこでここからは、

・マンションのフルリフォーム(全面リフォーム)の実績が豊富な会社に依頼する
・提案力の高い会社に依頼する
・これから物件を購入する場合はワンストップリノベーションの会社に依頼する

など、満足度の高いマンションのフルリフォームを実現するためのポイントについて解説していきます。

マンションのフルリフォーム(全面リフォーム)の実績が豊富な会社に依頼する

マンションのフルリフォームの満足度を高める上で重要になるのが、大規模リフォームの実績です。

大規模リフォームの実績が豊富な会社は、フルリフォームを得意としていますし、ノウハウもあります。そういった会社は仕上がりのクオリティも高く、何より「安心して任せられる」というメリットがあります。

全面リフォームの実績が乏しい会社に依頼してしまうと、満足のいかない仕上がりになってしまう可能性も。ホームページで各社のマンションのフルリフォームの実績を確認しながら、見積り先を決めましょう。見積り先は、多くても3社に留めておきましょう。

提案力の高い会社に依頼する

リフォームに対する満足度を高めるには、提案力の高さも重要になります。

提案力が高くプランニングが優れたリフォーム会社は、こちらの要望や意図をしっかりと汲みとって形にしてくれるので、リフォームが完了した後に「イメージしていたのと違う…」となってしまうようなことがありません。

また、構造上の問題があってもスムーズに対応しつつ、予算内でこちらの要望を叶えられるような提案をしてくれます。

提案力が高いかどうかは事例をチェックすることである程度判断できますが、実際に相談してみるのが一番なので、気になる会社が見つかったら一度相談してみるようにしましょう。

これから物件を購入する場合はワンストップリノベーションの会社に依頼する

マンションのフルリフォームを検討している方の中には、「これから中古マンションを購入してリノベーションしたい」と考えている方もいるかと思います。

その場合、物件探しから始めることになりますが、物件の購入とリフォームを別々の会社に依頼してしまうと、「物件の構造上やりたいリフォームができない…」といったトラブルが発生してしまいしかねません。さらに不動産会社とリフォーム会社、それぞれと打ち合わせをするのは時間も労力もかかり、心身的な負担になります。

これから物件探しを始めるのであれば、CRAFTのように物件購入からリフォームまでトータルで依頼できるリフォーム会社に任せるのがおすすめです。

CRAFTの中古物件購入+リノベーションの事例一覧はこちら

〈まとめ〉マンションのフルリフォームの正確な費用は見積もりで確認を

マンションのフルリフォームの費用は、

・リフォームの対象となる物件の広さ
・リフォームの内容
・導入する設備や用いる建材のグレード

などによって異なります。

紹介してきたように似たような広さやリフォーム内容の事例を参考にすることもできますが、具体的な金額は用いる建材や設備などによって異なりますし、リフォーム会社によっても異なるので、正確な費用が知りたいときはリフォーム会社に見積もりを出してもらうようにしましょう。

マンションの全面リフォームにかかる詳細な金額が知りたい場合は、ぜひCRAFTにご相談ください。

物件の概要やご希望のリフォームの内容をもとに見積もりを作成し、詳細について丁寧にご説明させていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

フルリフォーム(全面リフォーム)・大規模リフォーム・の事例一覧はこちら

上原 宏介

<著者>上原 宏介

住宅関連のコンテンツ作成を得意とするライター。専門的な言葉や用語が多くわかりづらくなってしまいがちな建築・リフォーム関連の情報をわかりやすくお伝えしています。さまざまな媒体で建築・リフォーム・不動産関連のコラムを多数執筆中。

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