マンションのスケルトンリフォームは、一戸建てのスケルトンリフォームと違い制限が多くなります。 分譲マンションでは共有部分と専有部分と呼ばれる部分があり、共有部分での工事はもちろん、 専有部分の工事の際にも、マンションの管理組合に工事の届け出を行い、許可を受けなければ工事はできません。 管理組合では専有部分の工事について管理規約で細かく規制をかけています。 日曜日はほとんど工事が禁止されていますが、土曜日も工事ができなかったり、工事の騒音が無ければできる場合もあります。 5月の連休やお盆休みの時も工事禁止の規制がありますので、確認が必要です。 工事車両の駐車や資材の搬入経路についても指定がありますので、管理人さんの指示に従わなければなりません。 床仕上げ材に関しても、フローリング禁止だったり、禁止ではないが防音等級の制限を掛けたりします。 また、下階の住人の方の工事許可を求める管理組合もあります。
クラフトはリフォームのプランをする前に管理規約に目を通し、仕上げ材の制限はないか調べますが、そのとき管理人さんに直接確認をとるようにしています。 また、玄関ドアやサッシ、エアコンの貫通穴など、共有部分に属する箇所についても管理組合に相談して工事を進めなければなりませんので注意が必要です。 火報機器やオートロックのからんでいるインターホンの移設も、そのマンションの専門業者しか工事ができない場合をあります。管理人さんを通して管理会社に確認します。
スケルトンリフォームの場合、どうしても大がかりな工事になりますので、時間もかかります。 近隣の方に十分配慮をして工事を行いますが、騒音は発生します。 着工前のご挨拶はもちろんですが、大きな音を伴う工事は事前に近隣の方にお知らせしてから行うようにしています。