目次
別荘のインテリアは、家具だけでなく、窓の外の景色や光・素材・間取りまで含めて考えることが大切です。日常から離れた時間にふさわしい空間は、住まい全体を丁寧にコーディネートすることで生まれます。
おしゃれな別荘インテリアの実例と6つのポイント
別荘のインテリアは、その土地の景色や自然を受け入れながら、「日常の住まいとは違った発想」で計画しましょう。
ここからは、CRAFTが手がけた別荘の事例をもとに、上質な空間づくりのポイントをご紹介します。
窓からの景色をインテリアの一部に
海や森など、美しい眺望もインテリアの一部です。「室内のどこから何を眺めたいか」を考え、家具の高さや向きまで含めて計画すると、景色と室内の一体感が高まります。
海と空を望むこちらの別荘は、窓の外に広がる景色が主役。LDKの天井には優しい光沢の漆喰を塗りました。海や空の光が室内に映り込むことで、空間がより奥深く感じられるように仕上げています。
木や石など、自然素材を取り入れる
自然に囲まれた別荘では、木・石・左官材などの自然素材が、周辺の風景とよく響き合います。本物素材ならではの色むらや手触り、経年による変化も、時間を重ねるほど空間に豊かな表情を与えてくれます。
こちらのリビング・ダイニングには、壁に厚みのある大谷石を採用。窓の外に広がる緑と石の素朴な質感が調和し、重厚でありながらどこか穏やかな空気をつくっています。
シンプルなカラーで統一
別荘のインテリアでは、色数を絞ることも効果的です。視覚的な情報を減らすことで、窓の外の景色や木・石の素材感が引き立ち、凛とした佇まいが生まれます。
こちらの別荘は、グレーで統一。大判タイルやモールテックスなど質感の異なる素材を重ねることで、シンプルでありながら単調にならないインテリアとなっています。
照明を抑えて、心地よい陰影をつくる
別荘の照明は、「明るくする」よりも、素材や景色が引き立つ光の設計を意識しましょう。間接照明やダウンライトを効果的に使えば、素材の凹凸や陰影が際立ち、夜には昼間とは異なる静けさが生まれます。
海辺に佇むこちらの別荘では、景色や素材を美しく見せるようにダウンライトと間接照明を中心に計画。光を控えめに配することで、大きな窓から望む夕景を主役として引き立てています。
暖炉をインテリアのアクセントに
暖炉や薪ストーブには、人が自然と集まります。穏やかな炎の揺らぎを眺める時間そのものが、別荘で過ごすひとときを豊かにしてくれます。
こちらの別荘では、間仕切りのない伸びやかなリビング・ダイニングに薪ストーブを配置。背面にFIX窓を設け、周囲に広がる自然の静けさとともに、揺らぐ炎を楽しめるよう計画しています。
家具・アートまで空間全体でコーディネートする
より洗練された別荘インテリアを目指すなら、家具やアートまで含めた空間全体のコーディネートがおすすめです。自宅とは異なるテーマを設けることで、非日常感もより鮮明になります。
こちらの別荘では、壁・天井を白で統一し、窓から広がる海や空が引き立つ空間に。白を基調とした構成に馴染む、白やベージュの家具をセレクト。TV背面の壁をリブパネルで仕上げ、空間に陰影とリズムを添えました。
景色と建築、そして家具を丁寧につなげることで、心地よい一体感を生み出しています。
別荘だからこそ楽しめる間取り・空間づくり
別荘では、「間取り」も、心地よさをつくる大切な要素です。日常の効率を優先する自宅とは少し視点を変え、眺望やくつろぎ、家族やゲストと過ごす時間など、「そこでどう過ごしたいか」から空間を考えてみましょう。
間取りはシンプルに
別荘では、部屋数を絞ったシンプルな間取りもおすすめです。たとえば、景色を楽しむための大きなLDK、寝室とリビングを一体にしたホテルライクなワンルームなど、日常の住まいでは選びにくい大胆な間取りでゆったりと過ごせます。
遊び心のあるスペースを
別荘では、日常の役割や時間から少し離れられるように、遊び心を取り入れるのもおすすめです。
朝の光の中でヨガをしたり、オーディールームで音楽に没頭したり、家族でゲームを楽しんだり。普段とは違う過ごし方を受け止めるスペースがあると、別荘は自分の感覚を取り戻せる場所になります。
家族やゲストが集まれる場所をつくる
別荘では、家族や友人と食卓を囲んだり、語り合ったりと、普段よりも長い時間を一緒に過ごすことがあります。そこで、大人数で囲めるダイニングや、暖炉の炎を眺めながらくつろげるラウンジなど、自然と人が集まる場所を設けておきましょう。
誰かが料理をし、誰かがソファでくつろぎ、その気配を感じながら思い思いに過ごす。そんな穏やかで心地よい時間が生まれるはずです。
CRAFT設計:鹿討コメント
別荘の設計では、「日常の効率」だけを追うのではなく、訪れたときに気持ちが切り替わるような、非日常を感じられる空間づくりを大切にしています。「くつろぐ」「眺める」「集う」など、その場所でどのような時間を過ごしたいかを丁寧に考え、空間の中心に据えていきます。
また、窓から見える景色や光、風、季節の移ろいもインテリアの一部と捉え、建物の中だけで完結させないこともポイントです。自宅では選びにくい素材や色に挑戦できるのも、別荘ならではの魅力。少し大胆なデザインを取り入れる場合も、素材感や全体の調和を意識することで、長く心地よく過ごせる空間になります。
一方で、使用しない期間があることを踏まえた機能性も欠かせません。湿度管理やエアコンの遠隔操作、スイッチの使いやすさ、掃除のしやすさなどにも配慮し、久しぶりに訪れたときにも、気持ちよく滞在を始められる空間を目指します。
リノベーションで理想の別荘のインテリアする方法もおすすめ
「中古の別荘を購入したものの、内装が好みに合わない」「長く所有している別荘が、今の過ごし方に合わなくなった」という場合は、リノベーションがおすすめです。
間取りや内装・窓・素材・設備まで見直すことで、建物が持つ魅力を活かしながら、自分らしい別荘へ一新できます。
別荘をリノベーションしたお客様の声
逗子・披露山の別荘を購入されたTさまご夫妻。立地や広さ・建物そのものには魅力を感じたものの、既存のデザインは好みとは異なっていたため、リノベーションを選択したそうです。
この物件はデザインは好みではなかったけど、立地と広さは申し分なく、建物自体がしっかりしていた。「リノベーションしたら絶対によくなる」と思って購入を決めました。
自宅は賃貸マンションなので、自分たちの好きな間取りやデザインにはできない。せめて別荘は、自分の好きなように変えたかったんです。ホテルのような非日常的な空間にしたいと思っていました。それで、和モダンホテルのような「大谷石」を使うことをリクエスト。
完成後は、毎週のようにたくさんのゲストが遊びに来ています。そのまま泊まってもらって、みんなでお酒を飲んだり、ビリヤードをしたり。この別荘がコミュニティスペースのようになればいいな、と思っています。
(Tさま)
青山ショールームで「別荘のリノベーション・新築」を相談
別荘のリノベーションや新築をお考えの方は、CRAFTの青山ショールームで、光の設計や素材の手触り、空間の余白を実際に感じながらイメージを膨らませてみませんか。
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