デザインリフォームならクラフトへ

“ビルリフォーム” | デザインリフォームのクラフト

“ビルリフォーム”
ビルリフォームで、暮らしと仕事の幅が広がる

所有するビル、または都心のビルを買って住居にリフォームするという方は珍しくありません。自宅兼事務所にする、1階にテナントを誘致する。または趣味のガレージを設けたり、屋上をアウトドアリビングにしたり。ビルリフォームは暮らしの幅をぐっと広げてくれます。「どう暮らしたいか」をイメージしながら、心弾むようなプランを考えていきましょう。ビルのリフォームは、人生を大きく変えるはずです。

“ビルリフォーム”のデザイン事例

お客様インタビュー

CRAFTでリフォームしたお客様にリフォームのきっかけやこだわり、住み心地などをお聞きしました。

類似リフォーム・リノベーション メニュー

ビルリフォームで実現できること 

相続したビルの活用

「古いビルを相続した」という方は、迷わずリフォームがオススメです。建て替えはかなりのコストがかかるし、ご両親が大切にしてきたビルを売却するのも忍びないですね。リフォームで下層階を「賃貸」に、上層階をご自身の「住まい」にして「価値ある商業ビル」と「都心の住まい」を両立させてはいかがでしょうか。ご両親の思い出も後世に受け継ぐことができます。

テナントや賃貸で家賃収入

好立地にあるビルは、店舗や住居としての需要があります。せっかくなら家賃収入を見込めるようにリフォームしてはいかがでしょう。都心の人気エリアならそれなりの家賃を設定しても、借り手のニーズは絶えません。ビルオーナーであるご自身で入居希望者を面接し、「信頼できる」「応援したい」と思える方に貸すオーナーさんも多いようです。

屋上アウトドアリビング

繁華街のビルでも、屋上では空を近くに感じます。周りの建物も同じくらいの高さで視線が抜けるため、開放感が抜群。都心の戸建てではそうはいきません。また近隣には住民が少なく、周りを気にせず賑やかに過ごせるメリットも。屋上をアウトドアリビングにしてバーベキューやホームパーティーを開催するなど、ビルならではのさまざまな楽しみ方が。

ビルトインガレージ

愛車をいつも眺めることができるビルトインガレージ。クラッシックカーのメンテナンスにも最適です。ビルトインガレージはスペースをとってしまうため、普通の戸建てだと「居住部分が狭くなる」と諦める方が多いところ、3階建て4階建てのビルは無理なく実現可能。構造計算のもと耐震性を確保しながら大空間にするため、専門知識が必要。実績が多い会社を選びましょう。

ビルリフォームのプランニング(間取り変更)について

ほとんどのビルは鉄骨造(S造)か鉄筋コンクリート造(RC造)のため、自由に間取りを変えられます。ワンフロアが狭い縦長ビルなら、壁を撤去してワンフロアの大空間にする。リビングが暗いなら、日当たりの良い最上階に移動して窓を大きくする。閉塞感を感じるなら、天井を開口して吹き抜けをつくる。階段の上り下りが辛いなら、エレベーターを設置できるケースも(エレベーター設置基準を満す必要があります)。建物密集地やビルの形状によってデメリットが生じていたとしても、プランの工夫で解消。マンションや戸建てよりも間取り変更の自由度が高いことが、ビルリフォームのメリットです。

ビルリフォームのプランニング事例 -キッチン・浴室編-

商業ビルにはキッチンや浴室がないため、リフォーム時に新設します。戸建てやマンションのように「キッチンをただ置けばいい」と単純な話ではなく、水道の配管や、レンジフードの排気ダクトの経路を確保することが重要です。床に段差が生じないように配管を通し、天井の梁を避けながらダクトを計画。できるだけ違和感のないようにきれいに収めることができれば美しい住まいとなります。キッチンや浴槽のタイプに制約はなく、お好きなメーカーのものをセレクト可能です。

ビルリフォームのプランニング事例 -インナーバルコニー編-

ビルにはバルコニーがない、あっても室外機を置ける程度の広さです。ご要望があれば、ビルに洗濯物干し場を設置します。車や人通りの多い商業地では、インナーバルコニーがおすすめです。近隣のビルからの視線を遮り、車の排気ガスや賑やかな音をシャットダウンする役割も。日当たりのよい位置にレイアウトすることでサンルームのようにあたたかい空間となり、洗濯物は乾きやすくなります。生活感をなくすことで、普段はインナーバルコニーをリビングの一部として使えるように。

ビルリフォームのプランニング事例 -採光編-

建物密集地にあるビルは「下層階に自然光が届きにくい」というデメリットを抱えています。その場合は窓を大きくする、ハイサイドライト(天窓)や吹き抜けを設けるなどして、採光を確保。縦長ビルの場合は、階段をスケルトン階段に変える方法もオススメです。階段室のない軽やかな階段を通じて上層階から自然光が注ぎ、また視線が通るためリビングに開放感が生まれます。さらに床・壁・天井に光を拡散しやすい「白」を取り入れるなど、体感的な明るさを感じられるようプランニングします。

ビルリフォームの費用の相場・目安について

ビルのリフォーム費用は「建て替えの1/2」で、経済的なメリットから選ばれることがほとんどです。「ビルリフォームは費用が高い」と思われがちですが、平米あたりの単価は戸建てとほとんど同じ。むしろ構造を活かしやすいため、かえって費用を抑えられることも。ビルリフォームの費用が高くなるのは、外壁塗装やエントランス、サッシ交換などを工事範囲を広げた場合です。さらに屋上の防水や断熱工事が必要になれば、よりコストアップに。逆に言えば、既存を活かしながらリフォームすれば費用を抑えられるということ。外壁を残して部分的に塗装するなど「残すところ」「変えるところ」を検討しながら、予算内に収められるように計画することが大切です。

ビルリフォームの工事の注意点

耐震工事

鉄骨造(S造)や鉄筋コンクリート造(RC造)のビルは耐久性が高いとされているものの、新耐震基準が施行された1981年以前のビルは少し不安があります。リフォームの際にはかならず耐震チェック、その結果によっては耐震補強を行います。耐力壁やブレースの追加、柱に厚みを持たせるなど、コストや工期を考慮してベストな方法を検討します。

断熱工事

店舗やオフィスとして使われていたビルは、断熱工事がされていないことも。住居として使用するなら、断熱工事は必須です。フルリフォームでは一旦構造躯体のみに解体するため、断熱の有無をチェックしやすくなります。「内断熱」と「外断熱」がありますが、リフォームでは基本的にコストと工期を抑えられる「内断熱」を採用するケースがほとんどです。

サッシ交換

サッシ交換は、寒さ・暑さ対策、結露対策としても有効です。既存のサッシを活かす「カバー工法」なら、コストを抑えて短期間で工事できます。ただし窓がひとまわり小さくなるため、気になる場合は「サッシの全交換」を採用。こちらはコストと工期がかかりますが、サッシ枠ごと入れ替えるため、既存の窓の大きさをキープできます。ご希望やご予算から検討しましょう。

屋上の防水

建物の寿命をの延ばすため、防水は徹底的に。鉄骨造(S造)と鉄筋コンクリート造(RC造)は構造躯体が錆びると耐久性が低下します。防水のチェックは10年〜15年のサイクルで行うのがベストですが、少なくともリフォーム時には行いましょう。雨漏れ箇所の特定はできないため、漏水を発見したら全体的に防水をやり替えます。