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ラグジュアリーなリビングとは、単に豪華な装飾に囲まれた空間ではありません。上質な素材、光と陰影、あえて何も置かない余白まで丁寧に設計することで、心地よさと美しさを両立した空間です。
この記事では、高級感のあるリビングの設計のポイント、CRAFTのリフォーム事例10選をご紹介します。
高級感のあるリビングをつくる4つのデザインポイント
ラグジュアリーなリビングをつくるには、空間全体の調和を意識することが大切です。まずは、素材・色・家具・ファブリック。この4つを整えることで、リビングの印象は大きく変わります。
本物素材の質感を取り入れる
天然石や無垢材、漆喰や珪藻土。こうした本物素材には、人工素材にはない独特の風合いと存在感があります。リビングのフローリングや壁に本物素材を使うことで、空間にゆたかな表情が生まれることもポイントです。
さらに、経年変化も魅力のひとつ。時を刻むごとに趣が増し、より愛着のある住まいに育っていきます。
色数を絞りトーンを揃える
上質なインテリアの落ち着きは、色の引き算から生まれるもの。床・壁・建具などのベースカラーは、グレージュやチャコールグレーなど彩度の低いトーンで揃えます。
色が整理されると視覚的なノイズが減り、素材の質感が前に出てきます。
家具・アートを厳選する
家具は数を増やすのではなく、空間の広さや天井高に合うものを厳選しましょう。存在感のある家具でも、周囲に十分な余白を設けることでゆったりとした印象が生まれます。
さらに視線の先にお気に入りのアートを飾れば、インテリアが洗練され、ご自身にとって居心地の良い空間になります。
ファブリックで奥行きを出す
カーテンやラグ、クッションなどのファブリックは、リビングの印象をやわらかく整える要素です。
ラグジュアリーな雰囲気を演出するには、重厚な織物や、表情豊かな天然素材、美しいドレープを描く生地がおすすめです。異なる質感を丁寧に重ねることで、上質なインテリアに奥行きが加わります。
ラグジュアリーな空間をつくる4つの設計ポイント
高級感は、素材や色、家具などのデザインによって演出できます。一方で、本質的なラグジュアリーは、間取りや照明、収納計画といった空間設計によってこそ生まれます。
ここでは、リフォームだからこそ実現できる4つの設計ポイントをご紹介します。
余白のある空間構成
ラグジュアリーなリビングには、視線や光、風を通すための余白があります。リフォームで有効な方法が、LDKの一体化です。キッチンの間仕切り壁を撤去し、廊下や個室を取り込むことで広げた空間は、実際の面積以上の伸びやかさを感じさせます。
次に、視線を奥まで通すこと。目線がずっと奥まで届くと、視覚的な広がりを感じられます。また、天井高もポイントです。天井を上げる部分と抑える部分をつくり分けると、開放感の中にも落ち着きが生まれます。
こちらは、独立キッチンを移動してオープンにし、リビング・ダイニングと一体化。既存のR(曲線)の壁に沿うステップを設け、空間を緩やかに分けながら、庭の緑まで視線が抜ける間取りとしました。
リビング上部のトップライトから爽やかな光が広がる、伸びやかな空間です。
陰影を生む照明計画
照明はリビング全体を均一に明るく照らすのではなく、光量をあえて抑えつつ、必要な場所に設置するのがポイントです。
基本は、光源を見せないこと。折り上げ天井やふかし壁に間接照明を仕込み、面を照らすことで奥行きや高さが強調されます。天然石や漆喰など自然素材にスポットライトを当てることで、素材の表情が際立ちます。
また、ダウンライトで意図的に陰影をつくることで空間の立体感が強調され、静けさが生まれます。
こちらは「侘び寂び」をテーマにリフォームしたリビングです。窓から入る自然光、ダウンライトと間接照明の光が重なり合い、空間に豊かな表情と奥行きを生み出しています。
ディスプレイした食器を美しく魅せるよう、ニッチの内部にもダウンライトを設けました。
生活感を見せない収納計画
どれほど上質な素材や家具を揃えても、日用品や家電・コードが常に視界に入ると、ラグジュアリーな印象は半減してしまいます。生活用品をどこで使い、どのように隠すかを考慮してリフォームを計画しましょう。
エアコンは天井埋込型にするか、ルーバーで目隠しすることで存在感をなくします。テレビやオーディオの配線は壁内を通せばすっきり。ルーターや充電器の置き場所も、設計段階で決めておきます。
キッチンまわりのアイテムは、壁面収納やパントリーへ集約しましょう。家電、ストック食品、日用品をしまいやすい収納があれば、生活感を見せずにすっきりとした暮らしをキープできます。
「無機質」をテーマにしたデザインリフォームです。リビングの正面に、白い箱を重ねたようなTVボード兼暖炉を設置しました。周辺機器も収納部分に納めています。エアコンは下がり天井の内部に格納してルーバーで目隠しし、生活感を抑えています。
統一感を生む造作家具
TVボードやディスプレイ棚などを内装の一部としてつくることで、既製家具では難しい美しい納まりを実現できます。素材や色も統一でき、上質なインテリアに一貫したリズムが生まれます。
天板や棚を壁と同じ仕上げで揃えれば、家具が空間に溶け込みます。高さを窓やカウンターなどと同じ高さに揃えると、水平のラインが整い洗練された印象に。壁にニッチを設けて内部に照明を仕込めば、お気に入りのコレクションをギャラリーのように飾れます。
ご自宅をデザインリフォームして、約30帖のLDKを設けました。リビングは造作のTVボードと窓下のカウンター収納を連続させることで、水平のラインが通り、すっきりとした印象に。大空間の伸びやかさを強調しながら、十分な収納量も確保しています。
ラグジュアリーなリビングにリフォームした事例10選
ラグジュアリーなリビングのかたちは、住む人のライフスタイルや好みによってさまざま。ここでは、CRAFTが手掛けたリフォーム事例をご紹介します。
オーシャンビューの白いリビング
大きな窓から海と空を室内に取り込む、開放的なリビングです。壁や天井、キッチンを白で統一することで、窓外の青が鮮やかに際立ちます。大理石タイルの壁や左官仕上げの天井で素材感を重ねながら、色彩は抑えて洗練された印象に。
ダウンライトと間接照明を中心とした、控えめな光の設計が夕景を引き立てる、リュクスな空間です。
大理石とウォールナットが奏でる、重厚なリビング
大理石(トラバーチン)の床やウォールナットの天井を組み合わせた上質なリビングです。本物素材の重厚なテクスチャーが、光を抑えた空間に落ち着きと深い陰影をもたらしています。
低い本棚によってリビングとダイニングをゆるやかに分け、視線の抜けとくつろぎを両立。TVは使用していないときに鏡面となるGLASLUCEを採用し、生活感を見せない端正な空間に仕上げています。
上品なグレージュで彩る、華やかなリビング
やさしいグレージュで統一したリビングの事例です。ヨーロピアンオークをヘリンボーン張りした床や、モールディング仕上げの壁がクラシカルな趣を添えています。
キッチン背面には、石目模様のタイルを貼りアクセントをプラス。ご愛用のCassinaのソファやBaccaratのシャンデリアが自然に溶け込む、華やかな空間となっています。
素材が調和する、ノイズレスなリビング
グレージュを基調に、大理石調の大判タイルや木のリブパネルを組み合わせたリビングです。異なる素材を重ねながら落ち着いたトーンでまとめることで、上質なインテリアを実現しています。
リビングと寝室の間仕切りにはブラックガラスを採用し、奥まで視線が抜ける構成に。AV機器は造作のTVボードに納め、ウォーターサーバーなどの設備も壁の裏側に隠すことで、生活感を抑えています。
質感が響き合う、くつろぎのリビング
大理石や御影石、アンティーク煉瓦、天然木などを大胆に取り入れたリビングです。多様な素材を使いながら、グレイッシュカラーでまとめることで落ち着いた雰囲気を生み出しています。
折り上げ天井の入り隅を曲線にし、間接照明の光がやわらかく広がるように設計。床はヘリンボーン張りのオークと大理石を貼り分け、空間をゆるやかにゾーニングしています。
アートな壁が彩る、モダンリビング
美術館のような非日常感をまとうリビングです。間取りの見直しによりLDKを35帖に拡大し、天井高を上げて間接照明を設置。空間の主役は、和紙と漆を使って造作したアート作品のようなTVボードです。
黒皮鉄、大理石、煉瓦、ローズウッドなど、五感に響く素材を贅沢に重ねました。夜には照明が床に映り込み、陰影がいっそう深まります。
視線が抜ける、曲線のリビング
ゆるやかな曲線で連なる窓を活かしたリフォーム事例です。独立型だったキッチンをオープンにし、室内のどこからでも窓の外に視線が抜けるようにしました。
フレンチヘリンボーンの床がクラシカルな品格をもたらす一方、鏡面仕上げのキッチがモダンな印象を演出。曲線に沿ってソファを配置することで、空間を余すことなく活かしています。
グレイッシュカラーで整えた、洗練のリビング
築年数を重ねた木造住宅を、グレイッシュモダンな邸宅へ一新した事例です。部屋数を減らしてLDKのゆとりを確保しました。TV背面の壁には大理石模様のタイルを貼り、下がり天井にルーバーと間接照明を設けて表情豊かに。
オリジナルで製作したTVボードは、建具や収納の扉とともにキッチンと同じグレージュの木目で統一しました。シックなカラーで整えた、上品なリビングです。
石と木が織りなす、静寂のリビング
RC造の戸建てをフルリフォームした事例です。ウォールナットの無垢フローリングに、割肌の石壁。深みのある木と力強い石の組み合わせを、壁と天井に塗った珪藻土が引き立てます。
構造上撤去できない柱や壁には天然石を貼り、リビング・ダイニングをゆるやかに間仕切りしました。
家族がつながる、室内窓のリビング
間取りを見直し、約30帖のLDKを設けた事例です。フローリングはアッシュの挽板、テレビの背面はモールテックスの左官仕上げに。シンプルな中にも素材感を感じられるようにしています。
室内窓を介して応接室とLDKをつなぎ、光や家族の気配が行き交う設計に。美しさと暮らしやすさを両立したラグジュアリーな住まいです。
ラグジュアリーなリビングをリフォームで実現するには?
家具やカーテンを替えるだけでも、リビングの印象は変わりますが、それだけでは限界があります。ラグジュアリーな空間の実現に必要なのは、間取り・素材・照明・収納まで一体で計画することです。
たとえば、隣接する部屋を取り込みLDKを広げる、視線の抜けをつくり、照明に合わせて配線を引く。こうした空間づくりには、建物の構造や制約を踏まえた設計力が必要です。リフォーム会社を選ぶ際は、高級住宅を手掛けた実績、照明や造作家具まで含めた提案力を確認しましょう。
CRAFTでは、一邸ごとにライフスタイルに合わせて、間取りからインテリアまでトータルにご提案します。目指すのは、華美な装飾や高価な素材に頼るのではなく、過ごすだけで上質さを感じられるタイムレスな住まいです。
ラグジュアリーなリビングを、青山ショールームで体感しよう
写真だけでは、素材の質感や光が生む陰影、空間の広がりを感じることはできません。ラグジュアリーなリビングを具体的にイメージするために、実際の空間を体感してみませんか。
CRAFTの青山ショールームでは、自然素材を用いたラグジュアリーなリビングや、生活感を見せないキッチンを実際にご覧いただけます。見て触って感じていただくことで、理想のリビングづくりのアイデアが見つかります。
リフォームをご検討中の方はもちろん、中古物件を探すところからご相談いただくことも可能です。専門スタッフが、ご要望をふまえてお話を伺います。







